男は記憶喪失の状態で目覚めた。
ここはどこ? 何かのラボ?
自分がだれでどこにいるのか全く記憶はないが、物理と数学の知識はある。
ここは地球のどのあたりだろうか、物の落下速度から緯度を計算しようと思ったら・・
・・地球上よりも重力が大きい!!
ナニコレ・・
徐々に断片的によみがえる記憶と、自分の置かれた状況、未知との遭遇。
・・ちょっと計算してみよう・・
新たに何かを発見するたびに計算する男w
実に面白いw
『三体』とも似た世界線だが、また違う面白さ。次巻が楽しみだ。