9月30日に開催されました「第9支部・第10支部 マイナンバー合同研修会」のレポートが届きましたのでご紹介いたします。
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日時 平成27年9月30日(水) 18:15~20:00
出席者 第9支部:16名、一般/未加入:8名、計24名
第10支部:16名、一般/未加入:6名、計22名 総計:46名+講師1名
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第9支部、第10支部ともに2回目になるマイナンバー対応研修会は、今回第9・10支部との共催で行いました。50名を超える参加申込者に、急きょ外部から椅子の運びこみが必要になったほどです。いよいよ10月から個人と法人の番号が配布されることもあり、さすがに関心を持って臨まれた方が多かったのだと思われます。
講師の玉川税務署の木村審理担当上席の説明は、前回に比べてかなり具体的な内容でした。支払調書や、源泉徴収票にどのように記載するのか、など具体的な書き方やどのタイミングで書き込むかなど詳しい資料に基づく説明が行われました。マイナンバーと本人確認についての留意点の説明もありました。合わせて、マイナンバーの管理担当責任者や書類の保管方法などのルール作りも、それぞれの会社において考えなくてはなりません。
一通りの説明が終わると、質疑応答の場面では、次々と手が上がりました。
従業員がマイナンバーを書く事を拒否した時には、会社としては強制することはできないことから、署からマイナンバーの記載がないと問われた場合、その旨を伝えることで対応いただけるということでした。
また、金融機関の借り入れなどで使用する源泉徴収票をコピーする時の記載方法など、答えはまだ確定したものではなく、個別の事例では検討すべきものもあるという印象でした。最後には、これを一方的な研修ではなく参加者の意見もフィードバックして欲しいとの声もいただきました。もちろん皆さんのご意見などは署に持ち帰り、たまでんBOARDなどでのお知らせや公式ホームページ等で、必ず回答をさしあげますと木村上席からの約束で、研修会を終えました。
大鎌副会長の閉会挨拶では、本日の研修会に3割強の未加入の方がおられると報告もありました。ぜひ一人でも多くの皆様に玉川法人会に入会いただき、税についてのさまざまな知識を習得していただくことが大切だと感じました。またこれからも、このような研修会を企画してまいります。
(第9支部 広報部員 松山ひとし)