多摩川 健・・リタイアシニアのつれずれ・・時代小説

最近は元禄時代「寺子屋師匠 菊池三之丞 事件控え」全30話書いてます。週2-3回更新で順次 公開予定。

マレーシアの不動産動向・・・・石原氏の意見

2013年01月30日 10時36分17秒 | 世界遺産ペナン ロングステイ日記

    今日は トロピカル リゾート社 石原氏のメルガマからの 意見を紹介します

 

 

 上の花火は1月19日の よさこい祭りのもの

 

下は先週27日のヒンズーのタイプーサム祭りの 前夜のもの

  

 

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    ☆  特別寄稿:2013年マレーシア不動産市場見通し ☆
    ☆                石原彰太郎   ☆

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【2012年総括】

2012年マレーシア経済は予想以上に堅調に推移しました。4.5%程度と予想されていた
経済成長率は予想を上回る5%強を達成した模様です。理由としては、
①ETP(経済転換計画)の大型プロジェクト(クアラルンプールのMRT(大規模電車網)、
KL国際金融特別区(TRX)等)の始動により公共投資が伸びた。
②順調な所得の伸びに支えら国内消費が旺盛だった事が上げられます。

 ジョホール州のイスカンダール地区も国内外の投資が活発化し、2006年からの累計で
総投資額が1,000億リンギ(約3兆円)に達したと報じています。特にシンガポールから
の投資が本格化しており、ジョホールがシンガポール人の通勤圏、商業地域、工場の移転
先、子供の教育の場として益々認知される様になっております。
 現在のマレーシアは政治も安定し経済政策も効を奏して、所得倍増計画もほぼ予定通り
推移しています。2020年の先進国家入りに向けて軌道に乗っていると言えると思います。

 2012年は堅調な経済に支えられマレーシア不動産も堅調に推移しました。但し2012年
に入り中央銀行が住宅ローン融資をかなり引き締めた為、投機的な取引がかなり制限され
る様になりました。それに伴い高額コンドミニウム市場に一服感が出ています。欧州金融
不安が長引く中で、マレーシアの外国人駐在員数も頭打ちで、賃貸市場も伸び悩んでい
ます。新規開発物件と中古物件を比べると新規物件がかなり割高となっており、中古物件
に割安感が出ています。現地人の実需に基いた戸建て住宅は引き続き好調な販売となり、
価格も引き続き上昇を続けています。

【2013年の見通し】

 健全な経済のファンダメンタルを背景に、2013年もマレーシア経済は堅調に推移すると
思います。内需と公共投資が牽引し、潤沢な資金を持つ企業の投資も活発化していくと思
います。通年で5-6%の経済成長率になるのではと思います。
 不動産市場に関しては、2012年同様に全体的にはほぼ横ばいに推移すると予想されます。
高級コンドミニウムは全体的に横ばいで選択的に上昇、戸建ては堅調に推移すると思われ
ます。2013年は全国的に物件供給数も多く、地域または物件内容によっては供給過剰にな
ると思われます。2013年は買い手市場で、良く選別すべき年と考えます。各都市別にコメ
ントします。

[クアラルンプール]

大型プロジェクトの目玉であるMRTとLRT(軽量電車網)が不動産市場の与える影響は大き
く、弊社は引き続きMRT及びLRT関連でメリットを受ける物件を推薦したいと思います。
Mont Kiaraは供給過剰となっており、賃貸で苦労する物件が増えています。KLCC周辺も
物件供給が増えており、供給過剰感が出初めています。むしろやや郊外で新設電車網の
関係でメリットを受ける物件に投資価値があると思います。

[ジョホール]

今年はジョホールが大変有望と弊社は考えております。イスカンダール プロジェクト
が軌道に乗り、シンガポールとジョホールの一体化が更に進んで行くと思います。
但しジョホールでも物件供給数が大変増えており、立地や物件の選別が重要です。一部
ジョホール人気に乗じてかなり法外な値段で売り出している開発業者もあります。

[ペナン]

KLとジョホールに押されてやや陰の薄いペナンですが、実は2013年はペナンに取り大変
重要な年です。年前半にはペナン国際空港の拡張工事も完成し、11月には24kmのペナン
第二大橋が開通予定で、ペナン島へのアクセスが大きく向上します。他にも多くの大型
プロジェクトが2013年に完成しペナンが大きく生まれ変ろうとしています。ペナンは特に
華僑コネクションでシンガポール、香港と縁が深く、不動産市場もシンガポールや香港の
様になりつつあります。事実、マレーシアで外国人の投資比率が一番高いのがペナンです。
弊社はペナンの優良物件を本年は積極的に推奨して行きたいと思います。

〈特記事項〉
 マレーシア不動産投資に関心を寄せる日本人が急増している事もあり、新規参入の日本
企業も目だって来ております。但し現地の事情を良く理解せず、ただ販売を目的に煽り立
てる様な広告を打っている企業も目立ち、現地事情を良く知る弊社としては大変心配して
おります。
そんな中で、弊社は今年は現地の正しい情報を積極的に出して参ります。クアラルンプー
ル、ジョホール、ペナンの各都市ごとの詳細セミナーを日本で開催し、マレーシア不動産
専門の現地サイトも立ち上げて参ります。ご期待下さい!

Cosmos Plan Sdn. Bhd.
Tropical Resort Lifestyle (MM2H) Sdn. Bhd.
社長 石原 彰太郎

ウェブサイト:http://www.tpcl.jp 
ブログ:http://cosmosplanmalaysia.blogspot.com/

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