平安時代、歴代天皇や皇族たちにより繰り返された熊野詣。
その熊野に祀られている神は熊野大神、熊野速玉大神、熊野牟須美神などと、古事記などで語られるメジャー神ではない。
一体その由来は。
熊野での研修旅行に訪れたナナとタタル。
そこに居合わせた神山禮子(みわやま れいこ)とともに、熊野に隠された伝説を紐解いていく。
みわやまれいこは続くシリーズにもたまに出てくるのだが、彼女の出自がかたられるのは本巻。
1.QED 百人一首の呪
2.QED 六歌仙の暗号
3.QED ベイカー街の問題
4.QED 東照宮の怨
5.QED 式の密室
6.QED 竹取伝説
7.QED 龍馬暗殺
8.QED ~ventus~ 鎌倉の闇
9.QED 鬼の城伝説
10.QED ~ventus~ 熊野の残照 ←今回ここ
11.QED 神器封殺
12.QED ~ventus~ 御霊将門
13.QED 河童伝説
14.QED another story 毒草師
15.QED ~flumen~ 九段坂の春
16.QED 諏訪の神霊
17.QED 出雲神伝説
18.QED 伊勢の曙光
19.QED ~flumen~ ホームズの真実
20.QED ~flumen~ 月夜見
21.QED ~ortus~ 白山の頻闇
22.QED 憂曇華の時
23.QED 源氏の神霊
24.QED 神鹿の棺