アーチ橋ツアーの後半戦である。
お次は、第五音更川橋梁。実はタウシュベツ川橋梁とは兄弟橋で、建築はタウシュベツ橋梁の翌年。構造・材料は同じ。
へー。
タウシュベツ橋はあんなにボロボロなのに・・。
やはり、ダムに飲まれて水没&凍結を繰り返したことで加速劣化したのだ。
士幌線跡。
さっきの音更川橋梁やタウシュベツ橋梁の延長線上に残された(地域の方々により手入れされた)廃線跡である。
廃線跡を歩くと、線路がのこったエリアへ。
国鉄から町が買い取って(掘り起こしたり手入れしたりして)保存し、今では有形文化財となっている。
あの分岐器も手で動かせるんだとか。へー。
幌加駅跡。
なんかいい雰囲気じゃないか。
ホームの上にあんなでっかい気が映えてるってのは廃線になってからの時間経過を感じさせる。
駅舎跡。
戦後復興期の林業が盛んな頃にはここ幌加駅前には商店街もでき、350人ほどの集落があったのだとか。
いまでは森に飲み込まれつつあるが。
おくどさん跡。
あれ?「おくどさん」て方言? 標準語だとなんだっけ・・竈?
士幌線 五の沢橋梁。
こちらも車窓から見学。
この橋は比較的新しくて、タウシュベツ橋梁がダムに沈んだのちに、別ルートで敷設しなおした新しい士幌線の遺跡。
新しいとはいってもこちらも時代とともに廃線の憂き目を見ることとなった。
と、いうことでツアー終了。
だいたい3時間かな、面白かった。
ガイドさんのはなしも興味深かった。
これは行ってよかった。