今回のブログは同好会活動について。
3月26日に開催されたワイン同好会の例会について
羽田葉子さんからのご報告です。
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春の光は、いつしか桜色を湛えています。3月26日、東京の桜開花宣言の翌日に25回目のワイン同好会が青柚子二子玉川店で開催(参加者26名)されました。テーマは「和食とワインのマリアージュ」、講師は第6支部の株式会社にっぱんのマネージャー、荒木秀晴ソムリエにお願いしました。和食といえば、昨年の12月、無形文化遺産への登録が決まり、六本木ヒルズクラブでは、外務省のキーパーソンを招き日本の文化外交戦略として、“和食から日本文化を発信する”というセミナーまで開いていました。
さて、会は佐藤幹事の司会、大原代表の挨拶でスタートしました。今回は和食というタイムリーなテーマで、セレクションをすべて荒木さんにお任せしており、どういうワインとお料理が出てくるか期待でワクワク。荒木さんのご説明によると、ワインと料理を合わせるヒントは、素材とワインの色の組み合わせがまずポイント。白い素材には白ワイン、赤い素材には赤ワイン、ピンク色にはロゼワイン。魚もすべてが白でなくて、まぐろやかつおなど赤身には赤ワインがいいのではと。分りやすくてためになる解説はさすが、ドリンクのエキスパートです。
まず、イタリアのグランレアレ ブリュット スプマンテで猿渡幹事の乾杯の音頭でカンパイ!シャルドネ、ガルガーネガ種のぶどうで造られた、洗練された味わい。お料理は京野菜の三種前菜。一瞬、ふっと京都の町屋のフレンチにいるような気分で盛り上がりました。
次は、サントリーの甲州ワイン、サントリージャパンプレミアム。あっさりしたワインにはぷりぷり新鮮な白身魚のお造り2種が登場。“煎り酒”という日本酒とかつお、梅で煮詰めた江戸時代の調味料をつけて頂きました。続いて、アッと大海老の柚子蒸しがで出てきました。これは桜ソースつけて。いずれも、何ともお洒落な食べ方ですね。
そして、3番目のワインは、勝沼の甲州、辛口樽醸成、蒼龍葡萄酒です。西京漬けにした、筍とグリーンアスパラガスの天ぷら。“人間は脳で食べている”という本がありますが、幸せなお料理とワインの組み合わせに、みなさんルンルンの笑み。
その次は、シャトーメルシャン 山梨ベリーA。日本を代表する赤ワインのぶどうの品種のワインには、鰆の照り焼き。飲みたいワインを料理の隠し味に使うのも、ワインとの相性が引き立つようです。この後には、彩りトマトの吸い酢ジュレ、ハマグリとスナップエンドウのお椀。桜ご飯は桜の葉に包んであり、もう春満喫。後は旬の果実のマチェドニアのデザートまでいずれも美味。今回の小畑料理長のお料理は、この会のためのスペシャルバージョンだそうです。当日参加されたお寿司屋経営の会員さんは、充実した荒木さんの手作りの資料をワインの買い付けの参考にしたいとか。まさに法人会ならではのワインの会です。
自分のことで恐縮ですが、私は1997年に渡米した時に、たまたま裏千家のお茶名を頂いたばかりで、そのおかげで学業の傍らフェニックス市とコラボで姉妹都市の姫路市がプレゼントしたお茶室を使い、お茶会したり同好会を運営する機会がありました。結果的に、日米の姉妹都市の友好に協力し、大勢の市民に喜んで頂くことができました。ただ、お茶道具の竹製品が乾燥でパリパリひびが入る気候の中、私はその対極にあるウエットで美しい四季のある日本の気候風土、その中で育まれた日本の文化の良さを改めて感じることができました。今、オリンピックを前にして、私たちは自国の文化について自分なりの発信力を考える良い機会ではないかと思います。
今回の企画のように、和食は四季折々の食材が使われ、私たちの五感を楽しませてくれます。美味しいワインとお料理で、私たちは存分に“和”を楽しみ気分は春爛漫。
春のうららの隅田川、、、、、♪青柚子さんのご協力には感謝申し上げます。心から「ごちそうさん」。
みなさまのご参加、ありがとうございました。
第3支部 羽田葉子
3月26日に開催されたワイン同好会の例会について
羽田葉子さんからのご報告です。
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春の光は、いつしか桜色を湛えています。3月26日、東京の桜開花宣言の翌日に25回目のワイン同好会が青柚子二子玉川店で開催(参加者26名)されました。テーマは「和食とワインのマリアージュ」、講師は第6支部の株式会社にっぱんのマネージャー、荒木秀晴ソムリエにお願いしました。和食といえば、昨年の12月、無形文化遺産への登録が決まり、六本木ヒルズクラブでは、外務省のキーパーソンを招き日本の文化外交戦略として、“和食から日本文化を発信する”というセミナーまで開いていました。
さて、会は佐藤幹事の司会、大原代表の挨拶でスタートしました。今回は和食というタイムリーなテーマで、セレクションをすべて荒木さんにお任せしており、どういうワインとお料理が出てくるか期待でワクワク。荒木さんのご説明によると、ワインと料理を合わせるヒントは、素材とワインの色の組み合わせがまずポイント。白い素材には白ワイン、赤い素材には赤ワイン、ピンク色にはロゼワイン。魚もすべてが白でなくて、まぐろやかつおなど赤身には赤ワインがいいのではと。分りやすくてためになる解説はさすが、ドリンクのエキスパートです。
まず、イタリアのグランレアレ ブリュット スプマンテで猿渡幹事の乾杯の音頭でカンパイ!シャルドネ、ガルガーネガ種のぶどうで造られた、洗練された味わい。お料理は京野菜の三種前菜。一瞬、ふっと京都の町屋のフレンチにいるような気分で盛り上がりました。
次は、サントリーの甲州ワイン、サントリージャパンプレミアム。あっさりしたワインにはぷりぷり新鮮な白身魚のお造り2種が登場。“煎り酒”という日本酒とかつお、梅で煮詰めた江戸時代の調味料をつけて頂きました。続いて、アッと大海老の柚子蒸しがで出てきました。これは桜ソースつけて。いずれも、何ともお洒落な食べ方ですね。
そして、3番目のワインは、勝沼の甲州、辛口樽醸成、蒼龍葡萄酒です。西京漬けにした、筍とグリーンアスパラガスの天ぷら。“人間は脳で食べている”という本がありますが、幸せなお料理とワインの組み合わせに、みなさんルンルンの笑み。
その次は、シャトーメルシャン 山梨ベリーA。日本を代表する赤ワインのぶどうの品種のワインには、鰆の照り焼き。飲みたいワインを料理の隠し味に使うのも、ワインとの相性が引き立つようです。この後には、彩りトマトの吸い酢ジュレ、ハマグリとスナップエンドウのお椀。桜ご飯は桜の葉に包んであり、もう春満喫。後は旬の果実のマチェドニアのデザートまでいずれも美味。今回の小畑料理長のお料理は、この会のためのスペシャルバージョンだそうです。当日参加されたお寿司屋経営の会員さんは、充実した荒木さんの手作りの資料をワインの買い付けの参考にしたいとか。まさに法人会ならではのワインの会です。
自分のことで恐縮ですが、私は1997年に渡米した時に、たまたま裏千家のお茶名を頂いたばかりで、そのおかげで学業の傍らフェニックス市とコラボで姉妹都市の姫路市がプレゼントしたお茶室を使い、お茶会したり同好会を運営する機会がありました。結果的に、日米の姉妹都市の友好に協力し、大勢の市民に喜んで頂くことができました。ただ、お茶道具の竹製品が乾燥でパリパリひびが入る気候の中、私はその対極にあるウエットで美しい四季のある日本の気候風土、その中で育まれた日本の文化の良さを改めて感じることができました。今、オリンピックを前にして、私たちは自国の文化について自分なりの発信力を考える良い機会ではないかと思います。
今回の企画のように、和食は四季折々の食材が使われ、私たちの五感を楽しませてくれます。美味しいワインとお料理で、私たちは存分に“和”を楽しみ気分は春爛漫。
春のうららの隅田川、、、、、♪青柚子さんのご協力には感謝申し上げます。心から「ごちそうさん」。
みなさまのご参加、ありがとうございました。
第3支部 羽田葉子