いつもの様に車に乗り、お祖父ちゃんの家に着くと
家の回りには報道関係の人達やご近所の人が
僕達の到着を待っていた
パパに抱かれて車を降りた僕達に大きな歓声が聞こえる
皆の歓迎に応えて取って置きの皇子様スマイルで
軽く手を振りながらいつもの様に愛想を振りまく僕♪
誰に教えて貰ったんだ?
と言いたげに僕を見るパパ
スマイルが大事だよ☆
とパパにこっそり耳打ちする♪
僕の人気に負けじと笑顔を振りまくパパに
黄色い歓声が上がっている
思わずママの目と耳に蓋をする孝行息子の僕♪(笑)
ママ達が結婚してからは幾度となくこの家に
宮の車が止まる事があったから
ご近所の人達も随分慣れているのだけれど、
今日は皆が想像していた以上に大きなお腹のママを見て
経過は順調ですかと口々に心配してくれる
いつもの様にサービス精神旺盛なママが
順調ですよ♪♪
と言いながら誇らしげに見せるお腹に
おばさん達の質問が延々と続いた
順調なのは認めるけれど、なんと言っても2人分だから
立っているだけでも体の負担が半端じゃない
傍にいるパパも心配になったのか
疲れるといけないからと丁寧に挨拶して
お祖父ちゃん達が待っているお家の中に入った
いつもながら賑やかなママの家族と親戚が
表の喧騒に輪をかけた様な賑やかさで
僕達を迎えてくれた
去年の夏に来た時はパパに抱っこして貰っていた僕だけれど
今日はちゃんと自分の足で歩いてきたからね♪
玄関ではちゃんと靴を脱いだよ
僕はパパとは違うんだ☆
出迎えてくれたママの従兄弟のミナちゃんが
僕のお手伝いをしてくれた
もう一人で歩けるのね?
当たり前でしょ?
僕もうすぐお兄ちゃんになるんだもの☆
じゃあ、一緒に奥で遊ぼうか♪
と僕の手引いて居間まで連れて行ってくれた
子供は僕とミナちゃんとミナちゃんのお兄ちゃんの3人だけ、
それからママのお腹の二人!
大人達がお互いに挨拶している間に
僕達はチェジュン叔父ちゃんの部屋で遊ぶ事にした
始めは僕の為にお祖父ちゃんが用意してくれた
玩具で遊んでくれたのだけれど、
ミナちゃんのお兄ちゃんがテレビゲームをしようと言いだした
テレビゲーム?
と言われても僕の家には無いからどんな物が判らない
それに僕にはまだ難しいから見ているだけと言われて
結局3人で楽しそうに遊び始めた
なんだ詰まんないの。。
折角お兄ちゃん達と遊べると思ったのに!
お祖父ちゃんも今日は忙しくて遊んでくれないし。。
楽しみにしてたのにな。。
僕の家なら絶対にこんな事は無いんだ!
いつも誰かが僕の相手をして退屈しない様に気を使ってくれる
でもママの家では皆が自由に過ごしているから
誰も僕の機嫌を取る様な事はしないんだ
きっとこれが普通の家族なんだろうな!
でも案外これって面白いんじゃない♪♪
誰にも干渉されずに気ままに動けるのだから♪
皆忙しくて僕が何をしていても気にならないだろうしね
それでは今日の僕の公務(笑)
お祖父ちゃん家の探検に出発だ♪
まずはパパ達のところに行ってみよう
居間に入ってみると狭い所に大きな男の人達が
肩を寄せる様にお膳を囲んで座っている
ママ達が結婚仕立ての頃は
ぎこちない舅と婿だったと聞いていたけれど
目の前の様子からは全然想像出来ないよ!
ずっと昔からの親子の様に和やかで
しっかりママの家族に溶け込んでいるパパ
お互いの杯に注いだり注がれたりしながら
楽しそうにお酒を飲んだり料理をつまんでいる
いいのかな?
今からそんなに飲んで。。。
あまり強くないのだから程ほどにした方がいいと思うけど?
でもママが来るまでは少し位羽目を外してもいいよね!
きっと楽しいお酒なんだね
ちらっとママの悪口が聞こえて来た様な気がするのは
きっと空耳だよね(笑)
パパもお祖父ちゃんも恐妻家だもんね●~*
じゃあ次はママの様子を見に行こう♪
賑やかな話し声が聞こえる台所に行ってみると
ママを含めた女性陣が楽しそうにお喋りをしながら
沢山のお料理を作っていた
今日だけはお祖父ちゃんは家長の役があるから
お料理担当はお祖母ちゃんの様だね
家では滅多に見る事がないお料理を作る光景に
お腹と目が釘付けになる僕(笑)
美味しそうだな♪
大きなお腹のママは邪魔だと言われてイスに座り
暫しぶりに会ったお祖母ちゃんと
楽しそうにお話ししている
時々おかずの味見をしながら大きな口を開けて
楽しそうに笑うママの顔は
いつも僕が見るママの顔とは少し違った印象だ
とてもリラックスしてお祖母ちゃんに甘えている様な感じ?
パパに甘える様なピンク色な空気じゃなくて、
僕がママに甘える様な感じかな?
ママもお祖母ちゃんが大好きで心から頼りにしているんだね
なんだか僕のママじゃないみたい。。。寂。
でも暫くの間はママをお祖母ちゃんの娘に戻してあげよう☆
ちょっぴりセンチになっている僕の耳に、
時々聞こえるパパの名前やお祖父ちゃんの悪口?(笑)
それとラブラブ夫婦の惚気話し。。。
聞いている僕の方が恥ずかしくなるよ。。。汗
ま、いつもの様子を知っている僕にとっては
ほんの序の口の事だけれど
興味シンシンで聞いている親戚の叔母さん達が
目を丸くして盛り上がっているのが面白い♪♪
女の人ってこんな話が好きなんだね
尚宮ヌナ達もよくママ達のラブラブを覗いては
キャーキャー騒いでいるもの☆
大きな声で笑ったかと思えば、
涙をぼろぼろ零しながら一緒に泣き
怒っているかと思えば肩を抱き合って喜び合う
ほんとに忙しいそうだね♪
宮では声を出して笑っちゃいけないんだもの
今の間にしっかりストレス発散しておいて♪
一人であちこち偵察中の僕に気が付いた
チェジュン叔父ちゃんが公園に行ってみるかと誘ってくれた
きっと暇そうに見えたのだろうけど
家では見られない家族の様子を見ることが出来て
結構楽しかったよ♪
でも公園☆と言う響きにちょっとトキメキを感じる僕
公園☆ってまだ行った事が無いんだ
行ってみたいのは山々だけど本当に行ってもいいのかな?
警備とかそういう事。。
これでも一応皇位継承順位第2位だから
独断で出掛けられない事は判っているんだ
僕の行動は全て僕の保護者のパパに聞かなくちゃならない
何かあって困るのはきっと叔父ちゃんだと思うから
なんて考えていると
僕が行くよ!
と叔父ちゃんにパパが言ってくれたんだ
わ~い!公園に行ける♪♪
憧れの公園☆
きっとブランコやすべり台やお友達も沢山いるのかな?
期待に胸が躍る僕☆
これっていわゆる公園デビューってヤツ?(笑)
勿論、翊衛士のおじさん達も一緒だよ☆
家の回りには報道関係の人達やご近所の人が
僕達の到着を待っていた
パパに抱かれて車を降りた僕達に大きな歓声が聞こえる
皆の歓迎に応えて取って置きの皇子様スマイルで
軽く手を振りながらいつもの様に愛想を振りまく僕♪
誰に教えて貰ったんだ?
と言いたげに僕を見るパパ
スマイルが大事だよ☆
とパパにこっそり耳打ちする♪
僕の人気に負けじと笑顔を振りまくパパに
黄色い歓声が上がっている
思わずママの目と耳に蓋をする孝行息子の僕♪(笑)
ママ達が結婚してからは幾度となくこの家に
宮の車が止まる事があったから
ご近所の人達も随分慣れているのだけれど、
今日は皆が想像していた以上に大きなお腹のママを見て
経過は順調ですかと口々に心配してくれる
いつもの様にサービス精神旺盛なママが
順調ですよ♪♪
と言いながら誇らしげに見せるお腹に
おばさん達の質問が延々と続いた
順調なのは認めるけれど、なんと言っても2人分だから
立っているだけでも体の負担が半端じゃない
傍にいるパパも心配になったのか
疲れるといけないからと丁寧に挨拶して
お祖父ちゃん達が待っているお家の中に入った
いつもながら賑やかなママの家族と親戚が
表の喧騒に輪をかけた様な賑やかさで
僕達を迎えてくれた
去年の夏に来た時はパパに抱っこして貰っていた僕だけれど
今日はちゃんと自分の足で歩いてきたからね♪
玄関ではちゃんと靴を脱いだよ
僕はパパとは違うんだ☆
出迎えてくれたママの従兄弟のミナちゃんが
僕のお手伝いをしてくれた
もう一人で歩けるのね?
当たり前でしょ?
僕もうすぐお兄ちゃんになるんだもの☆
じゃあ、一緒に奥で遊ぼうか♪
と僕の手引いて居間まで連れて行ってくれた
子供は僕とミナちゃんとミナちゃんのお兄ちゃんの3人だけ、
それからママのお腹の二人!
大人達がお互いに挨拶している間に
僕達はチェジュン叔父ちゃんの部屋で遊ぶ事にした
始めは僕の為にお祖父ちゃんが用意してくれた
玩具で遊んでくれたのだけれど、
ミナちゃんのお兄ちゃんがテレビゲームをしようと言いだした
テレビゲーム?
と言われても僕の家には無いからどんな物が判らない
それに僕にはまだ難しいから見ているだけと言われて
結局3人で楽しそうに遊び始めた
なんだ詰まんないの。。
折角お兄ちゃん達と遊べると思ったのに!
お祖父ちゃんも今日は忙しくて遊んでくれないし。。
楽しみにしてたのにな。。
僕の家なら絶対にこんな事は無いんだ!
いつも誰かが僕の相手をして退屈しない様に気を使ってくれる
でもママの家では皆が自由に過ごしているから
誰も僕の機嫌を取る様な事はしないんだ
きっとこれが普通の家族なんだろうな!
でも案外これって面白いんじゃない♪♪
誰にも干渉されずに気ままに動けるのだから♪
皆忙しくて僕が何をしていても気にならないだろうしね
それでは今日の僕の公務(笑)
お祖父ちゃん家の探検に出発だ♪
まずはパパ達のところに行ってみよう
居間に入ってみると狭い所に大きな男の人達が
肩を寄せる様にお膳を囲んで座っている
ママ達が結婚仕立ての頃は
ぎこちない舅と婿だったと聞いていたけれど
目の前の様子からは全然想像出来ないよ!
ずっと昔からの親子の様に和やかで
しっかりママの家族に溶け込んでいるパパ
お互いの杯に注いだり注がれたりしながら
楽しそうにお酒を飲んだり料理をつまんでいる
いいのかな?
今からそんなに飲んで。。。
あまり強くないのだから程ほどにした方がいいと思うけど?
でもママが来るまでは少し位羽目を外してもいいよね!
きっと楽しいお酒なんだね
ちらっとママの悪口が聞こえて来た様な気がするのは
きっと空耳だよね(笑)
パパもお祖父ちゃんも恐妻家だもんね●~*
じゃあ次はママの様子を見に行こう♪
賑やかな話し声が聞こえる台所に行ってみると
ママを含めた女性陣が楽しそうにお喋りをしながら
沢山のお料理を作っていた
今日だけはお祖父ちゃんは家長の役があるから
お料理担当はお祖母ちゃんの様だね
家では滅多に見る事がないお料理を作る光景に
お腹と目が釘付けになる僕(笑)
美味しそうだな♪
大きなお腹のママは邪魔だと言われてイスに座り
暫しぶりに会ったお祖母ちゃんと
楽しそうにお話ししている
時々おかずの味見をしながら大きな口を開けて
楽しそうに笑うママの顔は
いつも僕が見るママの顔とは少し違った印象だ
とてもリラックスしてお祖母ちゃんに甘えている様な感じ?
パパに甘える様なピンク色な空気じゃなくて、
僕がママに甘える様な感じかな?
ママもお祖母ちゃんが大好きで心から頼りにしているんだね
なんだか僕のママじゃないみたい。。。寂。
でも暫くの間はママをお祖母ちゃんの娘に戻してあげよう☆
ちょっぴりセンチになっている僕の耳に、
時々聞こえるパパの名前やお祖父ちゃんの悪口?(笑)
それとラブラブ夫婦の惚気話し。。。
聞いている僕の方が恥ずかしくなるよ。。。汗
ま、いつもの様子を知っている僕にとっては
ほんの序の口の事だけれど
興味シンシンで聞いている親戚の叔母さん達が
目を丸くして盛り上がっているのが面白い♪♪
女の人ってこんな話が好きなんだね
尚宮ヌナ達もよくママ達のラブラブを覗いては
キャーキャー騒いでいるもの☆
大きな声で笑ったかと思えば、
涙をぼろぼろ零しながら一緒に泣き
怒っているかと思えば肩を抱き合って喜び合う
ほんとに忙しいそうだね♪
宮では声を出して笑っちゃいけないんだもの
今の間にしっかりストレス発散しておいて♪
一人であちこち偵察中の僕に気が付いた
チェジュン叔父ちゃんが公園に行ってみるかと誘ってくれた
きっと暇そうに見えたのだろうけど
家では見られない家族の様子を見ることが出来て
結構楽しかったよ♪
でも公園☆と言う響きにちょっとトキメキを感じる僕
公園☆ってまだ行った事が無いんだ
行ってみたいのは山々だけど本当に行ってもいいのかな?
警備とかそういう事。。
これでも一応皇位継承順位第2位だから
独断で出掛けられない事は判っているんだ
僕の行動は全て僕の保護者のパパに聞かなくちゃならない
何かあって困るのはきっと叔父ちゃんだと思うから
なんて考えていると
僕が行くよ!
と叔父ちゃんにパパが言ってくれたんだ
わ~い!公園に行ける♪♪
憧れの公園☆
きっとブランコやすべり台やお友達も沢山いるのかな?
期待に胸が躍る僕☆
これっていわゆる公園デビューってヤツ?(笑)
勿論、翊衛士のおじさん達も一緒だよ☆