今回のブログは、2月19日に開催された 第3支部 女性部会・青年部会 合同研修会について。
羽田葉子さんからのご報告です。
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最近、色んなメディアで耳にしているNISAですが、どういった制度なのでしょうか。
メリットは?
デメリットとは?
そこで第3支部は、2月19日に「NISA(小額投資非課税制度)の上手な利用方法と注意点」というテーマで、講師に野村證券株式会社自由が丘支店の吉田課長をお招きして女性部会・青年部会合同の研修会を開きました。
NISAとは簡単に言うと、2014年1月から株式や投資信託などの配当や売却益に対する税率が10%から20%に引き上げられるのに合わせて、NISA口座で購入した上場株式等の売買益及び、配当金など一定の条件を満たしたものについては非課税になる制度。国民の貯蓄を国策として投資して欲しいという願いから生まれたのがNISAです。
今、金融界はNISAで盛り上がっています。
まず賢い使い方とはどういうものか。結論から言えば、「中長期的」に「グローバルな投資対象」に、「積立投資の仕組みを利用」して投資をすることが、非課税のメリットを追求でき賢い選択になるようです。
仮に、順調に株価が上がって5年目になれば、一度売って、また新しい“非課税枠”で買い直せば再び5年間は非課税の状態になるのがメリットのようです(10年間は毎年100万円分の非課税枠が増える)。
逆に注意すべき点は、短期でくりかえし売買をすると、あっという間に非課税枠を使い切ってしまうので、ここは気をつけるべき点だそうです。というのも、NISA制度は資産の売却後に非課税枠の再利用することができない仕組みとなっているからだそうです。
また、NISA口座での損失は、特定口座や一般口座で保有する上場株式やファンドの売却益や配当金、分配金との損益通算や繰越控除はできないという点も気をつけましょう。
後の細かい注意事項は個別に専門家に聞く必要があると思いますが、NISA口座を作る際は、通常の証券口座がないとNISAの口座は作れないし、住民票が必要のようです。実際にNISAを使う時には、お勧めのように配当金が高く知名度のある大型株を買って、「負けない」投資をしたいものです。
くれぐれも株はown riskということを忘れないようにしましょうネ。
今はソチオリンピックの真っ只中ですが、日々力をつけてきた選手たちのゴールを目指す姿は、心を打たれます。私たちも毎日能力を磨くことを意識して、ちょっぴり難しいお勉強の後は、イタリアンレストランの「ロアジ」で美味しいお食事を楽しみながら和やかなひと時を過ごしました。新人の会員さんや、松浦研修委員長のご出席もありがとうございました。
私は珍しくジャンケンで勝残り、ロアジさんからワイン(やっぱりワインにはご縁があるかも)を頂きましたが、エビの高進さんからも日本酒の八海山などプレゼントがあり、楽しい研修会は無事に終わりました。みなさまのご参加ありがとうございました。