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インドは路上にそのゴミの吐き捨てが社会問題するなど噛みタバコが日本に比べてかなり流行っていますが、当然噛みタバコに由来する口腔系のガンも広がっています。
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2セントかみたばこ 子供むしばむ
インドのサフィク・シャイクさんが、機織り仕事の眠気覚ましにたばことスパイスを混ぜたものをかむようになったのは13歳のころだった。それから5年後、彼はムンバイのタタ記念病院で舌を切除することになった。口腔(こうくう)内に広がったがんの進行を止めるためである。
粒状で良い香りのするこのかみたばこはインドでは「グトゥカ」と呼ばれ、シャイクさんは害のない刺激物だと思っていた。やがて口内に乳白色のしこりができて徐々に大きくなったが、当初は気にも留めなかったという。彼の執刀医のパンカジ・チャトゥールベディ医師によれば、シャイクさんは今年になってインドでたばこに関連する悪性腫瘍(しゅよう)と診断された20万人のうちの一人である。
インドでは「グトゥカ・バロン」と呼ばれる企業家らが、400年の伝統があるキンマの葉で巻いたたばこに代わり、スパイスを混ぜたかみたばこを街角で2セント(約2円)で売り始めた。ハイデラバードにある国際調査機関データモニターのインド支社によれば、かみたばこの売り上げは2004年に2103億ルピー(約3900億円)で、このままのペースだと14年までに倍増する見通しだという。
アジア最大のがん治療センターであるタタ記念病院に勤務するチャトゥールベディ医師は、「伝統的な品物が産業化されたことにより、需要が急増した」と指摘。「8~10歳でグトゥカをかみ始め、10代のうちにがんを発症する子供をたくさん見てきた」と述べる。同医師のオフィスの外では、のどやあごに管を付けられた患者たちが順番待ちをしている。
2010年12月16日 SankeiBizより
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無煙タバコでも結局はタバコです。噛みタバコを使用する事により直接影響を受ける口腔系の組織がガン化してしまいます。
噛みタバコの危険性についてはこちらのサイトをご覧ください(写真は警告写真に使ってもいいくらい衝撃度が強いです)。
無煙たばこは口腔ガン発生の最大の引き金
喫煙を禁止しても、このような無煙タバコも徹底的に規制しないとタバコによる世界的殺戮は無くなりません。
それにしても、SankeiBizはこちらのようにタバコによる健康被害について書いていない記事もあります(今回は記事紹介だけで、週末にでもまた書こうかと)。
【けむりの行方 値上げ…その後】(上)禁煙殺到、薬が年内品切れ
【けむりの行方 値上げ…その後】(中) くすぶるたばこ増税 安定財源どう確保
【けむりの行方 値上げ…その後】(下)強まる受動喫煙規制 飲食店に負担
経済サイトなので金に関する事が主になるのは仕方がありませんが、健康被害についても書いてほしいものですね。
★無煙環境実現の為にご参加をお願いします!
全国禁煙推進地方議員連絡会
☆タバコ値上げ賛成署名お願いします!
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日本医師会「国民の健康のため たばこ税の増税に賛成します」
でわでわm(_ _)m。
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