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タンホイザーゲート付近より入電Ⅱ

『プロジェクト・ヘイル・メアリー 上』

男は記憶喪失の状態で目覚めた。

ここはどこ? 何かのラボ?

自分がだれでどこにいるのか全く記憶はないが、物理と数学の知識はある。

ここは地球のどのあたりだろうか、物の落下速度から緯度を計算しようと思ったら・・

・・地球上よりも重力が大きい!!

ナニコレ・・

徐々に断片的によみがえる記憶と、自分の置かれた状況、未知との遭遇。



・・ちょっと計算してみよう・・

新たに何かを発見するたびに計算する男w

実に面白いw

『三体』とも似た世界線だが、また違う面白さ。次巻が楽しみだ。

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