読書交換会のことを書くつもりで書き始めたのだけど、途中からイベントを主催することみたいな文章になっていきます。なので読書交換会については、また別の記事を挙げます。途中まではおそらく文章が同じになります。
⇒ 東京読書交換会、おかげさまで5周年。
読書交換会でした。
読書交換会は、池袋で本を持ち寄ってお互いの本を交換したり、オンラインで読書経験を交換したりする会です。昨日はオンラインで開催。あたしも含めて3人で開催して、オンライン開催のなかでは一番少人数でした。
一昨年の12月に池袋で開催したときに、あたしともうひとりのふたりだったことがありまして、それに次ぐ少なさです。読書交換会の長所の大きなもののひとつは、多様な人から本の話を聞けることだとおもっています。だから人数が少ないと、参加してくれる方に申し訳ないなという気持ちが自身のなかにやっていきます。
とはいえ、そうなったときは、人を増やすということについては、自分の力ではどうしようもない。だから縁があってきてくれた人といかによい場をつくっていくか楽しんでいただくか、ということに自分の意識のフォーカスを変えていく。
今回もそのような形で臨みました。ちなみに、当日に参加の状況は動きがあり、急遽申し込んでくださった方、来れなくなってしまった方、両方の動きがありました。
そしていざ開催してみると、場に求めているものは人それぞれで、あたしが勝手に「これが楽しい」と枠に当てはめて相手の感性を決めつけてしまっていたのも失礼だったなあとおもったり、少ないからこそのことがあったり、はたまた主体的に反応してくれる優しさに気づいたり、いろいろあります。
読書交換会を始めて5年が経ちました。9月に始めたからちょうど5周年です。
イベントを主催するということについては、気づけば13年になります。一度離脱したこともあったけれど、結局のところ1年半くらいしか離脱していない気がする。「二度とイベントをやらない」と決意したにもかかわらず。
だれもが小さなイベントを主催しやすい状況で、この13年の間、イベントをやる方と多く出会ってきました。小規模イベントを開催するとき、あたしも含めて少なくない方が突き当たるのがいかに参加してもらうかということで、参加してもらえないと凹みます。
自己評価が安定していないと、それをイベントだけではなく大きく個人的なことととらえてしまい、とても苦しい状況になるとおもいます。
あたし自身は自己評価が低いなか始めましたので、最初の頃は相当しんどいときもありましたし、あたしくらい自己評価が低い人には、主催を勧められないです。
感情が反応しますので、理性でどうにかできるものではないのです。
そもそもなんで始めたというと、やりたいことがあったのだけど、ひとりでやると目立つから怖くて、イベントにすればきっとあたしは隠れて見えないはずみたいな、動機でした。あたしの宇宙のなかではそういう思考回路になったのです。
今の自分はかつてよりも自己評価が安定しているなとおもいます。安定というか、高くなりました。そのままでいいんだとおもえるようになった感じです。
そもそも集客度を自己評価の源泉にするのは正直どうかなあと今ではおもっています。ごめんなさい。
なんというか人って計れるものじゃなくて、ひとりの方との場も100人との場も、気持ちにおいてはあたしのなかは変わらないです。
こうなったのは、ひとつじゃなくていろいろのおかげだろうなあ。事業的には人数は重要かもしれません。けれどもあたしはそうじゃないところにも心をかけたい。
と最後をグッと割愛する形でまとめてしまいましたが、イベントを主催することを通して、自身の精神性を育ててもらったところは確実にあるとおもっています。
イベントをやっている方で、あたしがかつて落ちた穴に落ちている方とか、落ちて離脱してしまった方とか、やる前よりも自己評価が低くなってしまった方とか、見かけることがある。あたしの色眼鏡を通してみているだけだから実際は違うのかもだけど、そうみえることある。
だからイベントについておもうところをシェアしてみたいなという気持ちがあって、その端緒になればと今回、つぶつぶタンタンに書いてみました。
お調子者だから、参加される方が多いときは、こういうことを書くモードになりにくい。
だから今回は書くチャンスかなとおもいました。
あたしのイベントのやり方は、洗練されてないし、そもそもあたしの力というよりもみなのおかげがほとんどだけど、書いてみた。
どうぞみなさま佳い週末をお過ごしください。
◆臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。
◆エネルギーサロン・タンタン
~身体の健康と無意識のパワーへ Have a Beautiful Day~