明日から、CANDLE+ が始まる。準備をしていて、ほっと一息、ただいま休憩中です。
怒涛のように準備していました。
本当はもっと早く準備すべきなのかもだけど、昨日は猫蓮ちゃんの四十九日。四十九日が終わるまではできる限り、動きを静かにミニマムにしたいとおもっていたし、実際のところ気力もなかった。
これからは少しずつ動いていくんだとおもう。もちろん元に戻るというのとは違うけど、死とともに生きていこう。
とはいえ一日で準備するのは無理があるので、実験したり、どうしようかと考えたり、動きやすいように導線を整えたり、ドライフラワーをつくったり、道具を引っ張り出したり、新たに買い出ししたり、軽くプロセスを追ってみたりと、スムーズに制作できるように努めていました。
そして日付が変わる夕べぐらいから、動き始めて、ようやく形になりそうで、ほっとしたのだ。よかった。
主にソイキャンドルと呼ばれる、大豆のキャンドルをつくっています。ソイキャンドルは、融点が低く42度以上くらいで液体になります。だから必ず器が必要。火がついているときに器を触ると熱いのでご注意ください。
だいぶ溶けています。透明ではなく、ちょっと黄みががかった液体になります。
これはラベンダーの花とバラの花びらで飾り付けました。精油も入っていて、ほんのり香ります。あとアジサイ、チューリップの花とラベンダーの花、男性にもご利用いただけるうに花で飾り付けず四角いマニッシュな器に入れたものの、つくりました。
火をつけない、インテリアとして飾っていただくものには、贅沢に花びらをぎっしり詰めました。今写真がないのであらためて紹介します。
ソイキャンドル、好きです。もともとは、使いたいものが見つからず、自分のために作っていました。みなさまにお分けする機会がいただけてうれしいです。
使っていただけるかもしれないとおもいながらつくるのも楽しい。うれしい。
今年は猫たちの死と、ステイホームで、どこにも出かけずに植物を触っていることが多く、なんだか自分の世界がつながってきていて、このキャンドルをつくるということも、自分のなかでいままでで一番しっくりくるというか、自然な気がしています。
毎年参加させていただいていたからこその今でもあるとおもっていて、感謝の気持ちでいっぱいです。どうもありがとうございます。
クローゼットや靴箱の中に入れていただく、キャンドルサッシェもただいま鋭意制作しております。クローゼットにリボンで下げていただける形になります。
こちらは、ソイキャンドルだけだと暑いときに柔らかくなってきてしまうので、パラフィンのなかにソイを混ぜています。そこに花と精油が加わります。
ソイキャンドルは空気をきれいにする作用があると言われていて、だからやっぱりソイを入れたい。
ドライフラワーはすべて本物です。この写真に載っているのは、ぜんぶ今年の春のものです。
クローゼットを開けたとき、ほんのり香ってくることがあって、うれしい気持ちになるので、自分でも気にっています。
まだ微調整や、ラッピングなどあるけれど、ひとまずなんとか形になりそうで、よかった。ほっとしています。
CANDLE+ キャンドル展
2020年6月18日(木)~23日(火)
銀座Gallery G2 (中央区銀座1-9-8 奥野ビル1F)
お近くに来ることがありましたらぜひお立ち寄りください。
※オーナーが魅力的な方です。私はおそらくおりません。
奥野ビルのエレベータはレトロなもので、手動タイプです。お越しになられた際は、ぜひエレベータにも乗ってみてください。
ずっと精油を嗅いでいたから、外の空気を吸うと気分が変わりますね。途中で鼻が麻痺したけれど、家の中はいま精油の香りが漂っているのだと思う。
精油は猫によくないと聞いたので、もともと猫を意識して、香りはほんのりにしています。猫がいなかったら自分でソイキャンドル作り始めることはなかったとおもう。
使うときやほんのりわずかでもつくる過程ではやっぱり精油まみれになる。自分だけでは使いきれないくらいいっぱいつくっているしね。今までだったら猫たちのために換気を一生懸命意識していたけれど、猫が死んでしまって、その必要性もなくなってしまったのは淋しいなあ。
◆臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。
◆エネルギーサロン・タンタン
~身体の健康と無意識のパワーへ Have a Beautiful Day~