発見!森のぶ~たん号!

毎日更新を目指しているぶ~たんです。
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勝山左義長に行ってきました!Vol5

2011-03-02 15:32:46 | 福井のおススメ
2月26日(土)にお訪れたかつやま左義長祭りについて、長々書いてきました。

今回は、印象に残ったかっちゃまの人々のおもてなしを綴りたいと思います。

冒頭の写真のぜんざい

これはふれ太鼓の上郡やぐら下でのふるまい

ぶ~たんは三色餅を食べた後なのにしっかりいただきました

かつやま左義長に行ってきました!Vol2ご覧ください。)

他にもつきたてのお餅を配っているやぐらもありました。

町内のやぐらを盛り上げようとする気持ちが伝わります。

ぶ~たんが感心したのは

スタンプラリー後半立ち寄った

本町通りの中吉屋さんの囲炉裏のもてなし



火の入った囲炉裏を見たのも初めて。

囲炉裏は昔話や時代劇で見ても寒そうに思っていましたが、

想像以上の暖かさ。

湯がいた里芋もおいしそうでした・・・

ぶ~たんもさすがにこれはせがみませんよ~

写真右手前のご主人が、築80年以上のお宅を休憩所に開放し、

囲炉裏端に座るお疲れ気味の観光客をお茶でおもてなしてくれます。

大きな雛壇飾りが三組が奥に飾られて華やか。

外は寒いけど、温かなもてなしに元気を出して、また歩き出せました。

ご主人ありがとうございました。

ぶ~たん一行の1人の希望で

河原町通り近くの一服茶屋(元料亭の「花月楼」)を、

またまた迷子になりつつ、辿り着きました。

3人の方に聞き、みなさん「某店の向い側」みたいな説明をされるのですが、

よそ者には、いえ地元の案内人の竹の子さんもわかりませんでした。

その某店がわからず・・・うろうろ



辿り着いた時には

ここは明治29年に料亭として建てられ、ここ十年くらい前まで営業していた老舗の料亭だったとか。

1階の客間に座ると、この花月楼を一服茶に開放している女性や

老人部のボランティアの方が甲斐甲斐しく、お茶や酒粕の焼いたのや駄菓子でもてなしてくれます。

座っていた椅子も明治の士族が座るように椅子が大きめだったとか・・・

「2階も是非見て行って下さい」と、促され

そこにも寒い廊下でボランティアの男性が、案内をしてくれました。



80畳(?)の大広間の天井は傘のような作りで、

当時の大工仕事の素晴らしさを伝えています。

勝山が繊維産業で湧いていた当時、

ここで大勢の機屋(はたや)の旦那衆が会合を開き、

芸者さんが舞い踊ったのでしょうか・・・

塗り直された輪島塗の脚付のお膳を見ながら、

その時の栄華を偲びました。

個人所有の建物ですが、ここに集うボランティアの方々も

勝山の財産だなと思いました。

ここの枝垂れ桜が咲くと、きれいなんやで、また4月に来ねの と 見送る言葉に

はい、また来ますと返事しました。


中吉屋さんとこの一服茶屋の皆さんは

長年この土地に住んでいる愛着と誇りが感じられました。

古いものを大切に、誇る気持ちがこういったもてなしを産むのですね。


またまた、長くなりました~~~。

書きたかったおもてなしがもう2つあるので・・・・

もう一回だけ書かせて下さい

次回こそ、最終回で