発見!森のぶ~たん号!

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男、柴田勝家(大地康雄)かく語りき Vol.2

2011-03-05 10:13:45 | 福井のおススメ
夏の夜の 夢路はかなき 後の名を 雲井にあげよ 山ほととぎす

JR福井駅から約5分の柴田神社にある

勝家の辞世の句です。

NHK大河ドラマ「~江~姫たちの戦国」

大地康雄(柴田勝家)トークショー~男たちが語る姫たちの戦国~


後半は家庭人としての喜びを知った勝家が

織田家の筆頭家老としての立場や義理がたい彼の資質が戦(いくさ)と家族への思いで葛藤

天正11年(1583年)の賤ヶ岳の戦いで秀吉に敗れ、自刃するまでが語られました。

大河ドラマでは、お市の方を娶ったが為、秀吉の恨みをかったようになっています。

ぶ~たんは、勝家が主君の血筋のお市の方と政略結婚したことが

秀吉の対抗勢力として名乗りを上げた結果になり

死期を早めたのではないかと思っています。

損したのではないかな・・・と。

ところが、男、柴田勝家(大地)さんは

お市の方や三姉妹とのわずか半年の暮らしが、生まれて初めての愛を知る日々

人間勝家として生きた日々
と語りました。




またドラマの中での勝家さんの見苦しいくらいのお市の方へのドギマギ、ハニカミぶりも

60余年生きてきての初恋ととらえ

自分の高校生時代の初恋の気持ちを思い出して演じたそう。

それを聞いて、あの場面を思い出すと

男、勝家さんが愛おしい存在に感じられます。


大地(勝家)さんは辞世の句も

夏の夜の儚い(はかない)夢のような人間勝家として生きた素晴らしい日々を、

山ほととぎすよ、後の世の誰かに伝えて欲しい


そんな風に詠んで演じたそうです。

勇猛果敢で名誉を重んじた柴田勝家が、賤ヶ岳の戦いに敗れた時に自刃せずに

何故、北の庄まで敗走したのか

それは初めて家族を持ったから、一目でも家族に会いたかったから・・・


今回の大河ドラマも今までの固定概念を覆す発想が多いのですが、

脚本家の女性としての新たな視点を

それぞれの俳優さんが良く理解して演じているのもわかりました。


今週、来週の(9、10週)の予告編が流れた時には

ぶ~たん、恥ずかしながら

ハンカチで目を拭いたらがばれるので困っていたら、

前の歴女の方々も、斜め前のご婦人もプチタオルで拭いていたので一安心

番組プロジューサーが

大河ドラマ史上、これほど柴田勝家がクローズアップされたことはないと話していました。

ぶ~たんもずっと脇の負け犬キャラ的柴田勝家さんが

名優大地康雄さんの熱演を得て、全国的にファンが増えることを期待して

会場を後にしました。

全国の皆さん、福井の皆さん、

3月6日と13日の日曜夜8時はNHK大河ドラマで

最後の命輝く柴田勝家とお市の方ご両人を見守りましょう

ティッシュ抱いてね