中国茶のお茶会に参加した。場所は、国立オリンピック記念青少年総合センターにある茶室。
中国茶道をされている方が何回かお茶会を催してくださっていて、あたしは夜の回に行ってきた。昼は水の輪廻、夜は蛍の輪廻がテーマ。
蛍はほのかに美しく光ってはかなく消えていくことから、人間の命にもなぞらえられるとのこと。そんな人の一生に思いを馳せながら、再生があるといいなとどこかで願う。(臼村の個人的に曲解も入っています!)
お茶会は物語仕立てになっていて、舞台も移動した。最初は待合、そして外を眺める席、最後は奥の間。
外を眺める席にて撮影。
人間は生まれたばかりのときはわけもわからないから、お茶も最初はただ飲む。そして途中から人生を慈しむようにみなで場を分かち合うという設定になっていた。
ひとつひとつのしつらえ、装飾、お菓子、お茶、お道具、すべてのこだわり方がすごい。すべて手間暇かけて手作りされたとのと。演出がすごい。ホストとサポートスタッフの合計5人でゲスト8人をもてなしてくれるという贅沢空間。
ナレーションや途中で入る歌もいい。
たまげた!! もうびっくりとか驚いたという言葉だけでは足りない。きっとこういうのを「たまげた」っていうんだなーとおもった。
と調べてみたら、たまげたは、魂消えた(たまきえた、魂が消えた)が変容したものとのことで、今回のテーマとも少し近いのかもしれない。
人生について考えさせられたよ。
力になった。人生そのものに感謝する気持ちもわいてくるね。目の前にいる方との場を楽しむと同時に、遠くにいる自身の大切な存在を慈しむ。
と書くと、読んでくださっている方には大げさに聞こえるかもしれない。けれどもやっぱりお茶会にはそれだけの力があるとおもう。特にこのお茶会はすばらしい。
これほど感銘を受けたのはいつぶりだろう。
ホストの真摯な姿勢がとにかくかっこいいの。あたしもこうありたいとおもった。すごいなー。
「さおりさんはアーティストで芸術まっしぐらだから、こんなのをみせて恥ずかしい」みたいなことをおっしゃってくれて、
穴が入ったら入りたい、いいえ穴がなければ掘ってでも入りたい気持ちで、あわあわ言ってしまった。
でかける前、少し疲れていたのか、向かう電車でうとうとしてしまい、寝過ごして少し焦った。間に合うとはおもったけれど、そんなにいい気分ではない。けれどもお茶会を通して、すっかりリフレッシュされて帰ってきた。
このパターンは、なんだか冴えない展開が続くか、すべてをひっくり返すような衝撃が待っているかどちらかだろうなとおもっていたら、、、後者だった。
終わってからしばらくずっと第3番チャクラが反応していたよ。第3番チャクラはあたしにとって苦手意識があるエネルギーだから、今のあたしに欠けていたものを共有してくれる場でもあったんだろうね。
美術鑑賞以外の目的でお茶室に入ったのは、4年近くぶり。
(日本)茶道をお休みしてから初めて「また茶道に戻りたいな」とちょっとおもったほどだった。(まだ時期ではないとおもっている)
お茶室に行くときは、入口で履き替える足袋を持ってくるようにしつけてくれたお茶の先生に感謝。今日は入口で靴下を履き替えたよ。
パフォーマンスもすごいやりたくなった。体つくる―
来週も佳い週となりますよう
◆臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。
◆エネルギーサロン・タンタン
~身体の健康と無意識のパワーへ Have a Beautiful Day~