運動をした後にはそのままバタンと休息するのではなく、ゆっくりと休息していくのがよいと聞いたことがある方は多いとおもいます。運動後のストレッチも大切でしょう。
北京オリンピックスピードスケート500メートル女子で、銀メダルを獲得した高木美帆選手が滑ったあとに自転車をこいでいる姿が印象的でした。早い滑走順で素晴らしいタイムを出したため、他の選手が競技をしている合間に、自転車を漕いでいる高木美帆選手の顔が映し出されていました。
ゆっくりと休息してくためにも、5種目出場を果たす体のためにも、あのタイミングで自転車を漕ぐことが必要なんだろうなあと素人ながらに解釈しておりました。
そして遅まきながら、こういうゆっくりと休息していく過程が必要なのは、ひょっとしたら運動だけはないのかもしれないと、気づきました。うん、なんとなくそんな気がする。
例えばわたしにとってはアート展示などよい例です。展示のあとバタンと描きたくない時期がある。けれどもいきなり倒れるようにやめるのではなく、いい感じでゆったりダウンしていく時間があれば、もっとちょっと展開が違うのかなあとおもいました。
それには頑張りすぎないこともまた大切。というと、高木選手はどうみても頑張っているから、やっぱりクールダウンタイム。そして頑張りすぎないというのも戦略だけど、クールダウンダウンタイムを上手に使えば、また違った戦略がとれるのかもしれないと。
確信があって言っているわけでないです、ただそうおもっています。
なんとなくそうおもっていたときに、世界情勢を考えるという行為については、今回それがはまりました。
というのは、先だって自分比で一番よいパフォーマンスをあげたのですがとても疲れたのですよね。頭の整理が追い付いていない感じでした。
⇒ 自分をねぎらう気持ちを込めて綴らせてもらいました。
こういうときはまったく別のことをするのですが、あえてなんとなく購読しているNew York Times Internatinal Weeklyを漫然と読んでいたのです。
すると頭が楽。緊張せず漫然と読むのが心地よく、思考が自由になる。かつ適度に創造性が刺激される。けれども刺激されなくても困らないとおもっているからとてもリラックスしている感じなのです。
報道はどうしても悲惨な世界を目の当たりにすることが多いのですが、業務でかかわっているときにはそこに感情を動かしたり、当事者の気持ちに寄り添ったりしません。
けれどもこうやって漫然と読んでいるときは、感傷的と言われればそれまでですが寄り添ったり、自分もしっかり生きようとおもったり、どういう世界がいいんだろうな、どういう世界にしていきたいんだろう、思考や気持ちの旅ができる。
するとストンストンと整理されて、次につながっていく感覚がありました。
クールダウンタイム、あらゆることのクールダウンストレッチ意識していきたいです。
それにしても、勉強として難しいとおもいつつ読んでいたNew York Times Internatinal Weeklyがまさかクールダウンのストレッチになるとはおもっていませんでした。あまりよくわからなかった社説も、最近は読みながら考えられるようになってきているし、少しずつ世界が蓄積されているのでしょう。
どうもありがとうございました。
◆臼村さおり twitter @saori_u
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どうもありがとうございました。