TANATEC

旅行と鉄道写真を掲載しています。
鉄分と血糖値が高めです。
心が癒されるような写真が撮れるように頑張ります。

五能線 2018雪 深浦から鰺ヶ沢、青森へ

2018年01月31日 | 日記
おはようございます。
五能線の撮影旅行3日目のご報告です。

起床後、JRアプリで列車の定時運行を確認しタクシーの迎車を依頼します。
行き先は『定番の撮影地』です。

-撮影地から深浦の街を観る(少し蒼い・・・何故?)-


前日に比べて雪が少なかったため撮影準備が捗りました。
ホワイドバランスが“白熱電球”だった事に気づかず準備完了、列車が来るのを待ちます。。。

突然! (定刻運行ですが)列車が現れて緊張感が走ります。
カメラに被せていたコンビニ袋を引き裂いて撮影開始です。


次の列車が来る前に場所を少し移動しました。
2両編成がフレームに入るか見切れるかが微妙な距離感でした。
ホワイドバランスの誤設定にも気づき修正しました。


反省点と課題は・・・
カメラに被せる袋は透明が良い。
指先だけを出せる手袋は本当に有効か?

深浦周辺での撮影はこれで終了です。

次の撮影地は鰺ヶ沢です。
深浦駅から鰺ヶ沢駅までキハ40の昭和感と沿線風景を堪能しました。
-深浦駅入線-


-海岸線の奇岩-


-越波注意-


-驫木駅-


-千畳敷の氷柱-


途中、北金ヶ沢駅でリゾートしらかみ号と列車交換がありました。
この駅は2面2線の対向式ホームですが跨線橋がなく、上りホームに行くために線路を横断します。
また、時刻表によると早朝に普通列車同士の列車交換が行われています。
次回はこの駅の昭和を探しに訪れたいと思います。


鰺ヶ沢駅で普通列車を下車しました。
急いでタクシーに乗車し撮影地に移動します。
現場への到着が早ければ『上り列車』の撮影に間に合うので真剣です。
-間に合いました-




上手い構図を見つけられないまま、次に来た下り列車を撮影しました。
-深浦から乗ってきた列車です-


反省点と課題は・・・
線路横の雪道とタイヤ跡を見ちゃいます
左右バランスが悪いのですが左手にコンビニがあって・・・!
海が荒れていないので迫力が不足しています。

リゾートしらかみ1号で弘前駅に移動します。




弘前駅で一旦下車して宿泊先に荷物を預け、後続の普通列車で青森駅に買い出しに行きました。
雪国の運転台なんて普段は見る機会が全くないのでかぶりつき状態です。
途中の大釈迦駅~鶴ヶ坂駅間は雪が多く列車運行の苦労が感じられます。


途中駅で運転席直後のドアが凍結で閉まらなくなりました。
運転士が巨大スクレッパーでドアと戸袋の間の雪氷を取り除いて発車しました。


若干の遅れで青森駅に到着です。
青森駅の跨線橋上の売店では列車の解体部品を販売しています。
本日は号車札と青い森鉄道のグッズを買いました。


AUGA地下の新鮮市場で青森産にんにくと乾物を購入します。
乾物のおすすめは“鮭とばイチロー”と“いかのみみ”です。




“ほたるいかの素干し”も美味です。


いずれも塩分が高と思われますのでご確認を・・・
買い物終了後、弘前の宿泊先に戻りました。

>>次は終点 林崎

五能線 2018雪 深浦

2018年01月30日 | 日記
毎度ありがとうございます。
五能線の撮影旅行2日目の続きです。

次の撮影地は深浦です。
陸奥鶴田駅からリゾートしらかみ2号で移動しました。


この列車は千畳敷駅に十数分停車するので降車して氷柱を見学できます。


まだまだ日本海の海岸美を見ていたいのですが、深浦駅で下車します。
列車交換のため上り・下りのリゾートしらかみ号が並びます。


ここから撮影地までは徒歩移動です。
駅内に設けられた観光案内所の有人ロッカーに余計な荷物を預けます。
ロッカーに利用時間に制約かありますが大変助かりました。

撮影地に向かう途中で“次回の撮影候補地”に寄って状況を確認します。
ひとつめの候補地は“深浦駅の俯瞰撮影”ができそうな場所です。


金網のフェンス越しの撮影になるので手持ちで撮るか三脚の設置に工夫が必要です。
海が荒れていたら、五能線の厳しさが伝わってきますかね?
夕陽や夜景の撮影が楽しめそうな場所です!?。
鰺ヶ沢~深浦間は運行本数が少ないので出来高確保に使えそうです。
高台にあるので風雪が強く早々に引き上げました。

2件目の候補地のコンセプトは“キハ40とそれを超える高い波”です。
昨年1月に当地を訪れた際、大荒れの海とテトラにブチ当たる高波を見て、驚き、感動、笑いをもらいました。
ここはその感情をカメラで表現できる場所と考えています。
しかし海が荒れていないためロケハンは不成立、次の撮影ポイントに移動しました。


次の撮影地は観光ポスターにも使われている『超定番の撮影地』です。
小生、昨年9月に当地に来ましたが、雑草が深く入場を断念した経緯があります。
今は草木も枯れ、地面が雪で覆われていたために到達できました。

現場は強い風雪が断続的に続いていました。
レンズに付着した雪の除去に苦労します。
それ以上に冷たさのために指先の感覚が失われて恐怖を感じます。
構図や露出、ピントも満足に決められないまま撮った1枚です。


列車通過後、すぐに撤収作業を開始しました。
一刻も早くその場を離れたく体が勝手に動きます。

次の撮影地に向かう途中、深浦駅で停車中の普通列車を撮影しました。
カメラバッグからわざわざ望遠を取り出し、圧縮効果で吹雪をしっかりと写しこみます。




次の撮影地は深浦駅から少し岩舘方面に行った所です。
初めて行く場所で Google Map(C)で見つけました。日本海を背にしたキハが撮影ができるハズです。
深浦駅~東能代駅間を運用する列車が撮影できるので撮れ高を増やせます。

結果は・・・


“日本海を背景に”の狙いはロケーション的に無理がありました。
高い脚立があればどうにか?・・・って感じですが、遠征組の小生には不可能です。
更に技術的にも課題が残りました。
(連写モードで)シャッターの切り始めが早過ぎてカメラのバッファを食い尽くし、列車の最接近の絵が撮れませんでした。
要修行です。

さて、まだ午後2時過ぎですが本日の撮影は終了です。
中井精也さん御用達(?)の食堂で遅い昼食をとり。。。


観光ホテルにチェックインしてビールと温泉で疲れを癒しました。
寝不足と寒さで大変くたびれました。

>>次も深浦です。深浦の次は鰺ヶ沢です。

五能線 2018雪 津軽平野編

2018年01月29日 | 日記
毎度ありがとうございます。
五能線の撮影旅行2日目のご報告です。

当日は、弘前駅6:23発の五能線・普通列車・鰺ヶ沢行きに乗車し陸奥鶴田を目指しました。
弘前駅に停車中のキハ40の雪化粧に目が釘付けになります。粉雪も写っていましたね!?


窓枠やドア周りに雪が付着します。
こいつらが悪さをしてドアが閉まらなくなり発車が遅れる事があります。


列車は途中駅で通勤/通学客を乗せてそこそこの乗車率(?)になりました。
運行本数の少ない路線にも関わらず大勢の利用者がいる事に感心します。

走行中の車窓からは列車の風圧で舞い上がる粉雪が見えます。
足元からはキハのエンジン音と振動が、そしてスノープラウが雪を押しのける音が伝わって来ます。
前日の19時から食事を摂っていませんがお腹いっぱいです(笑)。


列車は陸奥鶴田駅に定刻到着、行く手をふさぐ地元女子高校生のリュックをかき分けて降車します。
駅に併設された観光案内所の無料ロッカーに余計な荷物を預け、タクシーで最初の撮影地に向かいます。
10分で現着、930円を支払い帰りの迎車を予約して下車しました。

現場を列車目線で表現すると“水田に囲まれた 踏み切りのある緩い左曲線”です(?)。
ここで撮りたい写真は『吹雪きの大雪原の中、雪煙をまきあげて疾走するキハ40』です。
しかし、それを阻止すべく鉄道標識群と送電線鉄塔、津軽の地吹雪が邪魔を仕掛けてきます。


邪魔を克服できた思って撮影したキハ40がこちらです。


通り過ぎたキハ40の後部を撮影します。
列車によって巻き上げられた風で粉雪が舞いますが・・・!?


撮影した画像を確認し反省会を行います。
2枚目のバックショットは酷いです!!
列車のスピードに体がついて行けず、構図が決まらないうちにシャッターを切ったが間に合わなかった...です。

不十分な是正策をたてて次の列車を撮影しました。


是正後のバックショットです。


[成果]
プライスレスな十数秒間の緊張を得る事ができたこと。

[愚痴と反省]
スノープラウではじき飛ばさせる雪の量が足りなかった!
寒さと栄養不足による思考力低下で構図やシャッター速度/露出の設定が雑だった!
バックショットを撮るために数メートルの瞬間移動が必要だったが、体が動かなかった。
もっと焦点の長いレンズが欲しかった!

2本目の列車撮影後、予約したタクシーに迎えに来てもらい現場を後にしました。
滞在時間は約60分でした。

>>次は深浦、深浦です

五能線 2018雪 往路編

2018年01月28日 | 日記
「ご乗車ありがとうございます」
「この列車は_弘前駅5時39分発_五能線普通列車_鰺ヶ沢行きです」

・・・と、意味不明に書き出しましたが、大人の休日倶楽部パスを使用して五能線の撮影旅行に行きました。
今回は 飛行機・バス・レンタカーを使わない『鉄分100%』の濃いー旅です。
道中撮影した愚作を交えてご報告いたします。
よろしければお付き合いください。

出発は1/25(木)の夜でした。
仕事を定時で終え、東北新幹線・はやぶさ35号と奥羽線・普通列車を乗り継いで弘前まで走りました。
乗降客の消えた弘前駅に着いたのは日付が変わった24時30分過ぎです。


弘前駅を出ると軽い吹雪が吹く銀世界がありました。


あとは、駅前のビジネスホテルにチェックインし体力回復に努めるだけです。
・・・と思い通りに事は進まず、弘前駅前を除雪する作業車の音がうるさくて一睡もできない夜でした。