つぶつぶタンタン 臼村さおりの物語

身体の健康と無意識のパワーへ 癒しの旅~Have a Beautiful Day.~

場を楽しみ、同時に遠くにいる大切な存在を慈しむ。中国茶道のお茶会

2019-06-09 23:50:12 | 茶道

中国茶のお茶会に参加した。場所は、国立オリンピック記念青少年総合センターにある茶室。

中国茶道をされている方が何回かお茶会を催してくださっていて、あたしは夜の回に行ってきた。昼は水の輪廻、夜は蛍の輪廻がテーマ。

蛍はほのかに美しく光ってはかなく消えていくことから、人間の命にもなぞらえられるとのこと。そんな人の一生に思いを馳せながら、再生があるといいなとどこかで願う。(臼村の個人的に曲解も入っています!)


お茶会は物語仕立てになっていて、舞台も移動した。最初は待合、そして外を眺める席、最後は奥の間。


外を眺める席にて撮影。


人間は生まれたばかりのときはわけもわからないから、お茶も最初はただ飲む。そして途中から人生を慈しむようにみなで場を分かち合うという設定になっていた。

ひとつひとつのしつらえ、装飾、お菓子、お茶、お道具、すべてのこだわり方がすごい。すべて手間暇かけて手作りされたとのと。演出がすごい。ホストとサポートスタッフの合計5人でゲスト8人をもてなしてくれるという贅沢空間。

ナレーションや途中で入る歌もいい。


たまげた!! もうびっくりとか驚いたという言葉だけでは足りない。きっとこういうのを「たまげた」っていうんだなーとおもった。

と調べてみたら、たまげたは、魂消えた(たまきえた、魂が消えた)が変容したものとのことで、今回のテーマとも少し近いのかもしれない。


人生について考えさせられたよ。

力になった。人生そのものに感謝する気持ちもわいてくるね。目の前にいる方との場を楽しむと同時に、遠くにいる自身の大切な存在を慈しむ。

と書くと、読んでくださっている方には大げさに聞こえるかもしれない。けれどもやっぱりお茶会にはそれだけの力があるとおもう。特にこのお茶会はすばらしい。



これほど感銘を受けたのはいつぶりだろう。
ホストの真摯な姿勢がとにかくかっこいいの。あたしもこうありたいとおもった。すごいなー。

「さおりさんはアーティストで芸術まっしぐらだから、こんなのをみせて恥ずかしい」みたいなことをおっしゃってくれて、

穴が入ったら入りたい、いいえ穴がなければ掘ってでも入りたい気持ちで、あわあわ言ってしまった。


でかける前、少し疲れていたのか、向かう電車でうとうとしてしまい、寝過ごして少し焦った。間に合うとはおもったけれど、そんなにいい気分ではない。けれどもお茶会を通して、すっかりリフレッシュされて帰ってきた。
このパターンは、なんだか冴えない展開が続くか、すべてをひっくり返すような衝撃が待っているかどちらかだろうなとおもっていたら、、、後者だった。

終わってからしばらくずっと第3番チャクラが反応していたよ。第3番チャクラはあたしにとって苦手意識があるエネルギーだから、今のあたしに欠けていたものを共有してくれる場でもあったんだろうね。




美術鑑賞以外の目的でお茶室に入ったのは、4年近くぶり。
(日本)茶道をお休みしてから初めて「また茶道に戻りたいな」とちょっとおもったほどだった。(まだ時期ではないとおもっている)

お茶室に行くときは、入口で履き替える足袋を持ってくるようにしつけてくれたお茶の先生に感謝。今日は入口で靴下を履き替えたよ。

パフォーマンスもすごいやりたくなった。体つくる―

来週も佳い週となりますよう

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茶道を懐かしむ あの修行が今生きている

2016-09-01 23:45:05 | 茶道

別件のついでに、銀座のギャラリー2軒を訪問しました。半月ぶりのギャラリー、満喫いたしました。初めて歩く道もありまして、とてもよい雰囲気。やはり銀座って素敵な街ですね!! 銀座はたまに本気で迷うのですが、今回は大丈夫でした♪

画像は、銀座ギャラリーStage-1の妖怪展にあった武本大志さんの作品。釜から狸が!! 思わず目を奪われます。

これは茶道で使うお湯を沸かすための釜です。そ、そこに狸がいる。普段、茶道の釜をみている私にはとても斬新にうつったのです。


茶道をしていると書いたばかりですが、昨年末より茶道をお休みさせていただいております。

茶道が嫌いなわけではないです。またいつかタイミングが来たらお稽古に戻りたいなあとおもいます。

ただいまはタイミングではない。


茶道の代わりに私の前のあらわれたもの、それはおそらく、いや間違いなく絵でしょう。

1月から8月までものすごい勢いで展示活動しておりまして、いまだかつてない傾向。最初、自分でもびっくりしておりました。

たまたまチャンスに恵まれたからというのが大きいですし、それをいえばそれまでです。

けれども私はおもいを形にすることをして生きておりますし、私に限らず、おもったことって実現していくもの。

ですから、私が望んだからその現実がやってきたわけであって、その意味ではやはり、茶道をストップしたことにより、溜めていたものがドンと噴出したんだろうな。とそんなふうに解釈しております。

何かを得るとは、何かを失うことなのかもしれません。


茶道は、精進という言葉もあるように、修行的な面は大いにある気がします。習い事茶道ですし、普通はそこまで修行とはとらえないかもしれませんが、正直、茶道には、私の中にはない要素がありすぎるのです。大変でした。

そして、先生は私よりもずっとずっと大変だったとおもいます。こんな私を指導してくださった先生には、感謝の気持ちでいっぱいです。

そしてその修行がいま役にたっている。

いつか勇気が出たときのために、修行してパワーを溜めていたのかなあ~と。

茶道のおかげさまです。


もっともこんな自分に都合のよいことばかり書いて。。。

茶道をお休みさせていただくことは、今までよくしくてくださった先生に不義理を働くことだというのは自覚しております。

けれどもそうしたかった。


修行は大切です。いつかまたやります。


いま、手の指の爪にマニュキュアを塗っております。

ここ10年強くらい、ほぼマニキュアを塗ることはありませんでした。茶道を習っていたからです。別に私が通っているお教室はマニキュアが禁止というわけではありません。茶道を教えてくださる先生ご自身もマニキュアを塗られていたことも、ネイルサロンをご紹介してくださったことまでございました。

ただ、「このマニキュアはオーケー」「あの派手さはNG」など度合いを意識するのが面倒でしたし、私は茶道の行間を読む能力が低いので、わざわざトラブルになりそうなことは避けていたのです。それでなくても他の面でポイントが低いですからね。お稽古に行く前に落とすの忘れても嫌だし…。

茶道をお休みさせていただくことになってから、私の生活は大きく変わりました。ここ数年は多くても月2回程度しかお稽古に行っておりませんでしたが、生活という意味では大きく影響を受けていたのだとおもいます。

茶道の中では、私はボケキャラだったので、いつもみんなに笑われていたというか、ともに笑っておりました。もろもろ笑顔で受け入れてくれてありがたい話です。なので、社中のみんな(茶道仲間)に会えないのは少し淋しいですね。

では、また~~

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茶道稽古 毎年恒例、茶箱点前 花

2015-07-29 23:48:49 | 茶道

一昨日、茶道のお稽古にまいりました。かれこれ10年以上、習っております。

月並みすぎてあまり書きたくないのだけれど。。。。。先だって香港に行って、日本のこともう少しやりたいなあと、おもったりもいたしまして。。。。。いや、あの、いかにもな感想で恥ずかしいのですが、とても新鮮な気分。そんな感じです。

そもそも、私が茶道を始めたのは、日本文化を知るためだったわけですが、長年続けるうちに、そんなことも忘れて、ただただお稽古に行っていたなあと、振り返っておりました。

今回は茶箱のお稽古です。茶箱とは携帯用のお点前です。

茶箱と呼ばれる20センチ(縦)×15センチ(横)×15センチ(高さ)くらいの木箱(なことが多い)があって、その木箱の中に、茶道をするために必要な道具一式が収まっています。具体的には、お茶碗、お棗(なつめ)、袱紗(ふくさ)、茶しゃく、茶せん、茶巾、お菓子(ひょうたん型の振り出し)など。あとは汚れた水を捨てる建水(けんすすい)、鉄瓶やポットがあれば、お茶を点てることができます。外でやるときに使われることが多いです。ちなみに、茶道では、野外でお茶を点てることを 野点(のだて) と言います。

私が茶道を習っているお稽古場では、夏は毎年、茶箱のお稽古になります。お稽古は、冷房の効いた畳のお茶室でおこなうのですが、でも、やっぱり暑い。普段のお稽古では、釜に入れた水を熱してお湯を沸かしていますが、、、それを避けたいという理由もあるのだとおもう。

この茶箱点前。卯の花、月、花、雪、色紙点前、和敬と6種類も種類がある上に、7月、8月くらいしかやらないので、毎年すべての点前が1回ということも多々あり。・・・年が来るたびに、きれいに忘れております。

今回は、花の点前をしたのですが、まあ、見事に忘れておりました。(ですので、次回も、再度、花の点前をやる予定です。)

お稽古に行く前に、教本で、花の点前のところを読んでおりまして。数年前に、すべての教本がリニューアルされたこともありわかりやすい。「やっぱり、教本がわかりやすいと助かりますね」というブログ記事を書く予定だったのですが、まあ、見事にできませんでした。


教本は、前のものと比較すると、かなりわかりやすい。本のサイズは大きくなり、印刷は綺麗でカラー。写真を撮る角度はわかりやすく、本の構成は工夫されている。

いまのほうが昔より、学ぶのがずっと簡単なはずです。

なのに、できなかった私。みるのとやるのが異なると同時に、モチベーションの問題もあるかなとおもいました。

がんばりすぎるのは、中途挫折の元なので、ほどほどがちょうどよい、とおもいつつ。

いやいや、もう少し、茶道をやりたいとおもった次第でした。

ふぅ~ 今日も暑かったですねー。みなさま、どうぞ休み休みお過ごしください。

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継続と、場の空気 茶道稽古より

2015-04-14 22:06:54 | 茶道

久しぶりに茶道稽古にまいりました。

かれこれ10年以上になりまして、ときおりお稽古の間隔が空いてしまうのですが、それでも続けさせていただいております。

今回もそんな空いてしまったとき。なんと年内2回目のお稽古でした、お正月の初釜(というお祝い茶事)のあとに1度お稽古にお伺いしたきりでした。


茶道から学ばせていただていること多くあり、それが日常でも生きております。

・・・なのに、空いてしまうワタクシ。物事を続けるって胆力ですわねん~


続けることは、気力・体力。昔昔、私がヨガを始めた頃に、ヨガの先生が、「心がまいっている人は物事を継続することができません」とおっしゃっていました。

当時、疲れていた私は、ドキッとしました。今でもよく覚えています。

その頃からみると、だいぶ私は変わったなあ。


エネルギー調整を提供させていただいても、継続することは力だというのをひしひしと感じさせられます。

やっぱりエネルギー状態がよい人は物事を続けられている。そしてそれが力になる。気がする。


話を茶道に戻します

昨日、お茶室の外の待ち合いと呼ばれるスペースに入った途端、「あー、もっと早くお稽古に来ればよかった!」とおもいました。

一気に、場の空気感になじんでそう発想させられたようです。場のエネルギーって大事ですね。


と同時に、人間の価値観ってもろいなあと(自身を俯瞰しておりました)。

私は茶道が好きだからよいですが、言い方を変えれば、人間は場の空気感に一瞬で呑まれるわけです。


私たちは、日々生活している場の影響を受けています。

地球、日本、会社、東京、学校、病院、お店。場があるからこそ生まれる文化もあり、場の力は大きい。


と旅行に行ってみたくなりました。

もうかれこれとても長い間、日本を出ていないのです。そろそろ一度出てみると新鮮な気分になれるかもしれない。なんだかそんな気がいたします。

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間合いを感じながら、寄り添う

2014-03-31 23:13:21 | 茶道

お茶のお稽古にいってまいりました。画像は待合(まちあい)と呼ばれるお茶室の入り口。

ひとつひとつの所作に呼吸を乗せて、会話を楽しみつつ、笑いつつ、かつお点前をし、間合いを意識する。

と、茶道はなかなかアクロバティック

そして、最近は、体の向け方(角度)に意識を向けるのが楽しいです。

たぶんねー、傍からみたら、なんの違いもないかもしれない。
しかも、たいして洗練されていないかもしれない。

だけど、じぶんはよくわかるのです。そのちょっとした変化がうれしい。

ちいさいからこそ、よけい、うれしい。


どんなに誰かに寄り添ってくれても、心をかけてみても、相手に届かない気がするとき、あるかもしれない。

けれども、相手はね、けっこう、ご自身のからだの中に、小さな変化、感じている。喜んでいる。

そっちの可能性の賭けるのも気持ちいいよ。実際、それ、事実だし。


誰か大切な人がいたら、ただよりそい、自分の目線では大きな変化わからなくても

見守り、ただよりそい、ともに生きる。それが相手からみると大きなパワーになっていることある。

それをね、「ね、ね、わかる?」と相手にいいたい気持ちをぐっとこらえて、待つのも案外気持ちいいもの。

なんだか、妙に、Mっぽい文章になってしまいました。


でもね、細部に万物が宿るって本当だから、なんか細部を思いっきりデフォルメした感じだけれど

これで、いいのだ

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茶道の初釜と記憶

2014-01-07 21:20:50 | 茶道

オフィスの椅子を新調した。キャスターの調子が悪くなってしまって、
椅子を動かすたびに小さなストレスを感じていたので、すっきりした。なんだか新年って感じ。


夕べは初釜(お正月の茶事)に行った。

できれば、1月7日前がいいと主張したあたしのせいで(おかげで)、
今年の初釜は4日と6日。

年始すぎて、都合がつく人が少なく、6日の連客は3人だった。
あたしは、お詰め。

正客が仲良い方だったので、くつろいでしまって、
終わったあと、すっかりエネギーがチャージされていた。
お茶事はみんな緊張し過ぎて、終わったらどっぷりなのに。。。

他のメンバーも同じだったらしく、「これは逆にまずいんじゃないか」となったけれど、
きっと、本来、お茶は楽しむものだから、これでいいのさ。


そういえば、この前の炉開きのときに、久しぶりに先生と、険悪になったことを思い出した。
あれから、まだ2か月なのに、先生の度量に感謝。
あたしは近年ほとんど腹が立たないので、あれは昨年唯一、ムッとしたことだったかも。


いろいろ思い出しながら、お茶室にいた。

創業したての頃、ガイドがどうしても東京商工会議のセミナーに行けというから、仕方がないから遅刻しながら行ったとき。
ひとつだけ空いている席に座ったら、通路はさんで隣の席に、たまたま、昨日正客だった彼女がいたこととか!(びっくり♪)

あたしが、突然イベントをやり出したとき、
彼女が、店舗レイアウトの経験を活かして、全部レイアウトとか考えてくれたこととか。

同じ会場で生音ライブをやると言い出したときも、布とかを使って、上手にまたレイアウトを考えてくれたこととか。

先生に内緒で、2人+もうひとりでお茶会の真似事をしたこととか。
(昨日、暴露したけれど)

お茶をやる気がなくなって、半年くらい消えていたとき、
遊びに行った彼女のイベントで「『先生がいい加減来たら」』と言っている」とといわれたこととか。
「そんなこと言われても、行く気にならないですよね」と答えた記憶ありorz

うむ、なんだか、最近、イベントづいているな。


お年賀で、午のお扇子をもらった。
午年以外でも、この扇子を使う方法は、
「『うま』くいくように」というオヤジギャクを採用すればよいとのこと!
なるほど。

先生に「茶道を始めてから、年末になると、年が去る(申)というオヤジギャグをしたいという衝動をおさえられないんですよね」と言ったら、
泣かれてしまった。

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茶道:急ぐの意味を矯正中、呼吸のメンテナンス

2013-12-17 00:21:19 | 茶道

あの、最初に書いておきますが、自己満足日記です。ごめんなさい><

今年最後のお茶のお稽古に行った。

あたしは、最近は月2回程度のことが多いのだけど、今月は3回行った。

というのも、ここ数か月、なんだか、自分の身のこなしがあまり好きでないのですよ。

うーん、好きでないことに気づいたのか、せわしくなくなってしまったのかは不明。

いちいちやることに、品格がない気がしてしまって。(注:飽くまで自分比です!)

実際、ここ数か月、お点前で先生からご注意いただくことも、そんな感じ。


なんというのかな、一度、しっかり心をこめてやれば、一度ですむのに。

それをせわしなく動くから失敗して。結果何度もやらなくてはならなくて、時間もかかることになる。


「急ぐ」の意味をはき違えている状態。自己満足の「急ぎ」になっている、気がした。

一瞬にはすべてが凝縮されるから、普段のあたしの動きも当然、そうなっていたのだとおもう。

いやだな。一期一会、その一瞬を大切に、うーーーんと心を注いで過ごしたい。とおもったわけです。

時間の長さじゃない、濃さなのですよん。だいぶ、まともになってきた。とおもいたい。

相手に敬意を払い、心地よく過ごしたい、そんなふうにおもいます。

そして、そこに気づき、丁寧に過ごそうとおもっている、あたしが好き。

すべての縁に、愛と感謝を込めて

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茶道:風炉から炉

2013-10-29 00:27:53 | 茶道

間もなく、11月。茶道では、風炉(ふろ)と呼ばれる畳の上に置いた炉を仕舞い、
冬用の炉となります。

冬用の炉は、畳をくりぬくように作られていて、(違うけれど)囲炉裏みたいな感じ。

夏と冬で、茶道のお点前と呼ばれる所作も変わります。
そして、見事なあたしの記憶力は、冬のお点前をすっかり忘れております。

だけど、時代は進化したのですね。
お点前のDVDが販売されているのです。
それ、みながら、何回か一緒になぞれば、思い出すとおもう。

時代は変わっていくとのだとおもう。

ちなみに、口伝の情報も、ネット検索すると出てきたりする。
(間違っていることもあるし、不十分でもあるので、
それだけで勉強するのは難しいだろうけれど、
カンニングペーパーとしては、相当の効力があります)


茶道には独特のきまりごとがあります。(な気がしております)

その常識を尊重したほうが、世界を味わいやすい部分。
汎用的な道になっている部分。
それがあるゆえに苦しくなってしまう部分。
廃れている部分。いろいろで。

かんがえていきたい。

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風炉。灰型稽古でした。

2013-05-06 23:57:14 | 茶道

今日は、茶道で灰型(はいがた)のお稽古でした。


これ、灰なんですよー。ちょっと触るとズボッて崩れるの。
画像だとわかりくいのだけれど、中心に水の卦が書いてあります。水の卦を書いて、そこに火を乗せる、そんな感じです。

風炉ねー。ちゃんと五行(木火土金水)が集約されているよね。木はくべる炭、火はまさに燃やすでしょ、土は釜が土製、金は釜、そして、水は釜の中のお湯(水)。

なかなか大変でして、あたしは、先生に直していただく時間も含めて2時間近くかかってしまいました。

囲炉裏のような炉から、置炉(風炉・ふろ)に5月から変わるのですが。その風炉内の灰の景色のことを灰型といいます。
何気にね、前の山と向こうの山の大きさ変えたりと、遠近法になっていて、芸が細かいのです。

灰匙(はいさじ)と呼ばれるスプーンで、灰の形を整えていくわけですが、灰なので、すぐに形がくずれますし、
形がギザギザにもなります。無になって、ひたすら、作っていく感じです。

先生が「綺麗にしようと思わずただ平らにしようとおもう」とおっしゃっていて
それは、エネルギー調整に通じるものがあるなあ、と思いました。

最初ね、こんな感じだったの。↓


偉いでしょ。あたし、自分でいうのもどうかと思うけれど、がんばったと思います。

先生は、ご自身の灰型をみて「(風炉になりたててで作るの半年振りだから)下手になっていて恥ずかしい」とおっしゃっていましたが。

あたしは、かなり、自画自賛、満足です。うん、前より、うまくなっている。
所詮、あたしの実力はこの程度というか、いやあ、身の程をわきまえているので、妥協するのも早いのです。

「完璧を求めるのが無理があるから妥協するポイントを決めるのも大切」とおっしゃる先生。

それを真に受けて、「妥協しようと思います」というタイミングがイチイチ早い、あたし、みたいな。

自らの度量は器量を思い知らされます。GWの最後に、ガツンとやられた感じです。

実は、あたし。灰型に対して、ものすごく苦手意識あったのね。それが今日のお稽古のおかげで、相当緩和されたので

うれしい ←久々に跳ねてみた

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茶道は風炉になります 夏下冬上

2013-05-05 23:32:19 | 茶道

今日は、端午の節句。そして、夕方に春の土用明け、立夏になりました。夏が立ちました!
この画像は、茶道のお釜の風景。炉バージョンでして。
あたしのお稽古場では、明日から、風炉という夏用の炉になります。
お茶が熱くなりすぎないように、お炭の大きさも変わりますし、それと同時に、炭の燃えている側をね、下にします。
この仕組みのことを、「夏下冬上(かかとうじょう)」ってといいまして、たかが茶道といわれればそれまでだけど
万物はシンクロしているので、あたしとしては、それなりに宇宙感じます。

昨日・一昨日に久しぶりに、イベントに参加しておりました。
癒されモールやめてからすっかりイベントと遠ざかってしまったあたしとしては、とても感慨深く、じぶんのこころ、
確認できたときでした。どうもありがとうございました。

そして、今日は、模様替えしつつ、クローゼットとにらめっこ。そのあとは、本ゾーンとにらめっこ。
とっておくものと、捨てるもの、わけて。気分あらたに、リフレッシュ。
(実は、あたし、本棚持っていません。すんごい蔵書数少ない。たぶん、100冊くらいしかないとおもう)

そんな今日でございました。今から遅れている暦録書いて。
それから、今日はアフリカの飛行機についての記事を翻訳する予定です。

明日は、GW最後の日。エネルギー調整しつつ。あたしの心とにらめっこしつつ。
んでもって、夜は早速、風炉の茶道稽古です。菖蒲が綺麗に咲いているから、
(先生のおうかがいしてから、)少しもっていければいいなあと思っています。

と、ブログを書いていたら、お茶の先生から、メールが来た。炉はしまったけれど、まだ風炉体制にはなっていないとのこと。
明日は、灰型という、風炉を作る作業をすることになりそうです。初風炉灰型だ♪♪



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茶道について積極的に書いてまいります、今年2013年

2013-01-06 23:32:26 | 茶道

今日は茶道の初釜でした。

いやあ~、今朝ね、あたし、時差の関係で朝早(といっても8時だけど)ニューヨークと打ち合わせがあったから、
打ち合わせ終了後、思わず二度寝。(NYと打ち合わせ?? 臼村が??だけど、割愛。また今度書きますデス。)
ヤバかった。微妙に遅刻しました。

初釜とは茶道の新年行事。茶事と呼ばれる形式でやります。
茶事は、亭主というホスト役とお客様数人というスタイルが一般的。そして、主賓のことを正客(しょうきゃく)といいます。
私、本日、僭越ながら、正客をやらせていただいていたのですよ。連客(連れのお客様)は5人。
家を飛び出していきました。もちろん、反省しています。反省しているけれど、落ち込んではいない。
まえは、すんごい落ち込んだけれど、なんだか、茶道に限らずドジな自分に慣れてしまって。
もちろん、次は気をつけるけれど、こういうとき、いろいろな方に助けてもらって。
だから、ドジを治すより、助けてもらえる自分であろうと努力することのほうが、あたしにはハードルが低いのかもしれない、
と思った、2013年の新年。(本当に反省していますよ!!)

というのはさておき。

あたしは、茶道を習い始めて、かれこれ今年で9年目。
成長の遅さはございますが、自分のダメさに執着せず、その場を和ませてみなをエンターテイン(おもてなし)することに
意識を向けられるようにはなったかな、とおもいましたデス。

とても楽しかったです。みなさま、どうもありがとうございました。

茶道はね、写真がないのですよ。お茶事のなかにはすばらしいことがいっぱいなのだけど、写真撮りません。
ネタではないので。SNS時代だからね、なんか時代から取り残される感覚もありますが、それでいいのかな、ともおもう。
デジタルデトックスどこから、写真もNGよ、みたいな。

今日、お茶事が終わった後、ご一緒させていただいた方お二人とカフェでおしゃべりしました。楽しかった。
茶道のこと、ほかのこと、いっぱいおしゃべりした。

そして、そこで話したのも気持ち的に後押しになったんだけれどね。
今年はね、ブログにもうちょっと茶道について書いてみようと思っていますデス。
(たぶん、未熟者ゆえ、茶道をされていない方にはわかりにくい記事になってしまうこともあるかと思います。そのときは、さくっとスルーしてくださいませませね~)

どうも、ありがたいことに、あたしは、文章で表現するのが、ほかの方と比べて相対的に上手であることが判明した2012年。
だったら、画像NGぎみな茶道こそ、ちょっと伝えてみたいな、と。

あとね、正直なところ、あたし、ほかに、いろいろやりすぎているくらいやっているので。
どこかで発信する側に立たないかぎり、そんなに茶道にエネルギー割けない。

先生がね、とてもよくしてくださっているのに、それに見合うだけの精進、まったくできていない自覚あります。
ただ習っているだけだと、どうしてもいろいろすぐ忘れてしまう。仕事でこだわりたいこといくらだってあるから、自分が習う側である茶道は後回しになってしまうのです。ちょっと、一瞬、グーグルで検索すればいいだけのことができない。

だから、今年は茶道について書いていきます。

前からね、ちょっと思っていたんだ。だけど、あたしは、遠くにいる人にエネルギーを送るのを仕事している人。どー考えても一般的にみると職業がアヤしい、という自覚がございます。そして、いくらあたしが茶道について書こうとも、茶道の専門家が書いているわけではなく、茶道をやっているヒーラー&占い師が、茶道を書いている、となります。そんな、あたしの文章が検索にひっかかるでしょ。そしたら、矛先があたしにくればいいけれど、先生に行くのが嫌だなとずっと思っていた。「あのヘンな人が茶道について書いているみたいなんだけど…」と。

だけど、正直、気にしすぎかな、と思った。そうなるかもしれないけれど、そんなこと気にしても仕方がないかな、と。
というか、そんなこと気にしているばやいじゃないぞ、と。あたしにはもっと大切なものいっぱいあるぞ、と。

もちろん、書くことを選んだからには、今まで以上に、一瞬一瞬に魂込めて、生きていくよ。

そして、あとは、野となれ、山となれ~~ ま、自意識過剰かもしれないしね。

そして、この流れになったのは、昨年、タンタンさおりから名前を臼村さおりにしたのを皮切りに。
ライターということを通じて、さらに本名のじぶん、そのままの何のプロフィールも隠さない形で切り込んでいったの
大きいとおもう。つくづく。

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