発見!森のぶ~たん号!

毎日更新を目指しているぶ~たんです。
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伝統芸能カフェ 狂言 三宅兄弟(三宅狂言会) Vol.2

2011-07-21 16:08:21 | 今日のチャレンジ
今回の伝統芸能カフェは香りつき

三宅兄弟の着物の香り(ショウノウ?)が漂ってくるくらいの近さです。


レクチャーで出てきた、名乗り、道行き、擬音効果に小道具の扇子が活躍する

本当に短い狂言、盆栽(ボンサン)とても楽しめました

今回の三宅兄弟もとても素敵でした。

阿部兄弟も素敵でしたよ~)、

特にぶ~たんがヤラレタのは

声です。

おなかの底からはっきり、明瞭、滑舌のよい大きな声、

これは先日の講談師旭堂南左衛門(きょくどうなんざえもん)さんのも同様。

丹田辺りから出る声は、言葉をすっと受けてのお腹にすとんと落ちる感じ。

(うーん、今の与野党の政治家達も弟子入りすればいいのに)

3才の頃から研鑚を積んだできたからこその

迷いのないにじみを効かせた声。

あることで伸び悩んでいるぶ~たん、自省する羽目になりました。

今回の狂言カフェでは、ほんのさわりですが体験もできました。

客席全員姿勢を指導され

名乗りはにじみあがりを効かせて

「このあたりのものでぇござある

上手くはできませんが、楽しい。

おなかから声がすーっとでるのが、気持ちがいい



さて、狂言には劇中で演じられる、小舞、小謡いがあり、

まず、これを修行してから後、狂言の修行に入るとか

謡いを生かした狂言を1つ演じられました。(名前を失念しました

謡いが上手い従者の太郎冠者が主人に「謡いを聞かせろ」とせがまれるのを

かわそうとあれこれして、失敗する内容で、

姿勢で謡いの声を変えるところが見どころ、聴きどころ、面白みのあるところです。

小謡いも全員起立で体験しました。

弟の近成さんの後に続いての口伝え

あ(ん)の山から こ(ん)の山へと~・・・

ほそぉて~、なごぉて~

なんだか断片してか出てこないのですけど、

これも気持ちが良いことこの上なし。

その後の、質問コーナーの合い間も、体験の楽しさにわくわく感が残っていました。

今回の三宅兄弟も(先月の津軽三味線の阿倍兄弟も)

先代(父)から兄弟揃って受け継いでいこうとしているからか、

伝統そのまま現代風な味付けなしに、シンプルに演じていました。

三味線も、狂言も、講談もすとんと身を置いてしまえば

日本人のDNAがざわざわ。

ただ、伝統芸能は生き残りをかけて

新しいものとコラボしたり、色々な手法や舞台装置を試したり

試行錯誤がされているのも事実。

(つかみはだけでもダメでしょうけれど)

いずれにしても、伝統芸能はその基本と心を受け継いでいく

若い人たちの志が大切なんだな~と、

会場を去っていく三宅兄弟に拍手を送りながら思うのでした。


ぶ~たん、詩吟か何かお稽古始めようかしらん













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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
良い声 (ぴよ彦)
2011-07-22 20:36:15
私も、良い声にはあこがれますな~。
声だけで、モテ度が上がるらしいですよ。

声優ばりの良い声になりたいな。
..て、声の話じゃないですよね
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声ですよ (森のぶ~たん)
2011-07-25 16:48:20
いやいや、声の話ですよ。
イケメン兄弟でしたが、あの朗々とした声に
あの声だから会場の女性たちはほとんど目が
レクチャーにも説得力があったのだと思います。
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