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伝統芸能カフェ 狂言 三宅兄弟(三宅狂言会) Vol.1

2011-07-20 14:23:36 | 今日のチャレンジ
NPO法人福井芸術・文化フォーラム主催 伝統芸能カフェ 7月三味線カフェに行ってきました。

最近、伝統芸能づいている

講談にも圧倒されたばかり、

今度は美男(イケメン)ですね、よろしく、イケメン狂言兄弟の登場です。

狂言は野村萬斎さんの舞台を含めて、右手で数えられるくらい。

それも能舞台でなく、福井市文化会館のステージ。

今回は 6月の津軽三味線の伝統芸能カフェ同様フラットキッチンの2階

前回は横長に使用した室内を縦長に使用した舞台。



舞台ではなく、正方形のマット

こんな小さなスペースで大丈夫なのか案じつつ、被りつきの席に座りました。


はかま姿の雄々しい日本男児のイケメン三宅右矩(すけのり)・近成(ちかなり)兄弟が登場

三宅狂言会のプリンスのお二人

あまりの近さに直視できません

兄の右矩さんのレクチャーに弟近成さんが実演していきます。

スクリーンで舞台の仕組みからレクチャー

狂言は室町時代に成立したセリフと所作で見せる古典の喜劇。

能とは三宅兄弟のように切っても切り離せない存在。


ポイントは 名乗り道行き擬音効果

名乗りは、「この辺りの者でござる」と名乗ることでどんな人にもなれるのです。

他には大名(土地の有力者)、女がいるだけで、

化粧も鬘(かつら)もなくその人になります。


道行きは、「都に行こうと存ずる」と舞台を周回すると、

舞台装置が変わらなくても、どこでもドアと同じ

そこが京都にもド田舎にもなります。

この決まりごとのおかげで、今回の小さな正方形のマットでも演じることができるのです。

そうは見えないけど、その男はカカア天下の奥さん

全然背景は変化しないけれど、そこは人の家の庭だったり、海だったりするのです。

何でもリアルなセットのドラマを見慣れている現代人には不思議な世界。

でも、昔の人は物がない分想像力があったのかもしれません。


最後の擬音効果は、近成さんのりりしい鳴き声クイズで勧められます。

例えばはワンワンと吠えずに

ビョウビョウ吠える

昔の人はそう聞こえたそうな。

鶏はなんとなくわかりますが、うぐいすは?

うぐいすは月星日と書くそうな・・・

日本人ながら知らない事が多いものだな~とぶ~たん感心しきり。

この後、ミニミニ公演&体験へと続いて行くのでした。











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