つぶつぶタンタン 臼村さおりの物語

身体の健康と無意識のパワーへ 癒しの旅~Have a Beautiful Day.~

小満に受け取れたものを大切にする 2020年小満

2020-05-25 04:45:21 | l-暦・年中行事・記念日

季節は、二十四節気で小満(しょうまん)に入っている。2020年は5月20日(水)ごろから6月4日(木)ごろ。


すべてのものがだんだんと成長して、一定の大きさになってくるころをあらわすらしい。
がんばらなくて踏ん張らなくても動ける、ある程度の底力が満ちてくるころなんだろうね。
赤いバラが咲いたり、さくらんぼやうすらうめが実ったり、大地には赤が満ちていて、パワーを感じています。


折りしも、首都圏では本日(5/25)に緊急事態宣言が解除されそうになっている。暦でみてもよいタイミングだとおもう。

これからどうなってくるのだろうなあ。

あたし自身は正直なところ、あまりパワフルな気持ちではないです。けれどもそれは暦や新型コロナウイルス拡大の影響というよりは、猫たちの死が大きい。

みなさまはどうぞ小満を満喫されてくださいませ。

 

小満は、秋にこういうものを受け取れますよという、先渡しのプレゼントを受け取れたり、今後どういうことが起こるかというのを感じることができたりするときだとおもっています。

どうぞちょっとした兆しのようなものを、お楽しみいただけますように。

 

小満に限った話ではないのですが、今は、いろいろな方、いろいろな考え方が出てきていると存じます。だからどうぞ自分自身の軸を保ち、ご自分を 生きる ことが大切な気がしている。

どんな人生を どんな生き方を どんなとき を過ごしていきたいか、考えていくとよいかもです。

そしてモノでも出来事でも、このときに受け取ったプレゼントでうれしいものが、今後歩んでいきたいご人生を象徴するものなのかもしれない。


あたし自身は、生かされていることに感謝しています。しばらく本を読んでも頭に入らなかったけれど、小説をまた楽しめるようになりました。あとは植物が以前より好きです。

生かされていることは本当にありがたいとおもっていて、以前よりも笑顔の大切さと申しますか、ちょっとしたことでも笑うようになった気がしている。

小満なのか、個人的なことなのかわからないけど、あたし一個人にとっては同じことだからなあ。

ほかどんなプレゼントがやってくるのかしら。まわりにプレゼントできる自分でもありたい。


みなさまにとって佳い小満となりますよう。

今日も美しい日をお過ごしください。

臼村さおり twitter @saori_u
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立夏は山の神が里に降りて交わる 2020年立夏

2020-05-10 00:00:16 | l-暦・年中行事・記念日

土用明けて立夏(りっか)が始まった。

立夏とは二十四節気のひとつで、その日一日をあらわすこともあれば、期間を規定することもある。あたし自身は、期間として利用していることが多い。

2020年の立夏は5月5日(火)ごろから5月19日(火)ごろです。

立夏には、山の神が里に降りてきて、人間とともに生き始める。

神と一緒に、共同作業をしていく。当然、力がエネルギーが充満する。交わるから強く、密度が増し、粘り強くなる。あたしたちのエネルギーの動きも活発になり、流れが動き始める。

動きがあるとは、生命そのものなのかもしれないね。

 

土用が明けて、自信に満ち溢れやすい。誤解を恐れずに書くのであれば、自分のことを実力以上に評価しやすい気がしている。

それがよい方向に作用すれば素晴らしい。一方、「お、勢いがあるかも。今のうちに~」みたいに突き進むと、あとで「こんなはずではなかったのに」という展開もあるかもしれない。

だから、この時期は体や心が軽やかなことに感謝しながら、ゆったりと準備運動するというのがお勧めです。様子をみる感じ。

と書きつつ、今振り返ると、昨年の立夏は埼玉県展に出品したり、東京インディペンデントに参戦したり、アート面で一番突き進んだときだった。
埼玉県展(第69回埼玉県美術展覧会)に初めて挑戦してみた
タンタンの価値観とアート活動の価値観が交わったよ(東京インディペンデント)

自分の力を過信できたからだろうね。そしてそれが奏功したよ。そしてそれでよかったとおもっている。ええかなり疲れました。でもよかった。

人生、おこることはすべて完璧なのだ。


ただ今年については、社会的な状況と照らし合わせると、あたしは「はい。もう万事OK。以前の日常生活にすぐさま戻ろう」とならないほうがいい気がしている。

あたし自身はそう意識しよう。


でもって立夏でやってきた夏のパワーとともに、あたしたちの叡智を集めて、みなで新しい時代を作っていければいいいなあ。


季節とは変わりますが、まずは愛猫蓮の命を見送るために、棺桶を作り終えよう。ひとひとつ丁寧につぶつぶを描いています。


みなさまどうぞ佳き立夏を

ではまた

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春の土用は進み方を制御する 2020年春の土用

2020-04-26 19:19:25 | l-暦・年中行事・記念日

ただいま春の土用。

2020年の春の土用は4月16日(土)ころから。春の土用は立夏前の18日間、5月4日(月)まで。土用に入ってからもうすでに10日間が経過している。

土用は、新しく何かを始めるというよりは、何かを手放していく機会とされています。この土用を入れた木火土金水による五行、特に土用を意識した羅針盤も利用しています。

月の満ち欠けによる羅針盤も利用しているから、土用と新月が重なるとそれはそれでトリッキー。けれども精油の調合のように、二つが重なることによって、足し算を凌駕する現象が起こったりするから面白い。マジックカードです。

おもえば昨年の土用中、日本は時代が平成から令和になった。きっと改元の予定が今年だったら延期になったんだろうな。

土用はデトックスのエネルギー、手放していくエネルギー。だけど春のデトックスは、4つの土用の中で、一番軽い、何気ない気がしている。剥がされて苦しいよーみたいのはあまりなくて、自然に進行していく感じ。

土用後に、冷却期間、熱さましみたいな時間をおかなくても、すぐさま立夏から即エネルギーに変換できるようなそんなイメージです。

だからもしこの土用を自身の人生にいかすのであれば、ある程度自分のエゴで意思をもって、コントロールしながら活用できるから、取り組みやすい気がしている。

この土用によって、断ち切りたかったもの、手放したかったもの、お別れしていく。


とはいえ、健康な方にはなんともないけど、体力が低下していたり、日ごろのストレスがたまっていたりは、やっぱり体調を崩す方が多いかもしれない。

自身に身近なところでいえば、20歳になった老猫が土用に入ったころから食べなくなっている。だから寿命はあるとおもうけど、その猫を愛するあたしとしては、何とか土用を過ごして夏になることが、体調によく作用しないかな。

土用を乗り切ってくれないかとおもっている。できるサポートは全部やっていく。


自身の土用としては、自分の感情を見つめること。愛猫太陽の死と新型コロナウイルス(covid-19)によるおとなしい生活で、自身を内省するタイミングとなり、感情をいろいろと見つめている。

もう思い出すこともない、なかったこととして生きていくつもりでいたような思い出も、みつめる機会に恵まれている。

そのプロセスにおいて、少し土用の力を借りたい、そんなふうにおもっております。


みなさまにとって、佳い春の土用となりますよう。

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穀雨はエネルギーがつながっていく 2020年穀雨

2020-04-25 18:04:36 | l-暦・年中行事・記念日

どのようなときも季節はすすむ。今日も生かされていることに感謝申し上げます。

今は二十四節気で穀雨(こくう)と呼ばれる季節。今年2020年は4月19日(日)ころから5月4日(月)ころまでです。

穀雨は、清明で芽吹いたものが、隙間なくつながっていくとき。

今、「密に隙間なく」と書いて、「密に」を削除しました。「密に」というと、2020年の今は「三密」を連想してしまう。
来年の穀雨のころはどのような日本になっているでしょう。方向性がみえていればいいなとおもいます。みなでそうしていきたい。

長い過程になるでしょう。すすむ季節にあわせて、毎日、人生の歩みを進めていきたい、生かされていることに感謝したいとおもいながら、この文章を書いています。

そして季節にあわせて、季節の力とともに、ちょっとずつ変わっていきたいな。


清明で始まった新しい芽は、次第に形になり、まとまっていく。次に、次に、先に、未来へとつながっていきます。

大々的に、華々しくというよりは、当たり前のように自然に進行するプロセスなので、あたしたちは気が付きにくいかもしれない。

極端なこというと、 自然はただ淡々と進んでいるだけで、あたしたちが勝手に穀雨と呼んでいるのかもしれない。それくらい何気ない。


見えないところでどんどんとつながって広がる、網、編み、ネットワーク。生態系の食物連鎖。多くの生命体が連結することを決めるとき。

あたしたちが、もといあたしが新型コロナウイルス(covid-19)の拡大から学ぶべきことなのかもしれない。

肉体は単独で存在しているわけではなく、いろいろなものが協力して、形つくり、次へ、つなごうとしている。そこには動物や植物も含まれている。ひとりの人間にしても、さまざまな臓器が、免疫が働くことによって、維持されている。

ひとつひとつの細胞(土の粒)が手をつなぐ。穀雨の雨、水と湿気のおかげでやりやすいのかもしれない。

緩やかにエネルギーを連結させていく。ゆっくり、ゆっくりと。

焦りはない。ただ、音楽を織り込みながら、待つ。みずみずしいパワーがじわじわと。

ただ進む。


穀雨は春の土用の期間とも重なっています。

土用が明けたときにエネルギーを即利用できるようにするために、燃料を作るときな気もしている。いままで存在していた単独のものが、結びつき化学変化して、エネルギー源になる。

このあたしたちの住む世界で物語を進行させていくための場つくり。立夏への前触れとして、物事を混とんとさせて、形を変えていく。

エネルギーの移動も一瞬でやりやすいときな気がしている。

ではまた

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清明は森羅万象を照らし出すとき 2020年清明 

2020-04-23 15:15:25 | l-暦・年中行事・記念日

東京および関東では、2020年4月7日、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に伴い、緊急事態宣言が発令されました。段階的に全国に拡大された緊急事態宣言。日本が非日常となりました。

最前線で働いてくださっている方に感謝申し上げます。


未来のために、あるいは振り返りとして綴ろう。2020年4月4日(土)から4月18日(土)は、二十四節気の清明(せいめい)と呼ばれる季節だった。

清明は万物がすがすがしく明るく美しいころと言われていて、春の花たちはまさに美しい。
花たちにパワーをいただいております 春の植物大好き

新しいことが芽吹く季節でもあり、毎年であれば日本では、新しい生活が始まる季節であり、わくわくしたり、ルンルンしたいするムードが漂う。

今年は非日常であるけれど、とはいえ植物たち同様、あたしたちも体や心のどこかで季節の変化を感じている。

個人的な話ですが、かつて季節の変化を味わえるようになったとき感動した。それまではなんというか気持ち的に生きるのに精いっぱいで、感情的に季節感はなかった。だから季節を感じられるようになったとれしかったなあ。

だから今は季節を感じるムードじゃない気がする。あたしもそういう部分、いつもよりあるんだろうな。愛猫太陽の死、そして新型コロナウイルス。
死を意識すると、植物がとてもとても美しくみえるという意味では、季節感じられているのかもしれません。。


清明の頃は、明るく物事が照らし出される。それは必ずしも美しいものだけじゃないから、美しいものに心を向けたい。と同時に、照らし出される前からそれはそこにあったわけであって、だったら照らし出されたほうがよいかもだなともおもったり。

今ここからどうするかなんだろうな。どうやって踏み出していくか。

とはいえ、「はい、時代が変わりましたー」とすぐに踏み出せるあたしたちじゃないし、それが人間だし、それでいいとおもうし、むしろ踏み出せないでありたいとさえおもう。

来年のあたしは、この清明をどう振り返るのだろうか。

この清明のときに出会ったよね、出会いなおしたよね、と振り返ることができる人たちがいたらいいな。

健康面では、春で物事が動き出したり、自分のやる気が増したりするので、思い通りにいかなかったり、理想と現実にギャップがあったり、じれったかったりで、イライラするときでもある。ストレスはすぐに体調に影響が出なくても、蓄積されて数か月後に症状としてなることもあるから、今のうちに癒すのだ。
(すでに清明の時期は過ぎている。だから今読んで、あーそういう時期だったのかなともし心が楽になるのだったらうれしい。)

みなさまにとっても佳き清明でありましたよう。

また来年の清明もみなさまとお元気に再会できるよう。

またね

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春分は躍動のエネルギーがやってくる 2020年春分

2020-04-08 19:18:13 | l-暦・年中行事・記念日

春分について書く。二十四節気でみた春分、2020年は3月20日(金)から4月3日(金)だった。

春分そのものは、ゲートが開くとき。だから春分を期間ととらえると、ゲートが開いている状態の時ともいえるかもしれない。

なんのゲート、門、扉?何のゲートなのでしょうね。

この世界があたしたちだけじゃないから、当然先祖や見えないエネルギーを感じやすくなりますし、だからこそお彼岸もこの時期なのかもしれない。

とはいえ、先祖とか、生命以外の存在との縁を考えたときには、あまり春分は重要じゃないかも。どちらかというと、お彼岸。

春分は、風船を膨らませて前進していく、躍動感あるイメージ。

「どのような未来を描きましょうか?」という状態で、この大地で未来を創るのは、すべてのエネルギーであるけれど、やっぱり魂をもってこの地で生きているあたしたち。だから先祖や死者とのつながりという意味においては、一緒にやっていきたいのなら、一体になるイメージが大切かも。

エネルギーが循環して、動き出すときだから、どこかに不調ある人は強く感じるかもしれない。動こうとしているのにそこだけが上手に循環しないから、不調となって吹きだす。小さな不調のうちに、ゆったりと循環を取り戻す。
いのちに関わる病になる前の、体のメッセージととらえるとよいのかもしれませんね。体や心の声に、耳を澄ましてあげたい。

心と言えば、エネルギーが充満してきて「動くぞー」という流れが出てくるときだから、ルンルンと動けるような展開になるとよいですね。思い通りに動けなくて、イライラしてしまう方もいるかも。
特に今は新型コロナウイルスの拡散を抑止するべく動かないようにしている時期だから、余計そうですよね。
※暦が終わったころに書いていてごめんなさい。


逆に、動く気力がない、無気力な方は、疲れがたまりすぎていたり、生命力が弱っていたりかもしれません。
かくいうあたしは、今年はこの状態だったな。疲れの蓄積ゆえというよりは、愛猫太陽が亡くなったショックではあるけれど、春分のエネルギーを満喫できなかったのは同じかもしれません。

そのような中でも、続けてきた読書交換会の記念すべき100回目を開催したり、中止したいなとおもいつつも、申し込んでくださった方がいたから、もくもくアート会のオンライン開催を実験できたりした。
そして何よりも、太陽の棺桶を作るパワーがあった。これは本当にうれしい。
春分のエネルギーのおかげさまもあったのかもしれません。どうもありがとうございました。

みなさまも佳き春分をお過ごしいただけていましたように。

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お彼岸は大切な死者と距離が近くなる 2020年春のお彼岸

2020-04-08 01:44:43 | l-暦・年中行事・記念日

2020年3月17日(火)から3月23日(月)までは春のお彼岸だった。お彼岸とは春分・秋分を間に挟んで前後3日間ずつ。年2回、7日間ずつある。

一言でいうと先祖との距離が近く成る気がしている。先祖、あるいは自分にとって大切な死者。あたしにとっては、2020年3月13日(金)に他界した愛猫太陽との関係においてとても重要なときだったとおもっている。

冷静には書けない。だからこの投稿は、あたしの勝手なつぶやきかもしれない。逆に言うと、今しか書けないかもしれない。それが生きるってことだとおもっている。だから生きているという記録として書かせていただきます。

このお彼岸のときは、泣いていた。よく泣いた。太陽がいなくなったことが悲しい。淋しかった。

太陽が亡くなってから、なぜか愛猫由芽(2016年9月3日永眠、16歳)の存在を身近に感じるようになった。太陽に話しかけていると、いつの間にか由芽と話していることがある。

きっとあたしがそういうモードになっているから。ありがとうね、由芽ちゃん。由芽ちゃんのこと、大好きよ。
あなたのことが思い出せて、あなたと一緒にいられてうれしい。由芽が亡くなった次の春のお彼岸のとき、柿の根っこを掘っていた。そのとき、外に出たら由芽のような猫が柿の根っこを掘っていた穴から出てきて、垣根を越えて外に向かって走って行った。あのとき由芽のような気がしてうれしかった。ということを思い出した。

お彼岸に限らず由芽にコンタクトを取りやすい状態は続いていて、太陽と話すのを手伝ってもらえたらうれしいな。太陽はですね、母に優しい。(あたしが)母に優しくすることを望んでいるようです。

お彼岸中、水仙の花を持って祖父母のお墓参りにひとりまいりました。太陽がのことでお礼を言いたかったのだ。

今まで、お彼岸を意識したり、先祖のために具体的な行事を重んじたりしなかったけれど、人は変わるものですね。

気持ちだけではなく形もやりたくなった。

太陽が死なないで一緒にいてくれるのが、もちろん、一番うれしい。けれども、なんというか、お彼岸は先祖が身近にいてくれる、先祖を感じやすいときとされるから、太陽と一緒にいる気がして、太陽と一緒にいるのを助けてもらっている気がして、とてもうれしかったのだ。

みんな、みんなどうもありがとうございます。

※画像は太陽の棺に半分入れた作品。

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啓蟄は流れが生まれ、循環させる 2020年啓蟄

2020-03-17 02:02:35 | l-暦・年中行事・記念日

今は、二十四節気の啓蟄について書いてみる。

啓蟄(けいちつ)は土が温かくなって、冬眠していた虫が出てくる頃と言われている。
2020年は3月5日(木)~3月19日(木)頃。

養生、体の在り方や適切な健康法は、暦と大きく関係しているとおもっている。暦の影響を受けるのは人間だけではなく動物も同じ。

二十四節気の記事を再び書き始めて、この啓蟄を書き終えればちょうど一年が経つようです。

記事を再開した動機は、愛猫太陽の体調が変調したことがきっかけになったのを覚えている。
「最近暦を意識するの怠けていたよなあ」とおもったのです。今回、啓蟄を書けばちょうど一年になるのもうっすらわかっていた。

でもなんかいまいちよくわからないからと先送りにしていた。

そうしたら、いろいろな意味で大きく見て、寿命だとはおもっているけれど、太陽が亡くなった。書けていたらな。意識できていたらなおもうよ。くやしいな。

「ギリギリで」「要領よく」「効率よく」「知っている」というのは、いざというときも安定してできる力と違うのよね。少なくともあたしの場合はそうだなあ。

あたしにもっと実力あれば防げたかもだけど、これがあたしの実力。「もう少し」じゃなくて、「もっと」というのがポイント。

そしてちょっとずつでも重ねて努力していくことが、いつの日かの「もっと」。やりましょう。

「もう少し」は意識や注意でその場はしのげるけれど、「もっと」というのは底力の話。
人はそんなに急には変われない。未来で望ましい行動をとれるように、できるだけよい布石を打つように心がけたい。

この文章を数年後の自分が読みますように。
布石打てていますか? 毎日に感謝していますか? 深呼吸していますか?
そうだったらうれしい。

さて、啓蟄は、形がかわるとき。水が動き出すとき。

植物・動物ともに、自然の影響で動かされる。現象は選べない。選べるのはそれをどう扱うかということ。

ものごとにスイッチが入るときです。

陽気があふれてきて、陰陽のバランスが動きがち。上手に循環させないと、むくみや滞りになります。

のぼぜたり、イライラしたり、眠れなくなったりという方もいるようです。溜め込まない。循環させる。大きく、小さく。

寒いときに蓄積させていたものが、融点を迎え、一気に動き出す。
自分から何か動きを決める必要はないけれど、来た動きを上手に循環させることがポイントになるとき。そんな気がしています。

啓蟄については、またいつかじっくり向きあいます。自分への宿題です。

ではまた

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雨水は心静かに呼吸する時間をつくる 2020年雨水

2020-02-26 23:36:53 | l-暦・年中行事・記念日

今は二十四節気の雨水。雨水が始まった2020年1月19日(水)ごろから啓蟄が始まる前日3月4日(水)ごろまで。

雨水の始まりは西洋占星術だと魚座の始まりに当たる。だから魚座の新月期間と似ている。
魚座の新月は魂にピンと来る感覚も研ぎ澄ます 2020年うお座の新月

西洋占星術と二十四節気は似ているとおもうこともあれば、相違点を強く感じることもある。雨水と魚座は特に似ている気がする。

スピリチュアリティや精神性、魂、霊性、文字通りウェット感情と関係が深い。

雨水はとても大切なときだとおもっている。旧暦のお正月は「雨水開始日の直前にある新月」と決められていて、ある意味雨水が一年の基準点になっている。

寒さは峠を越し、氷が解けて水になる。春の要素がじわじわと増してくる。

春から秋までどうやって活動していくか、何とともに、どんな感情、どんな要素、どんな記憶(過去生含む)と一緒にやっていくか選ばれていくのが、雨水という期間かもしれない。

だから心静かに軸を保つこと、ヨガや瞑想、呼吸に意識を向けること、静寂の中で感性を研ぎ澄ますこと、鷹揚でいること、重要な気がしていて

あたしはそうありたいとおもっている。


2020年の今、日本や世界では新型コロナウイルス肺炎(COVID-19)の報道があふれている。
まだ身近なところで感染した方はいない。けれども感染が拡大していて、インフルエンザよりは感染したいる方が少ないとはいえ、ワクチンは存在せず、また詳しい状況がわからない状態。

ネットでなるべく最新の情報を手に入れるようにしている。
※ウェブ版クロムは「ツール」の機能を使うと、検索にヒットする記事の日時を選べまるので、その機能を活用しています。

うがい手洗いに務めています。

と同時に、心配し過ぎないこと、心を穏やかに保つこと、エネルギーを循環させること、明るくなること心がけている。


今つぶつぶタンタンを書いていて、雨水は、

心静かに軸を保つ、ヨガや瞑想をする、呼吸に意識を向ける、静寂の中で感性を研ぎ澄ます、鷹揚でいる

そういう時期なんだなと思い出しました。頭のどこかでコロナウイルスのことが気になりがちなこの頃、一日のなかで心を静かにする時間を、いつも以上に意識して作りたい。


最新の情報を手に入れる、できる注意をする、パニックにならない、呼吸を穏やかにする時間を作る。健康の常態をよく保つ。

そんな風にして過ごしてまいります。

ではまた

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立春はハレとケのハレ、お祝い 2020年立春

2020-02-11 21:59:02 | l-暦・年中行事・記念日

立春が過ぎました。であると同時に今も立春です。

今年2020年の立春は2月4日でした。であると同時に、立春を期間としてとらえる見方もあって、その場合は立春初日から、雨水までの期間なのです。

その場合、2020年の場合は2月4日(火)から2月18日(火)になります。


立春、春が立つとき。

このときが、春へと移り変わる際(キワ)であり、ある意味寒さの頂点、臨界点でもある。

天は動きはじめるけれども、あたしたちはまだ冬のつもり。あるいは地中では春を感じているけれど、あたしたちはまだ冬。みたいなそんな感じ。

人間や動物、生命とともに動く者たちはいつも季節を感じるのが少し遅い。あたしたちはいつも甘やかされて、大地や天に護られて、ぬくぬくとあとから感じる。

暦には「スタートの瞬間」のようなものがいくつか存在する。個人的には立春を一番重視しているかもしれない。

理が動き出す、音を立て始める。


土用が明けて、ふっと肩の荷が軽くなったり、膠着していたものが流れ始めたりした方もいるかもしれない。

おつかれさまでございました

この立春のポイントはやってきた物事をただ祝福して受け取るということ。

焦って自ら猛進するのはあまりお勧めではない。

ずっと待ち望んだ、待って待って待ってやってきた端緒だから、ぐいとつかんで引き寄せて抱え込んだり、踏み台にしてさらに進んだり、この勢いが消えないうちに、今のうちにとおもうかも。

うー、だけどなんというか、今はただお祝いをするときなのです。
ハレとケだと、ハレ。

普段の生活やビジネスの価値観を持ち込まないほうが、なんとなく佳い気がしております。(個人的な考えです。)

エネルギーのなかを漂って、周りの人や自然、そして今までの自分とともに浸る。


これから一緒に、秋まで、神と人が共同でともにやっていく。そんな決起集会。

楽しみだなー。どうぞよろしくお願いいたします。


あたしは毎年この時期は、ここ3年ほど大泉学園にあるカフェモフリーさんで悠幻さんとともに「ゆめねこふたり展」を開催させていただいている。
ゆめねこふたり展、カフェモフリーで過ごした週末

個人的にはとても大きなことで、くつろいでいるというよりはおもいっきり稼働している感じなのだけど、それでも春をお祝いしている気がしている。心身もきっと軽くなっているんだろうなとおもう。

先日、カフェモフリー最寄りのお社とも縁ができました(とおもっている)。
大泉学園、東大泉にある稲荷神社 妙延寺の北の守り(結界)

というわけで、今回の立春記事の画像にそのお社を借りてみた。


養生としては 肝 に意識を向けるとき。ゆったりと呼吸をして落ち着ける。あたしもいつも以上に呼吸を意識している。あとは目のストレスが溜まりやすい時期でもあるので、目を大切にしてあげてください。
・・・ネットの見過ぎに注意しよう(自戒)。

今年一年どうぞよろしくお願いいたします。
みなさまにとって佳い立春でありますように。今年のためにゆったりとお過ごしください。

ではまた

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大寒は剥がして抜け出てシンプルに 2020年大寒

2020-01-30 03:36:58 | l-暦・年中行事・記念日

引き続き、暦の記事を投稿させてください。

暦記事は1日1本以内が自分の理想形。記事を書いた日は、スーっとその暦に呼吸を合わせるのをとことん堪能したい。

だけど、書きたい暦記事と自身のスケジュールのバランスを勘案して、もう1本書こう。自分都合でごめんなさい。今書いたことが一年後につながるといいな。

書きたい暦の話がいっぱいあるのだ、今の季節は特にだね。


二十四節気の大寒について。

今年2020年(令和2年)の大寒は1月20日(月)ころから。西洋占星術では水瓶座の始まりです。大寒(だいかん)は2月3日(月)ころまで続きます。

「だいかん」と発音するらしい。ついさっきまで「たいかん」だと思い込んでいた。

大寒の基調は、大寒のひとつ前の節気である小寒のつづきというニュアンスを色濃く含みます。
小寒は自身を圧縮して圧縮して点になっていく 2020年小寒

だから小寒の圧縮を続ける。そこへ意識的に自身から剥がれかかっている皮を剥がすという動作を加えていく、そんな感じです。

脱皮の季節。

脱皮した皮はひょっとしたら宇宙に溶け込んでほかの方の一部になるかもしれません。

というのは、本人のあずかり知らないここだけどそういう側面もあるとおもっている。

というのさておき、自身に集中。脱皮して身軽になりましょう。


世の中、受容性のエネルギーが強くなっている気がする。
全般的なエネルギーとして、自身が切り開いていくというより受け身の感じ。

だからひょっとしたら 大寒を一年のスタート と意識するのもありかもなーとおもっている。
一年で一番シンプルになれる季節かもしれないから。

スタート。

でも何かが始まるのはもうちょっと後が一般的。むしろ、今の季節に絶好調だったら、ひょっとしたらそれは終わりにするためのエネルギーかもしれないから、あたしは警戒するかもしれない。


大寒は 冬の土用中 でもある。
冬の土用は剥がし落としてそぎ落として身軽になる 2020年冬の土用

土用はデトックスだから、同じく始めるエネルギーではない。もちろん始めちゃダメ!という意味ではない。だけどこの時期に始めるのはいつもよりちょっとだけパワーがいるかもしれません。

大寒、シンプルになってまいります


養生としては、引き続き冷えに注意して、温めることがお勧めされている時期。今年は暖冬なので寒いときは少ないけれど、冷えにはほかの季節以上にご注意ください。

今の自分が3か月後、半年後、1年後の自分をつくります(←自分にいっている)


あと個人的には味噌を仕込んでみたい。
大寒のときの水は「寒の水」といって雑菌が少なく発酵食品を仕込むのに向いているらしい。
試してみたい。もっとも味噌仕込みをやったことないから、できる可能性は50%くらいかな。

みなさまも佳き大寒をお過ごしください。

ではまた

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旧暦のお正月は、魂や霊性の探求と縁が深い 2020年旧正月

2020-01-30 02:01:47 | l-暦・年中行事・記念日

雪との予報もでた関東。埼玉も少しだけ雪が降った。
その翌日、早くも暖かい。暖冬だなぁ。

本年2020年、旧暦のお正月も明けた。1月25日(土)だった。
明けましておめでとうございます。旧年中はお世話になりどうもありがとうございました。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。

旧暦の元旦、新暦の元旦。どちらを起点にするのもありだとおもう。

あたしは両方起点にしている。とはいえどちらか片方に重点を置くことが多い。
両方だとバタバタすぎて疲れる。エンジンをかけたり、落としたり、かけたり、落としたりは、体力を必要とするのだ!
お正月前後は脱力してしまい、その前後の記憶があいまいになる気がしている。

でもどうも令和2年の今年は新暦・旧暦両方のお正月両方に脱力してしまった。疲れたのぅ。

昨年2019年はいつぶりかわからないくらい久しぶりに2020年の年賀状を年内に出した。ということは新暦のタイミングと縁が深いのかなとおもった。
実際、大みそかは脱力してしまってちょっと不思議な気持ちだった。

ところが旧暦の大みそか前くらいからいろいろなタイミングがずれ始めた。これは一度チューニングして今に標準を合わせねば!と呼吸を整えたところ、そのままお正月モードに突入したのでした。といことは、やっぱり旧暦と縁が深いのかも。


旧暦のお正月はスピリチュアルや霊性、自身の精神性を縁が深い。一方、新暦のお正月は社会的なことと縁が深い。

だから社会的成功を目指したり、集団での調和を重んじたいときは新暦のお正月とタイミングをあわせる。一方、自身の魂の成長に焦点を合わせたいときは、旧暦のお正月とタイミングをあわせるとおもう。
恋人や家族、自身のライフワークについては、人によって新暦・旧暦どちらがしっくりくるかあるかもしれないね。プライベートとみるか、パブリックとみるか。固定せず、そのときどきでももちろんOK。


旧暦新年を迎えてまだ6日。

社会は新暦で動いているから、自分のなかのまだ眠っている感じと、社会の通常運転のギャップで少し苦しい。エンジンを落として離れていればいいのに、やっぱり周りのことがどうしても気になってしまうのでしょう。

お正月を2回味わっているし・・・。


旧暦のお正月、つまりは新月でもある。新月の記事はまたのちほど。


そして今は冬の土用中。
冬の土用は剥がし落としてそぎ落として身軽になる 2020年冬の土用

大寒でもある。大寒の記事は後ほど。


いっぱい線路があるね。どの路線に乗りたいか、どの駅で止まりたいか、選んでまいりましょう。

この瞬間をとことん堪能しよう。

ではまた

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冬の土用は剥がて落として身軽になる 2020年冬の土用

2020-01-20 22:50:09 | l-暦・年中行事・記念日

冬の土用が始まりました。今年2020年は1月18日(土)から2月3日(月)まで。立春前日までの18日間が土用にあたります。

手前味噌にて失礼いたします。
今、冬の土用についての記事を書くために、過去に書いた「冬の土用」記事を読み直しまして、「あたし素晴らしいな」とおもいました。感動したというか感心したというか、尊敬します。癒されもした。

今のあたしよりも詳しいかもしれない。今のあたしには感知できないことも書いている。言われれば、そうそう!とおもうのだけど、読むまですっかり忘れている。


絵を描く方が「昔の自分の絵をみてすばらしい」「今の自分には描けない絵」とおっしゃるのをときおり耳にする。あれって、こういう感じなのかもしれんね。
ちなみにあたしにつきましては、過去の絵をみてそうおもうことはいまのところ皆無です。それは年月をまだ経てないのもあるけれど、率直なところまだ一定以上のレベルに達していないのだろうな。
つべこべ言っている暇があったら数を書いてまいろう。


暦に話を戻しますと、これは未来の自分のために今後も暦記事を書き続けるべきだし、いつか一度何らかの形でまとめたいともおもった。


冬の土用。

夏の土用が有名だけど、土用は実のところ年4回ある。立春・立夏・立秋・立冬の始まる前日までのそれぞれ18日間。

だから節分はこの2月のものが有名だけど、節分も本当は年4回ある。

陰陽五行のうちに五行の5要素、木火土金水。要素を季節に当てはめるとひとつ余ってしまう。その余った「土」が年4回、各季節の後に18日ずつ割り当てられていると解釈すると覚えやすいかも。


土用はデトックスのエネルギー。新しい季節を始めるために今あるものうち、無にあるいは宇宙に還せるものは返していく、そんなときです。

デトックス、脱皮、断捨離、待ち、休息。そんなニュアンス。
あまり新しいことを始めるときではない。個人的には、待っても大丈夫なものについては、できるだけ土用後に始めようとすることが多い。

夏の土用が先祖など血縁の出来事が多いのに対して、冬の土用は魂の縁の出来事が多い気がしている。
また夏の土用が腐葉土にしていくニュアンスなのに対して、なんとなく薄く薄くそぎ落としていく感じがする。

そぎ落として、剥がれ落ちて、脱皮して、身軽になってよい春を迎えましょう。

ではまた

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小寒は自らを圧縮して点になっていく 2020年小寒

2020-01-14 03:53:27 | l-暦・年中行事・記念日

今は二十四節気の小寒(しょうかん)と呼ばれる季節。

小寒・大寒と寒い一か月間を経て、春を始める立春がやってくる。

2020年の小寒は、1月6日(月)ごろから1月19日(日)ごろまでです。

小寒に入ることを「寒の入り(かんのいり)」といって、一番寒い季節に入ることを意味するらしい。

なぜ寒いのか?

暦便覧によると「冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、益々冷える也」とのこと。

これはどういうことかというと、冬至は旧暦で11月に当たる。易経では旧暦10月の卦が全部「陰」。旧暦11月ですべてが「陰」だった世界にひとつ「陽」が差す。

だから冬至のことを「一陽来復」という。
早稲田にある穴八幡宮でで冬至のときに配布している黄色の「一陽来復」袋。買いに行ったことあります。金運がアップするらしい

小寒は冬至の次の期間だから、寒い。純粋に寒さだけだったら寒ささえ感じないけど、少しあたたかさがあるからかえって寒さが引き立つ。お菓子に塩を入れると甘くなるのと仕組み的には似ている気がする。

もっともこれは地学や理科といった科学的な方面からも説明できるんだろうね。地学の知識がほしいこの頃です。

あたし自身は、地下の世界では春が始まっていて、地表ではまだ冬だからその落差で寒いとおもっている。地下のほうが常に世界を先取りなのだ。


そんな小寒のキーワードは 圧縮 だとおもっている。

どんどんと圧縮させて小さくなっていく、そんな時期。圧縮の過程で剥がれやすくなるものが出てくる。

圧縮の過程で何かが剥がれ落ちるかもしれない。自然と剥がれ落ちるのはそのまま剥がれ落ちていくのを放っておけばいい。だけどわざわざ剥がすというのはあとでいいかもしれない。

剥がすための時間は今確保しなくても、もっと剥がしやすいときがやってくるから。今は圧縮&圧縮&圧縮ー。

剥がしていてく、脱皮していくのが小寒の次にやってくる大寒であり、または冬の土用な気がしている。


あとは、とにかく冷えにご注意ください。我慢しないでできるだけあたたかくお過ごしください。

何事も形になる、具現化するには時差があるから。
今冷えたからといってすぐに体調がどうなるわけではないかもしれない。けれど、ちょっと後の展開が変わってくる、そんな気がしております。健康においても、美容においても、生き方についても。

そんな風におもっておるー

ではまた

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冬至、ここから世界を創造しよう 2019年冬至

2020-01-12 04:06:17 | l-暦・年中行事・記念日

さあ!冬至の振り返りをする。

冬至はとてもパワフルな日。

太陽はこの日を境により長い時間、あたしたちに光を与える。つまりは太陽の生まれる日。いまでこそ天体の仕組みは認識されている(ことになっている)。

けれども昔の人たちは毎年新しい太陽が生まれるとおもっていたかもしれない。そして太陽が生まれてくるかどうかはまさしく死活問題。祈った。だからパワフル。

冬至は暦・二十四節気のひとつでもある。その場合、冬至当日(今年は12月22日)を示すと同時に、期間をあらわす。
昨年2019年の冬至は2019年12月22日(日)ごろから2020年1月5日(日)ごろだった。

冬至は生まれ変わり。無からあたしたちのイメージ、心や頭に思い描いたことが世界を創造する。


冬至のたびに、ミヒャエルエンデ原作の映画「ネバーエンディングストーリー」を思い出す。

本当は違うのかもしれないけれど、あたしが思いだすのは以下のような感じ。

映画の最後、世界は闇、無になる。

その無の世界で、女の子(女神?)が男の子(勇者?、主人公)に向かって「創造して、あなたのイメージしたものが世界になる。現実になるから」と語りかける。

そして男の子がイメージすると、そこから光、世界が現出する。


映画をみた子どもの頃は、「なんて悲しい物語なんだろう、頑張って冒険したのに世界は無、ゼロになっちゃったよ。もう何もないから自分でもう一度ゼロからつくるしかないんだ」とおもった。

そしてそれ以来、その映画はみていない。(ファルコンの顔が怖かったのもある)


だけど今なら、わくわくする。

なんてすばらしいのだろう!! あたしたちは世界を創造することができるんだよ、と。


冬至の期間中、誰もがご存じのように、年末年始、そしてお正月がある。

特に日本人は、「忘年会」という言葉もあるように、まさにお正月を境に年を忘れて生まれ変わる。

冬至のエネルギ―によく合った振る舞いかもしれない。お正月を重視していて、かつ新暦でお正月を祝う国は日本だけです。

この特徴をとても興味深くおもっている。そしてだからこそ冬至のエネルギーを上手に活かしていきたいなともおもうのだ。

どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。すばらしい年をともに創造してまいりましょう。

ではまた

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