住宅ラッシュ
209号
07-04-23
我が家のお隣の広大な土地に住宅が建設中です。
288戸建つそうです。
私達がここに移り住んだ頃は、馬が放牧されてました。
子供達が、馬にニンジンをやったりしてました。
草は生え放題ですが、ススキ、ウイキョウなど、私は季節ごとに生花に使って
楽しんでました。
猫達のジャングル、遊び場にもなってました。
9年ほど前から開発の為にブルドーザーが入って土地を掘り返してましたが、
なかなかうまくいってないようでした。
最初の会社が潰れて、買ったところも長く続かず、きっとマオリの祟りだろう、
とか近所の人と話してました。
この土地は、マオリの集落のあった山の麓にあって、元々は川だったのです。
我が家の庭先にカヌーを停めて、ここから山に登って行ったそうです。
やっと去年の初めの本格的な開発が始まりました。
288戸の住宅は、terrace houseで、2階か3階建ての住宅が4戸から
8戸くっつています。
駐車場込みで七十万ドルから売りに出てます。
一般には1ミリオンは最低するので、新築でこのお値段はかなり安いです。
小さいものは2ベッドルーム、その他は3ベッドルームの家のようです。
これらは、民間会社は政府と提携しているKiwibuildの住宅です。
Kiwibuildは、2018年から政府が住宅難を解消するために始まりました。
一般の価格よりかなり安く売り出されてます。
これからのオークランドの住宅は、terrace houseが主流になり、庭付き一戸
建てに住むのは贅沢になりそうです。
これらの新築住宅を買うためには色々な条件があります。
*ニュージーランド市民か永住権があること
*生活保護を受けていないこと
*家族で二十万ドル以下の年収
*ホームオーナーに初めてなる人、少なくとも3年は自分で住み、賃貸や
売却してはならない
*Kiwibuildの家のローンを組む時に、Kiwi Saver(日本の厚生年金)から
一万ドル支給される
我が家とお隣の開発との間にしっかりとしたRetaining wallが建築中です。
直径40cmくらいある杭が1m間隔に打ち込まれる時は、地震かと思う
くらい地響きがしてました。
うちの真横は元々一番低い(川だった)ので、盛り土をして4軒建ちます。
これが完成すれば、交通量も増えるとので、このコンプレックスのゲート
の正面、Roundaboutを建設中です。
そのため、我が家の真横を含めて4個の臨時の信号機が設置されてます。
2月から始まったのですが、いまだに終わってません。
一箇所ずつ青になる信号機なので、出て行くのに運が悪いと5分くらい
待たねばならず、非常に鬱陶しいです。
だいぶ慣れましたが、時には日曜もトンカチとうるさいです。
明日からイースターの連休ですので、工事の方もお休みして静かに過ごせると
いいな、と思ってます。
Happy Easter !
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます