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タンホイザーゲート付近より入電Ⅱ

『コーチング・マネジメント』

コーチとは、知識や技術を教える人ではなくて、コーチングを受ける人が自分の中からアイデアや気づきを発見できるよう適切なコミュニケーションをとる人のこと。

 

企業の中でいうなら・・

とても仕事のできる上司であっても、必ずしも部下を教え導けるとは限らない。

仕事のやり方を教えても、部下はその通りできるとは限らないし、それを身に着けられるとも限らない。

そもそも上司が正解と思っているやり方が唯一の正解だとも限らない。

であれば、

部下がそのスキルやビジョンに合わせて、自ら解決策を考え気づき身に着ける、といったプロセスを踏ませるほうが良い。

 

みたいなことですかね。

 

 

 

むやみに教えない、

適切な質問を、適切な頻度で、適切な強弱で、部下に投げかけてコミュニケーションすることが重要だと思いかえして日々の業務に取り組んでいこうかと思う。

 

 

 

中間管理職研修でよく習うような内容ではあるが、それ的な内容も定期的に読み直して意識しなおすこともよいだろう。

 

 

例示されているトピックが多少古いのと、カタカナ語が多少独特(英語に近くもないし、日本語の一般的な発音とも違うカタカナ用法)が若干気になる・・

 

 

 話を聞いてくれと言うと
 あなたは忠告を始める。
 私はそんなことを頼んでいない。

 話を聞いてくれと言うと
 そんな風に考えるものじゃないとあなたは言う。
 あなたは私の心を踏みにじる。

 話を聞いてくれと言うと
 私の代わりに問題を解決してくれようとする。
 私が求めているのはそんなことではない。

 聞いて下さい! 私が求めているのはそれだけだ。
 何も言わなくてもいい、何もしてくれなくてもいい。
 ただ私の話を聞くだけでいい。

 忠告など安いものだ。
 新聞を買うお金さえあれば
 いろんな有名人が人生相談に答えている。

 それくらいは自分でできる。
 確かに少し弱気になり迷ってはいるが
 それくらいなら自分でできる。

 だから、ただ私の話を聞いて下さい。

 そして、もしあなたが話したいのなら
 自分の順番を待っていて下さい。
 そうしたら、私もあなたの話を聞きましょう。

 ーグレン・V・エカレン

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