つぶつぶタンタン 臼村さおりの物語

身体の健康と無意識のパワーへ 癒しの旅~Have a Beautiful Day.~

ネットやSNSの情報過多、モノみたいに持ちすぎがストレスになる時代

2019-05-13 01:28:38 | 時代の流れ

ツイッターの整理、続けている。少しずつという感じだけれど、それでも進んでいる。
だいぶ落ち着いてきた。今までは見逃してしまっていたツイートが目に入ってきてうれしい。

メンテナンスは必要なんだなと痛感しているよ。きっとほかにもメンテナンス必要なものあるんだろうね。これを機会にまた何かメンテナンスすべきものを発見できたらいいな。

SNS情報の断捨離
SNS情報、時代の変化

摂取している情報量としては、あれからまた200アカウントくらい減った。
アカウントから発せられている情報がかつてと変わっていたり、すでに休止したアカウントだったり。けれどもそうじゃなくて、あたし自身がそのアカウントに惹きつけられなくなっているときがある。そのときは、自分がかつて何を求めていたかの振り返りになって興味深い。

ちなみにこうやってアカウントと書くと情報だと思えるのだけれど、人と書くとフォローを解除するのが苦痛になる。なんというか人を切り捨てている気がする。(あたしが一方的に思っているだけであって相手はなんともおもわないかもしれないけれど・・・。)

こういうアカウントの距離感って難しいね。
かくいうあたしも、ツイッターのフォロワー数が減るたびに気分が凹んでいたときがあった。なんというか自分が嫌われてしまったようが気がした…。

端的にいうと自尊心が低いゆえなんだけど、こういう感情はあたしだけではなく多かれ少なかれ誰もが持って当たり前のものだとおもう。このことは今後のテーマにして注目していきたい。


いざ今回、自分が整理してみるとフォローを解除する側はそんなに深い意味はなくて軽い感情なんだなとおもった。だからそれだけでもやってよかったとおもっている。それに自分自身の気持ちが軽くなった。

自分の気持ちが軽くなったことについては、断捨離をお勧めする本とだいたい同じ。モノではないけれど、なんというかモノと所有者がつながっているのと似ている。だから情報に執着するのはモノに執着しているのと似ている。
これからの時代、ここも注意だね。となると、あたしのあこがれているミニマリストは、きっと必ずしもあたしの好きな生き方じゃないんだろうな。だってモノは少なくとも、ネットの情報はいっぱい持っている可能性があるから。これも、今後考えるー。


話を自尊心に戻す。自尊心が低いといじめられているときに感じる感情と同じになりかねない。あたしたちひとりひとりが自分自身に立脚していくことが求められる。

と同時に、LINEの仲間外れなど、見逃せない(←独断と偏見)現象もある。これは、やっているほうは気軽な気持ちでやっているけれど、やられているほうはものすごい傷になる。
参考⇒湊かなえ著「告白」(双葉文庫) 読書感想 エンタメと孤独


というのが今のところ、おもったこと。

いろいろ考えられて、今後も何が起こるか楽しみにしている。また書くね!

臼村さおり twitter @saori_u
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SNS情報、時代の変化

2019-05-09 23:56:50 | 時代の流れ

ツイッターの整理、続いている。

SNS情報の断捨離

フォローしたのは自分なのだけれど、整理に時間がかかっている。
お礼を言いながらひとつずつフォローをやめていっている。1500人ぐらい解除した。

フォローしているときは楽しかったけれど、解除するときは一苦労。いっぱいいすぎてみていくのも時間もかかるし、あ、でも残しておくと興味深いことあるかもとかいろいろ考えるし、なかなか迷う。

カレン・キングストンさんの「新 ガラクタ捨てれば自分が見える 」(小学館文庫)に出てくるフレーズを思い出す。

新 ガラクタ捨てれば自分が見える (小学館文庫)
田村 明子
小学館



ガラクタをため込んだのは自分なのだから、捨てることだって自分できるずはず、みたいなそんな感じのフレーズ。

本当におっしゃるとおりなのよね。

昔よく洋服の買い物に行ったとき限界に疲れきるまでお店を歩き回ってしまうから、シッピングを終えたあとの帰り道がとてつもなくしんどかった。
これについてはまったく学習能力がなかった・・・。

いまはこういう疲労めったにない。けれども学習したというよりは、昔ほど流行に敏感ではなくなったのと、ネットショップで買い物をするからあまり実店舗で買わないから。

念のため書いておくと、あくまでもフォローさせていただいているは人だからガラクタではない。けれども最初は魅力的に見えたけれど、今はそう見えないのであれば同じことなのかな。

ツイッターは人とのつながりというよりも情報という側面が強いし、そのあたりの境目は考察したらおもしろいかもね。


ふと気づいたのだけれど、ツイッターがあまり面白くなくなったのは、たぶん読書の影響もある。

ツイッターにはまっていたころは、ちょうど本を読むのから遠ざかっていた時期で、ツイッターが自分の大きな情報源だった。

けれども読書交換会のおかげでかなり本を読むようになった。

本を読むようになると、読書のほうが楽しい。情報の深さが違う。対談集や共著もあるけれど、たいていの場合、ひとりの人の世界観を深く詳しく読める。著者と呼吸を合わせることができる。
ジャーナリズムについても、よほどの速報性がない限り、本や雑誌のほうが深みがあるし興味深い。


また、かつてのツイッターは各界の第一線で活躍されている人の考えが生で読めるところが魅力だった。ドキドキした。
けれどもいまはだいたいの場合、有料メルマガやサロンへの誘導、イベントの告知が多い気がする。

でも、うー、たとえ何かを書いてくださっても、ツイッターのタイムラインで情報を摂取したいほど知りたいかというかというとそうでもない。本を読むようになってみれば、書籍にまとめてくださったものを読んだほうがありがたい。

いまはフォローするなら、専門情報という意味では、できるだけニッチな世界だったり、マイペースで活動されていたりする方のツイートを拝見するのが楽しいかな。

専門知識ではなく、人間らしさや裏話はやっぱり自分に身近な分野がいいな。


あとあらためてこの10年で誰もが発信者になったことをひしひしと感じている。このあたりのことはまた今度考えたい。


明日は東京読書交換会。東京読書交換会の宣伝をしたくてこの記事を書いたのではないけれど、夜に池袋でやっているからよかったらどうぞ。
東京読書交換会ウェブサイト

ではまたー

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ひとつのことに集中する時間の気持ちよさ 我慢から楽しみに

2019-03-05 23:04:46 | 時代の流れ

先週の土曜日、はじめて休日のもくもくアート会をやりました。同じ新宿、いつもの近所の場所。なんと!昼・夜と3時間×2回もやって、かなり集中しました。

アート制作に限定した話ではなく、あたしの人生すべてなのですが、もくもくアート会を開くようになって、ひょっとしたら初めて長時間集中し続けるということを知ったかもしれません。
いつもそわそわして落ち着きがない感じで、おもえば学習机に向かったことはほぼないです。片付けがあまり得意じゃないので物置になっていたことが多かったです。

図書館もシーンとして苦手だったな。受験勉強もカフェとかでお茶を片手にやっていました。


もくもくアート会を始めた当初は、それなりに集中して取り組もうとするのだけれど、自分のなかで違和感が満載だったというか、我慢してじっと制作している感じが残っていました。それがいつからだろう? 半年くらい前から徐々になのかな。集中が気持ちよくなってきました。

集中している感じが気持ちいい。


ここのところスマホと距離を置いたので余計そう感じているのもありそうです。

自分としてはスマホ中毒だったんじゃないかとおもってます。脳みそがあまりリラックスしていない感じで、集中もしてないけれどくつろいでもいない、まだらな変な状態が続いている感じ。これはヤバかったなとおもいました。

実のところ、スマホと距離を置いたのは脳の疲労を自覚したからではなく、だんだん物が見にくくなったからでした。

純粋に加齢なのかなともおもっていたので、目が落ち着いて少し安堵しました。老いは誰にでもありますから、上手に受容していきたいとおもう。けれども正直、やっぱり加齢現象の到来が遅いとうれしい。だからひとまず素直に喜びます。


スマホと距離を置いたところ、途中から禁断症状、、、のような感じで、これはスマホ中毒だったなと脳の疲労に気づいたのでした。


だから、ひょっとしたらスマホ時代の前は集中力があったのかもしれない。けれども今ほどじゃない、、、そんな気がしています。自分のことを比較するのって難しいですね。

集中することができるようになったのは個人的にうれしい。

仕事はマルチタスクがいわれている印象がありますが、先日、テレビ番組「クローズアップ現代」でスマホが原因の脳疲労についての特集を視聴したところ、解説の方が人間の脳はシングルタスクにできているとおっしゃっていました。
諸説あるかもだし、文献当たってないのですが今の自分には共感するところが大きかった。1週間後に真逆のことを言っていたらスイマセン。

アート制作をする時間がない社会人という意味でもくもくアート会は有意義な会だけれど、スマホ時代に集中する場という意味でも、すばらしいのかもとおもった。

今はもくもくアート会のひと枠3時間というのを意識して、いろいろなことにメリハリをつけるようにしています。長時間やればいいってものじゃない気もしてきたよね。長時間やると、自己満足は大きいかもだけれど、クオリティ・オブ・ライフに貢献するかというとそんなこともないし、ひょっとしたら結果もかえって悪いかも。

昔はそう思ってた気がするんだけれどな。忘れていたな。

そんなことを考えるのでした。

もくもくアート会そのものについてはまた今度書けたらいいな。

ではまたー

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世界に意識を向けてみる つぶつぶ

2018-01-15 23:29:28 | 時代の流れ

週刊紙Economistを読んでいます。英国で出版されている週刊新聞です。今まで雑誌だとおもっていたのだけど、この記事を書くために調べたら週刊新聞でした。確かに論評みたいのが少なくて事実が淡々と綴られている気がします。だからこそ、前提知識がない人でも簡単に読める。週刊新聞という位置づけいいですね~。

The Economist [UK] D23 - J5 2018 (単号)
The Economist Newspaper Limited
The Economist Newspaper Limited




日本で出版されている雑誌「エコノミスト」とは、特に関係がありません。

Economist、好きです。当たり前なのかもしれないけれど目が世界に向いている。時代的なスパンも広く捉えている。ニュース情報の洪水は疲れてしまうことが多いのですが、Economistは読んでいると、どんどん視界がクリアになり大局的に物事がみれるようになってくる気がする。

・・・その割には、毎週のペースに追いつけなくて溜め込みがちなのはここだけの秘密です。

Economistに、先進国が発展途上国や世界に目を向けなくなっているという指摘があって、本当そのとおりな気がしています。


日本も以前のほうが世界のこと気にしていた気がする(印象)。

海外旅行に出かける若者も減っているとのこと。

あたし自身は、両親のおかげで高校卒業と同時に、世界一周旅行をいたしました。船でぐるりと地球を1周まわったのです。世間を知る前のことでしたので、そのときみたものがあたしの常識になりました。何かと比較して違いを知るというよりも、ただそれが当たり前となった。

そのことはあたしの人生によく作用したことでしょう。以前に増してレールに乗れなくなった気がする。今のところの世の中(先のことはさておき)、レールに乗っているほうがしあわせです。乗れるんだったら乗っていればいい。わざわざレールから外れなくても、乗ったままで、ときおり止まったり、降りたりしながら好きなことできる。すると、社会が守ってくれる。

だからみなにあたしのようなことを勧められるかというと、それはない。


ただあたし自身は、10代のときに地球1周できてしあわせでした。


いまはあたし自身、日々のことにかまけてしまい、あまり世界に目が向いていないかもしれない。でもたぶん、地球一周できたおかげで、世界が少しだけ身近だし、普通の日常会話で地球のこと、世界のこと話したいとおもえるくらいです。

そういうのを気軽に話して話が弾むかというと決してそんなことはない。だからといって、自分の意識からそれを抜かす必要はない。むしろ、貴重な体験をさせていただいたからこそ、大切に胸に留めている自分でありたい。

ということをなんとなくおもっている宵です。

ではまた~

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つぶつぶ あれ、ラクだった

2017-10-18 20:52:10 | 時代の流れ

台風来ているのですね、選挙が搬入が気になる。そして今週末に開催させていただく東京読書交換会は、今回も安定の 雨 となりそうです。毎回お天気に恵まれず、ここまで続くと読書交換会をそういうキャラで推そうかとおもいます。どのキャラ? って感じですわよねん。

さきほど画材店・世界堂の池袋店に買い物に行ったのですが、欲しい紙がありませんでした。まさかの品切れです、スケジュールギリギリで行動するとこういうときにやっかいです。金曜日に入荷するとのことで、でも取りに行けたら明日新宿店のほうに自分でまいるということにして、金色のペンを大量に買い(でもあたしみたいにスケジュールギリギリで行動する方が来るかもしれないので、明日は我が身と4本残し)、お店を出たのでした。

そのやり取りの過程で、店員さんと、お互いのお名前を認識しあいました。明日も電話をさせていただくことになっております。

ここのところ、メインの店員さんの顔と声を認識できるようになっていたので、向こうも覚えてくださっているかもしれません。うれしいことです。でも目立たないように静かに生きておりますゆえ、店員さんに覚えられるの苦手です。なんというか人と会っているときは社交的なのですが、基本ひきこもりなのでひとりすごい好きです。おひとりさまモードでいられるところが減ってしまうのが残念でもあります。

でもここのところ、応援してもらうのって大事だな、ありがたいなとおもうことが続いております。応援してもらったほうがプレッシャーでもあるけれど、大きな力となる。

だからこれからは今までの在り方にこだわらず、柔軟に覚えられていったほうがよいのかもしれませぬね


こだわりといえば、最近ふとしたときに副都心線を利用します。あたしの最寄り駅は東武東上線のふじみ野駅です。東京メトロ副都心線、有楽町線が乗り入れている駅でもあります。たいてい、都内あるいは千葉・神奈川に行くときは乗り入れを利用することなく、東上線で池袋まで出てから、自身の足で池袋構内を移動して乗り換えます。帰りも池袋から東上線で帰ります。そのほうがラクというか、慣れていたからです。

副都心線が乗り入れるようになったのは、かれこれ9年前になります。それまでは電車のダイヤが簡単でした。朝夕のラッシュ時はさておき、それ以外はだいたい0分、15分、30分、45分に急行が来て、その2分くらい後に待ち合わせをした準急が発車する。そして各15分のちょうど真ん中くらいに有楽町線がまいります。それを基準に行動しておりました。

それが都内を経由して横浜まで伸びている副都心線が来たとき、お話がややこしくなりました。時刻表がわからなくなりました。だからそれもあって副都心線面倒な存在だったのですが。

と申しますか、、、いま愕然としたのですが9年って長いですね。ちょうどあたしが今の感じになって10年なので、電車にあまり乗らなくなっていたのが大きいのかもしれません。いいえ、これが齢をとったということなのでしょう。


ところが、副都心線、すごい楽なのです。行きたい場所まで行きやすかったり、池袋で乗り換えずに済んだり。確かに座りにくかったり時間がかかったりする(いやたぶん時間がかかるというのも思い込み)のですが、いま座りにくくてもスマホをみていればあっという間につきます。以前は本やノートPCだったので、座ったほうがラクでした。時間が経つのも、スマホをみていればあっという間です。
本当はこのスマホをみすぎるのをやめたいのですが、ここではその話はやめておきます。


そして副都心線のラクさ加減を味わうたびに、こだわっていた自分に、「もうぅぅう~~、お馬鹿さん!!」と突っ込みをしているのでした。



先だってノートPCを買い替えたとき、快適さにびっくりしたと投稿したことを覚えております。「もっと早く〇〇すればよかった」といいたくなってしまうようなこと、、、ほんとう、多いですわねん~


変わっていく自分、楽しみます。さてお次はどんなこだわりから変われるのかしらん、ぐらい楽しみにしようかと。あたしたぶん、こういうこだわりいっぱいもっていそうな気がする。なんだかこの件については、とても自信があるのです。(←自慢になってない)

それではまた

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つぶつぶ 震災の記憶から

2017-10-07 11:41:17 | 時代の流れ

昨日は東京読書交換会。楽しかったです。

昼下がり、雨が降り出しました。雨脚は弱まることなく、、、雨の中会場に向かいました。ここのところかなりの確率で雨模様となる東京読書交換会。今回も順調の雨ですわねん~

今回から少し運営に微修正を加えました。定期的に開催していると、どこかで繰り返しになってしまうところ出てまいります。けれども、そのときその場、ご一緒くださる方たちに沿って、ちょっとずつ変えてまいりたいです。

時代の移り変わりいくスピードの影響で盛んに唱えられるようになっているように、変わらないためには変わり続ける、そんな感じです。こうやって小さくイベントを開催させていただく身だと、ストレッチのよう変化を実践できというか、助走させてもらえるというかでありがたいです。もちろん、イベントそのものが楽しいですしね!

東京読書交換会の詳しい様子はウェブサイトをご参照ください。⇒東京読書交換会


変わるといえば、まもなく衆議院選挙ですね。希望の党の誕生、希望の党と一部民進党の実質合流、立憲民主党の誕生など。毎日、ニュースが気になります。

シリア内戦、欧州への難民への急増、トランプ米大統領の当選、北朝鮮の核活動。国際情勢を気にする方増えたところへのこの動き、ですので国内政治にも私たち一般の目が向き、なんだかかつてとはずいぶん変わったなあと。

選挙でいま気になっているのは、枝野幸男氏率いる立憲民主党です。ネット上では大躍進で、ツイッターフォロー数はすでに自民党を抜き、20万人近いとのこと。


そしてあたしは、ネットで枝野氏の演説ハイライトを視聴していて、泣いてしまいました。

おそらく立憲民主党そのものだけが涙の原因ではないとおもう。枝野氏の声や語り方とあいまって、東日本大震災や原発事故のこと思い出した。

当時、枝野氏が大変そうなことはすごい伝わってきて、けれども真摯に対応してくれているような気もしていて。そのときみていた枝野氏の姿と震災にたいする自分のやるせなかった気持ちと、いろいろ混ざっての涙だった気がする。

そういう方、あたしだけじゃない気がする。

震災後、大手メディア不審に陥り、ニコ生を視聴したり、ネットから情報を摂取しようとやっきになっていました。
先だって読んだ本で、あの頃は、プロの記者や報道機関の発信内容よりも、子育てをしている主婦のちょっとした証言のほうが真実だととらえられる現象があったと指摘されました。あたしもそういう傾向あったなあと。

あたしは知らなかったのですが、震災当時、ツイッターでは、#枝野寝ろ(当時は日本語対応されていないかったので、#edano_nero )というハッシュタグがはやったそうです。不眠不休で働いているぽい枝野氏へのねぎらいです。

今回、希望の党と民進党の一部実質合流が発表された後、#枝野立て というハッシュタグが流行った。それだけではないのでしょうが、枝野氏はそれをみて立った部分もあると発言しています。そして、今の立憲民主党が、#枝野立つ というハッシュタグを使っていて、お
もわず吹き出してしまいました。

戦略としてうまいですし、記憶を刺激されている人も多いでしょう。だからこそ、応援したい気持ちがあると同時に、ちょっと慎重にならないとともおもったりもしています。

そんなこんなな土曜日です。ではみなさまよき週末を~

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難民のこと

2017-09-12 22:33:33 | 時代の流れ

こんばんは。この記事は、国際情勢についての所感になります。

なんとなく書きたくなったので、というかどこかに書かないと、誰かに会ったとき求められてもいないのに話しちゃいそうなので、ここに書かせていただきますデス。

興味ない方は、ごめんなさい。

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ネパール、バングラデシュ、インド地域における、ロヒンギャ難民問題。北朝鮮の報道でかすみがちですが、なかなかの規模です。

ここ2週間で推計28万人、26万人、30万人といった情報が出回っているようです。どこと同じくらいの人数なのかしらんとおもったら、だいたい東京の豊島区の人口と同じ感じでした。豊島区民が2週間で全員難民になる、ってすごい話ですよね。数字の比較をしたことで、少し実感がわいたというか、自身への身近な問題となりました。

北朝鮮のことを契機に、日本では軍備を強化すべきだという世論が高まっているようです(あたしの周りだけかもですが)。軍事費すごいコストですし、それ以上に人が人を殺すのは避けたく、軍備以外のことに力を入れてほしいというのがあたしの気持ちです。軍備を持つことにより「抑止力」となるからという議論もわかるのですが、うーーーーん、できればなあと。

もし軍備を増強するのであれば、徴兵制は避けられないでしょう。平和のイメージが強いスウェーデンでも徴兵制が再開されました。男性のみではなく、女性もになります。日本も徴兵制となればそうなるでしょう。
戦争以外にもサバイバル訓練として徴兵制は有効という意見もあり、そういわれるとそうなのかもなとおもいます。


軍備強化や徴兵制へのあたしの意見は、よくわからないというのが正直なところです。

よくわからないのですが、ひとつおもっていることがあって、それはもし軍隊を持つのであれば、日本でも難民を積極的に受け入れてほしいということです。


なぜなら、軍隊を持つということは、それだけ戦地になる可能性も増し、つまりはあたしたち日本人が難民化する確率が高まります。

いまの日本は難民をほとんど受け入れていません。日本は世界でもまれにみる、ほぼ単一民族国家ですので、異物への感度が高いです。その感覚や抵抗感はあたし自身にもうなずけるところがあります。

けれどもあたしたちが難民になろうとしたとき、「日本は難民を受け入れてくれなかったから、私たちも日本からの難民を受け入れません」と言われたら、返す言葉がないですよね。

だから難民を受け入れないことは一見あたしたちを守っているようにみえますが、実際は危険にさらしている、気がするのです。

軍事化と難民の受け入れは、両方平行して進めてほしい、そんなふうに考えています。

最後となりましたが、あたしの自論はさておき、ひとりひとりの命はかけがえのないものです。誰もがしあわせになる権利あります。難民となっている方々が、安らかに笑顔で暮らせることを祈年申し上げます。

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フランス語、ドイツ語、中国語など語学やりたくなってきた

2017-07-12 22:43:58 | 時代の流れ

今日も相変わらずの暑さでしたね。昼間に何をしていたか思い出そうとして、暑い、暑い、あついよー、と思っていたと思い出す日が増えてまいりました。できるだけ自身の行動を控えめ(省エネ)にしてまいりたいものです。省エネといえば、思い出すのは電力。最近省エネとかつてほどは言われなくなりましたが、6年前は計画停電がありました。

フランスでは10日、ユロ・エコロジー相が、2025年までに原子炉最大17基を廃止する可能性があるとの認識を示したとのことです。
仏、2025年までに原子炉最大17基の廃止も=エコロジー相(ロイター)

そして11日、国際オリンピック委員会(IOC)は、スイスで臨時総会を開き、2024年夏季五輪に立候補しているパリ(フランス)、ロサンゼルス(米)の2都市から、28年五輪の開催地も同時に選ぶ案を承認したとのことです。
オリンピック開催地を2大会同時決定へ パリとロサンゼルスが有力か(ハフィントンポスト)

財政負担が大きいためオリンピック開催を希望する都市が減っているからとのことです。偶然かもしれませんが、こういうタイミングみるとフランスって本当かっこいい国だなあとおもってしまいます。カードの切り方が上手い。政治的な動きとしてやった、腹黒いといえばそれまでですが、政治的な動きだってさすがだとおもう。
そしてうん、そして、この報道をみて、フランスにオリンピック開催させてあげたいなとあたしはおもいました。ひょっとしたらオリンピック委員会も同じことおもうかもしれない。さらには、オリンピック招致じゃなくってそれよりも経済を!!と叫びたいフランス国民だって、こういう動きを見せられるとオリンピック応援しようかなというモードになるかもしれません。
ぜんぜん違うかもしれないけれど、そういうようにあたしは解釈したのでした。

ニュースをみていると、ドイツやフランスはプライドがあるというか美学があるというか、素敵でため息が出ることがよくあります。もちろんそうじゃない部分もあるでしょうし、しかも別いい悪いを決めるのはあたしの役割ではないわけです。動きがうまい、というか考えているだろうなあと感じられる。・・・単にあたしの考えに近いだけかもしれませんね。
だから最近、もっと理解するために、大学時代に勉強していたフランス語とドイツ語をまた勉強したいなあとおもうのです。とここまで書いて、ぜんぜんわからないから中国語を勉強したいなと1週間くらい前に思ったことを思い出しました。語学は2つも、3つもたぶんそれほど労力変わらないですから、まとめたはじめようかしらん。

そんなことをおもいました。

ちなみに、あたしは広島で開催されている国際平和会議に単身出かけてえらそうに発言し、若い彼女にせっかくだから体験してほしということでファシリ役に抜擢されたりしている高校生でした。そしてそれがとてもよい思い出になっている。だからたぶん根っこにあるのは脱原発なのでしょうね。


と、この原稿を投稿しようとしたところ、隣の席の方が号泣しだしました。はっとさせられました。実はいま地元の某カフェでこの原稿を書いておりました。店員さんが親切に対応し、その方はお礼を言われて出てきました。人に寄り添う気持ちを忘れないようにしようとあらためて思い出させていただきました。あまりエネルギーや占いのこと発信できてなくてごめんなさい。
気にかけ、応援している。ふとした瞬間にみなさんのこと思い出している。

やりたいことが多すぎる。そして恵まれている。いつもどうもありがとうございます。

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視点や切り口、個々人のフレーム

2017-07-04 17:08:10 | 時代の流れ

2017年7月1日にテレビ放送された、NHKのニュース深読み『対IS作戦"最終局面" それでもテロはなぜ続く?』をオンデマンド視聴いたしました。とてもわかりやすかったです。すばらしい。どうもありがとうございます。初めて分かった気がいたしました。

ISがかつてのモスルではなく、世界各地で活動を展開しているのは知っているには知っていたのですが、その理由を深く考えたことはありませんでした。けれどもわかりやすく解説してくれて、いろいろと例を提示していただいたおかげで、自身の問題としてひきつけて考えることができました。

ふと連想したのがオウム真理教のことでした。そしてあたしは会社組織に属していない(正確には自身の会社があるのですが)という属性上、各種コミュニティに惹かれます。そしてそういうコミュニティのいくつかがカルトかしがちなのも、なんとなく身近なこととしてイメージできる。平和を祈ります。考察せずにスイマセン。


話は変わるのですが、同番組で、将棋の加藤一二三九段の引退会見が放送されてました。

それで思い出したのですが、加藤一二三九段に絡めてある方が「社会に変わった人が少しいるのは面白いんだなとおもった。みんなだと大変だけれど、少しはいい感じ」みたいにおっしゃったことがあります。スイマセン、思いっきり意訳しているので、表現とかちょっと直截かもしれません。

たぶん、あたしに向かって言ってくれたのでしょう。そういうことよくあります。そしてそれは、「私はあなたのこと嫌いじゃないよ」という表現だとおもっているので、「ありがとうございます♪♪」と心底おもう。あたしに意図が伝わりますので、コミュニケーションとしてはすばらしい。

けれども、口には出しませんがそれは真実じゃないともおもっています。実際は、少数派か多数派かそれだけですよね。いわゆる変わった人が多数派になったって、別に社会は困りません。なぜなら、社会のルールが変わるだけだからです。

例えば今、社会は右利きの方に便利なようにできています。左利きの方より、右利きの方のほうが多いからでしょう。もし右利きの方より左利きの方が多くなれば、社会は左利きの方に便利なようになります。それと同じことかなと。ちなみに余談ですが、あたしは左利きです。


折りしも、お世話になっているジャーナリズム雑誌の見本誌が届きました。よかった、今月号は原稿が3本掲載されている、心底ほっとしました。日本で報道されていないけれど、日本人が興味を持ちそうな報道を見つけるというのを担当させていただいております。とてもありがたいとおもっています。にもかかわらず、先月は個展の影響を正直否定できないのですが、あまり力を入れられていませんでした、その結果は掲載ゼロ。反省しました。ありがたい機会なのに。

そしてこれには、あたしのやりたいことのひとつであると同時に、たぶん少し変わった人生を歩ませていただいているので、社会をみるときの視点が一般とちょっと違うというのが奏功している気がしています。だからみていると、ふとあるニュースにあるように気づくことがある。それを評価していただいて、きっと拾っていただいたのもあると存じます。これはネットのおかげさまですね。

そうなのです。あたしが申し上げるまでもないことですが、本当に世の中は、視点や切り口を変えればまったく違うように見えます。どんなにネットに情報があるといっても、気づかない。みても素通り。少しでもそういうのちょっと変わっている感じを生かしていければとおもうのでした。

それではみなさまよき宵を~

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郵便局のクリックポストリニューアルと、マーケティングのPDCAサイクル

2017-02-03 20:36:01 | 時代の流れ

まもなく立春。今日は節分、そして明日が立春です

★2017年事始めはいつ?
新暦お正月、旧暦お正月、そして立春。どこをスタートとみるかはその方の流れ次第

あたしについては、そろそろ2017年の抱負的な書き方ができなくなるのが気になりまするー もちろんすべての節目、スタートとして活用しているわ

もうひとつ、西洋占星術に習って春分をスタートとみる手もあるけれど、日本国内で暮らす限り、お彼岸中でもあるので、ちょっとトリッキー

やっぱり立春で最終的に今年のスタートかしらん~とそんなことを考えているいまです


★郵便局のクリックポストがリニューアルされた
つい先日、郵便局のクリックポスト(外部リンク)がリニューアルされました。

クリックポストってご存知ですか?

郵便局が提供している一律164円の配送サービスで追跡機能もついています。インターネットから申し込み、クレジットカード決済で、宛名伝票を自身のプリンターで印刷するのが条件。あたしにとっては一番よく使う発送手段です。

追跡機能があることも、計算の必要がないことも、手書きで宛名を書く必要がないことも、気に入っております。クロネコメール便が廃止されて以降、その代わりにクリックポストを使っている方もいるようです。

ただこのクリックポスト。実はけっこう不便でした。住所の数字で半角を使えないことなど、詳しくは覚えていないのですがけっこうイラっとするポイント多かった。それが今回のリニューアルで改善されていたのです。すごーい、うれしい

という個人的な感想と同時に、マーケティングについて考えさせれました


★いきなり完璧じゃなくてもよい、PDCAサイクル
つい最近知ったのですが、マーケティングでPDCAサイクルというものがございます。

事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4 段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する(ウイキペディアより)



それで、あたしだけかもしれませんが、Act、アクションが「改善」であるという視点がとても新鮮だったのです。

アクションは、プラン(計画)の次 に来そうなイメージがありました。

でも、まず手探りでやってみるというDO(実行)、そして評価(Check)して、それから初めてActionでよいんだなーと

最初から完璧を求めなくてよいんだなーとおもえたのです


自戒を込めて書きますが、私たちは自身が大切にしたいことほど、ついついプランの後に、アクションをしがち。完璧主義であらんとします

どういうことかというと、計画を立てて、立てて、立てて、迷って、また立てて、迷って立てて、ようやくAction(アクション)する。

あるいは、いきなりAction(アクション)に行こうとするので、ハードルが高く、結局ずーーーーっとプランから抜け出せない

あ、あーーー、耳が、耳方痛いです(泣)


でもそうじゃないんですよねー。まずやってみて、それから改善する

この考え方はネット時代特有の比較的新しいものの印象がありました。だけどPDCAサイクルというコトバまで立派にある、ということにいまさらながらに気づいたのデシタ。


★永井孝尚氏著『100円のコーラを1000円で売る方法2』
ちなみに永井孝尚氏著『100円のコーラを1000円で売る方法2』によると、PDCAサイクルは円(平面:2次元)ではなく螺旋とのこと。PDCAのサイクルを繰り返し、螺旋を描きながら成長していく(3次元)ようです。

100円のコーラを1000円で売る方法2
永井 孝尚
KADOKAWA/中経出版



『100円のコーラを1000円で売る方法』シリーズ全3巻。まだ2巻しか読んでないのですが、とても面白いです。



★堀江貴文氏の著作『ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく』
と先だって、堀江貴文氏の著作『ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく』を読んだときに感じていた疑問が少しわかったような気がしました。

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく
堀江 貴文
ダイヤモンド社



堀江さんは「プロセスを高速回転させる」ことによって成長してきたと書かれていた(手元に本がなくて記憶違いでしたらごめんなさい!)のですが、何のプロセス?どうやって高速回転するの?とおもっていたのでした。

Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善) のプロセスなのかもしれません。ところでチェックが評価という日本語なのも個人的には新鮮でした。うまく説明できないのですがなんとなく。



結論。

で何がいいたいかといいますと、クリックポストもPDCAサイクルだなとおもったのです。確かに若干使いにくいサービスであったけれどまずは実行(Do)した。そして今回、Check(チェック)を経てAct(改善)した。偏見なのですが、元お役所である郵便局がやっていることが驚きだったのです。お役所は、そういうすばやいプロセスとる印象ないのです。でもよく考えたら、公務員の方はみなさま優秀ですし、当然なのかもしれません。(スイマセン!!)

タイミング的に、ちょうどクロネコのメール便が廃止されたときに、クリックポストに移ってきた方もいるわけでして、あのタイミングでクリックポストというサービスを提供していることは意義深かった。

そんなふうにおもったのでした。

クリックポストがどこまで便利になったかはまだよくわかっていない部分もあるのですが、今後使うのが楽しみです。


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誉田哲也『ジウ―警視庁特殊犯捜査係』、階級、歌舞伎町、究極の許容

2016-12-28 18:02:03 | 時代の流れ

今年もあと4日ですね、年内に片付けなければらないことがあり、まだ実感の沸かないタンタンです(久しぶりにタンタンと書いたな)。今日はこれで参ります。

読書交換会という読書会を運営しております。先だってその読書交換会で誉田哲也さんの『ジウ』という本を譲っていただき、引きこまれて一気に読みました。

ジウ〈1〉―警視庁特殊犯捜査係 (中公文庫)
誉田 哲也
中央公論新社




全3巻のこの小説。読書交換会で譲っていただいたのは1巻のみだったのですが、面白くて、続きをすぐさま入手しました。しかも先が気になりすぎて、ネットで注文しても本が家に届くまで待てません!! 地元の図書館にまいりました。よく考えたら最寄の本スポットが図書館だったのです。もっともちょっと古めの本ですので、大型書店に行こうが、古本店に行こうが必ずあるという保証もございません。あらためて図書館のすばらしさを知りました


何でこの本が面白かったか。私がよく知っている街が出てきたからというのもあるでしょう。5年間ほどやらせていただいた新宿占い館「未来」があった歌舞伎町が舞台で、埼玉県民憩いの地である池袋も頻繁に登場する。さらには、私が未来をやらせていただいた頃はすでに(たぶん)そうでもなかったのですが、歌舞伎町と覚せい剤が親密なつながりで描かれている。

友人のボスが覚せい剤の密輸入でつかまりまして、その流れで私の携帯電話に当局から電話がかかってきたことがございます。そのとき本気で思い当たる節がなくて、誰だかわからなかったのですが、中国系の方ってたいてい英語名持っているのですよね。そっちの名前しか知らなくて、本名言われたからわからなかったのです。
もっと携帯のディスプレイに番号が表示されていたとしても…いたずら電話かもしれないし。そのとき青山にいた私は、駅前にある最寄の派出所から、直通電話で折り返したのでした。

そのとき、「歌舞伎町には行きますか?」と訊かれたのでした。まったく縁がない場所だったので「いいえ」とこたえ。でもって、「歌舞伎町には近づかないことにしよう」とおもいました。それが、どっぷり通うようになるとは人生わからないものですね。


ちなみに、電話じゃ信用できないので桜田門にも出向きましたが、私は特にお話できることはなかったです。でも見せていただいた容疑者一覧の中に友人の写真があり、それを見ただけでも行ってよかったとおもいました。実感が沸かないのです。

そのくだんの友人との出会いは強烈で、韓国で出会いました。私は日本語のガイドブックを一切利用していなかったこともあり、手に入る情報が少し日本人と異なっていたためか、現地で長期滞在している外国人らがいるゲストハウスのようなところに宿泊いたしました。いろいろな国籍の方がいたのですが、そのときおもったのは、人は国籍や文化の違いはそんなに大きくない。それよりも大きいのは階級の違いだ。その考えは今でも変わっておりませんし、私の人生に大きな影響を与えております。

小説の感想を書こうとおもったのに、なんだか思い出話に。年の瀬だからでしょうか。


さて、さまざまな群像劇が繰り広げられる誉田哲也さんの小説『ジウ 警視庁特殊急襲部隊 全3巻』。←スイマセン、大きくまとめました。

最後に女性刑事が、誘拐被害者で誘拐犯に小指を切り落とされてしまった男の子に言ったせりふが印象的でした。

はからずも被害者にもなってしまた女性刑事は、

「(中略。誘拐犯を) 憎んでもいい、許さなくていい、ずるいと思っていい……でも、ほんのちょっとだけ、可哀想だったんだって、思ってあげられないかな……」



と言っていたのです。

そのせりふにこの小説のすべてが凝縮されていた気がしました。

誘拐されるという特殊状況になってしまったらどうなるかわかりません。シリアや戦禍にあえぐ土地で暮らしていたら難しいかもしれません。


けれどもこの小説を読んでいる私たち一般的読者は、たいていのことはこう考えたら、浄化される気がします。

だからのこの物語を書き、ここにこのせりふを持ってくる誉田さん、本当にすごいなあ!!!すばらしいなあ!!!とおもいました。

そして私自身も自らのことを照らし合わせ、本当におっしゃるとおりだなとおもえたことがございました。ちなみにそれは上述した出来事ではありません。もっと日々の一般的な些細なことです。

些細なことだけれど、私にとっては些細ではなかった。些細かどうかなんて、ほかのひとには決められないの。


『ジウ』は長編小説ですし、残虐なシーンも登場しますし、それ以上に私も含めて大方の人にはなじみのない世界です。だから読破は難しいかもしれません。実際、私に読書交換会でこの本を譲ってくださった方も思い出札(という名のメッセージカード)に「私には合いませんでした」と書かれていました。

けれども私には刺さった。だからもし読んでみたいなと思った方がいたらぜひ読まれてみてほしい。そして読まなくとも、このブログの文章を読んでくださりどうもありがとうございました。

今日という日に感謝を込めて


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米大統領選挙戦略で、トランプ氏がされていた珍しいこと

2016-11-18 21:22:06 | 時代の流れ

米大統領選、ドナルド・トランプさんの勝利、時代が大きく動くのでしょうか。気になります。

トランプさんの選挙戦略で気になることがあり、せっかくなのでつぶつぶタンタンにも書きます。。普段の記事とはちょっと違う雰囲気となるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

週末にこんなおもい話題でスイマセン><
ワタクシ、けっこういつもいろいろ考えております。


夏季オリンピックと米大統領選はいつも同じ年になることもあり、歴代大統領候補はオリンピックに大量の広告を投じてきました。けれども、トランプさん、投資額がほぼゼロだったのです。

なぜなのでしょうか?


ヒラリーさんは1,300万米ドル(※途中経過)を投資しています。一方のトランプさんはほぼゼロでした。トランプさんは、その数週間前に約9,100万米ドル以上の募金を得ているので、資金難ではないとおもいます。

またツイッター戦略にも大きな差があって、ヒラリーさんは、オリンピック開会式以来、定期的に選手へお祝いコメントを投稿。一方、トランプさんはオリンピックについてツイートしていない。

私が発見した現地の見方では、トランプさんがオリンピックを利用しないのは、彼のメッセージが「アメリカは弱くなった」というものだからというのがありました。(米国のメダル獲得数は圧倒的な大差をつけて世界第1位だったわけですが・・・・) また、米選手団には、イスラム系米国人、メキシコ移民の子どもなど、多様なバックグラウンドを持つ選手がいて、移民を非難するトランプさんとはそぐわないという声もありました。

そうなんですか?


オリンピックはなんとなくみんながその気になって盛り上がる場。でもそのオリンピックの場を無視しても、選挙に勝ててしまうものなんだなあと。オリンピックの求心力、弱まったのかしらん、東京オリンピックどうなるんだろう、とかいろいろ考えています。
あと、トランプさんは、最終的にはテレビ広告も打ちましたが、当初、テレビ広告にはほとんど出資していません。

それは意図的なのでしょうか?テレビはそんなにおわりなのでしょうか?

なんというか、たとえば人間の頭蓋骨は45個程度の骨からできていて、大人になると個々の骨が癒着しているとされます。その頭蓋骨を世界に例えると、個々の骨が大きく動いているみたいな、そんな気分です。


みなさんはどうおもわれますか?


複数のご回答をいただきまして、きっとそのどれもが正解なんだとおもいます。
ここに概略を掲載しようともおもったのですが、やめます。

こういうこと、考えるの好きです。引っかかっていることを考える過程で、おろそかになっていたことを発見することがあるから。

ではみなさま、よき週末をお過ごしください。


◆臼村さおり twitter @saori_u
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通貨の未来について、どっぷり考えた日

2016-10-12 00:13:14 | 時代の流れ

先だって、「通貨の未来を語る お金の未来は今  -Happy Project-」という座談会イベントに参加しました。

ここ数年開発されてきた、相互評価経済システム「Happy」のお披露目会でもあります。近年、ビットコイン、モナコイン、地域通貨など、国家が発行する以外の通貨が注目を集めつつあります。ハッピーは換金できる通貨ではないのでちょっとそれらの通貨とは異なるのかもしれませんが、でも通貨です。

当日は、ハッピープロジェクト主催の高村さん、ギークオフィス恵比寿主宰の福岡さん、ビットコインの解説で著名な斉藤先生を初めとして豪華なメンバーで、知恵熱の出そうな議論が繰り広げられました。私もまぎれて話していました。

今後の通貨システムについて興味のある方は、ぜひこちらの本をご一読ください。

不思議の国のNEO―未来を変えたお金の話
斉藤 賢爾
太郎次郎社エディタス



いますべての地銀が、地域通貨に関心を持っているそうです。マイナス金利の昨今、そりゃそうですよね。

また、15年後に、世界の都市に住む若者の90%がアフリカ在住でなることを考えれば、日本円を防衛する意味でも、地域通貨的発想が必要となるのかもしれません。UFJの独自コインなど、ひょっとしたら生き残るのは日本円でない可能性すらあります。

今後、5年から10年で銀行の姿も大きく変わるのかもしれません。


興味深かったのは、今後の経済システムを模索する一例として、ナウル共和国の話が出たこと。

アホウドリの糞でできた国 (アスペクト文庫)
寄藤 文平
アスペクト




『アホウドリの糞でできた国』の著者の古田さんには、電子雑誌トルタルでとてもお世話になっております。さらには別件でご助言いただきました。

別に通貨がらみで知り合ったわけではなく、まったく別の場所で知り合ったのに、世界がつながりだしていてちょっと不思議な感じ。


いつもと毛色がちょっと違う日記になってしまったのですが、今後のへの覚書としてここに綴らせていただきました。

しあわせの形、模索してまいりたいです。

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ブロックチェーンってラップや連歌みたいだなとおもいました。 ―フィンテック(Fintech)勉強会

2016-02-19 20:38:48 | 時代の流れ

勉強会に行ったよ、という日記です。

恵比寿にあるイノベーション向けコワーキングクラブ「ギークオフィス恵比寿」で開催された「『お金」って何だろう。テクノロジーと金融を考える会。」に参加しました。

ずばり、最近話題のFintech(フィンテック)についての勉強会です。金融の世界にITが持ち込まれたというか、IT側からの金融へのアプローチとか、そんな感じ。

勉強会の講師いわく、金融関連のことで、「なんかわけのわからないカタカナが多いなあとおもうとたいていフィンテックです」とのこと。

という冗談はさておき、bitcoin(ビットコイン)、paypal(ペイパル)、Ripple(リップル)などが代表的なようです。あといくつか聞いたのですが、忘れてしまいました。金融とは今まで大規模な統合するシステムが必要でした。だから大手銀行が必要だった。けれどもITの発達で、フットワークが軽くなった。というのが大まかな流れです。


それで、わたくし、ブロックチェーンが初めてわかったのですよ

ビットコインでよく話題になるブロックチェーンという概念。ようは「この取引は正しい」ですという承認システムなわけですが、それをどこか中央がやるのではない。銀行が保証した、国家が保証したじゃなくて、みんながやるのですよね。

うーんでも、いまいち、ピンと来ていなかった


そして今回、それって音楽だよね!と気づいたのです。

日本でいうと連歌。誰かがあるお題で歌を作る

そしたら、その歌からまた誰かが歌をつなぐ

そしてまたその歌から、だれかが歌をつなぐ。その歌(ブロック)です。少しずつ変化している。ブロックとブロックがつながれて歌になって、物語が進行していく。似ているけれど、同じではない。

そうやって「流れているよね。この歌、今音を発しているよね!!」というのが「この取引はOKですよ、ビットコインという流通が存在していますよ」というサインになるんだなあ~と。

物語がつむがれることにより、その物語が承認される。(イメージされたから世界ができる。エネルギーの世界と同じですね。)


ラップみたいに音楽をつないでいく感じ。

音がリズムがメロディーが存在しつづけることが肝要。流れる、流れ続ける、流れをとめない。

ちゃんと鎖になっているよ、信用が担保されているよ。ということになる。目からうろこでした。

・・・でもこの話は、ブロックチェーンを元々知っている方は「わかるわかる!」と言ってくれるかもしれないけれど、そうじゃない方にゼロからする説明にはまったくなっていない疑惑がございます

?????となってしまった方、それにもかかわらず読んでくださっている方、本当にごめんなさい どうもありがとうございます

うーんなんだろう。

何かひとつだけいうとしたら、中央的なものがなくなる流れは、金融に限らずすべてがそうなんだとおもう。移り変わる価値観のハザマで生きていられること、とてもとてもしあわせ。

それではみなさま、よき宵を~

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葬儀(お葬式)・法事の今後を垣間見たこと 仲介業者やパッケージ化

2015-08-29 22:02:05 | 時代の流れ

今朝ほどまでの自身の体調不良で、あまり感傷には浸っておりませぬ。

今日は、父の命日でした。今年は13回忌で、先週の日曜日23日に、すでに13回忌をしております。

13回忌を経て、いくつか書き留めていたことがあるので、少し編集したものを公開いたします。最初に書いておきますと、父をしのぶ文章ではなく、お坊さんビジネスって大変なのね、という話です。

埼玉県A市に住む私。うちから徒歩3分のところにお世話になっている寺があるのですが、父のお墓はおなじ埼玉でも離れた場所にあります。車ですと1時間弱。公共の交通機関ですと、乗り換えがあったり、霊園が駅から離れていることもあり、おそらく2時間くらいでしょうか。電車は都内に向かって伸びていることもあり、埼玉にある市同士を移動するのは、場合によってはけっこう手間です。

今回、13回忌をやるにあたり、お坊さんの送り迎えが面倒なので(スイマセン!)、霊園(お墓がある場所)に出入りしている業者さんに、パッケージでお坊さんも含めて頼みました。お坊さんには「塔婆3本とお車代とお坊さん代」ということで、業者さんに指示された金額を熨斗袋にいれて渡しました。


朝、親戚の運転する車で霊園にまいりました。と、着いたら、駐車場で、外で着替えているお坊さんがいる!! 「えっ? 更衣室ないの?」とおもいました(一つ目のびっくり)。

お坊さんの着替え風景を横目で見ながら、、、お経儀式したり、ご飯食べたりする建物に入りました。と、従業員の方が、「もう、ゴゼンサマいらしていますよ」とおっしゃってくれて。みると、みなで待つ、学食のような待合スペースに、若いお坊さんがひとり座っていました。私たちは開始時刻の45分前に着いたのですが、お坊さんはお茶も飲み終わって、もうかなり前に着いている様子。早っ!!!(2つ目のびっくり)

そのお坊さんがおっしゃるには、30分前には着くようにしているとのことでした。時間があるので、おしゃべりしていて、聞いてみたら、なんと私と同じA市に住んでいました。「え?・・・自宅がそこで、お寺はこの辺なのかしらん~~」とおもって、もう少し聞いてみると、A市にあるお寺のお坊さんでした。(3つ目のびっくり)

しかも、遅刻をするとしゃれにならないので、公共の交通機関を利用して来ているそうです。「何で(遠いところまで)来たの?」というようなことを何度か聞いていて、「檀家さんは埼玉のあちらこちらにいるので、どこでも行くのですよ」みたいなことを2度ほど言われたのですが。。。「・・・いやいや、私たち檀家じゃないし。」

叔父が質問を重ね続けたところ、「これから人口が減っていくから、どうしても大変なんです」みたいなことを言っていました。

たぶん、「1、私たちがお坊さんに渡した熨斗袋の何割かが業者さんのものになる」「2、お坊さんが業者さんに登録料や年会費を支払っている」「3、業者さんがお坊さんにお願いしているニュアンスで、熨斗袋は全額お坊さんのもの」のいずれかだとおもうのですが。いま、3だったとしても、将来的には、概ね1か2の流れでしょう。

いま、士業の法人化が許可されてすこし経ち、士業の集約化が進んでいる印象があります。会計業界では、大規模な税理士グループがでてきたり、税理士会計ソフトの専属紹介みたいな税理士がいたり。(ちなみに、父も士業でした。個人営業の弁理士だったのですが、弁理士業界は将来的には大きなところ2つに集約されると考えていたようでした。)
お坊さんも仕事を斡旋してもらうのが一般的になるというか、法人のようなものに集約されつつあるのかもなとおもいました。

わたしは、不遜ながら、けっこうお坊さんに僭越なことが多いのですが、そのお坊さんのお経は意外なほどよかったです。(本題と関係ないけれど、4つ目のびっくり)

あと、お経も全部暗記していましたし、儀式が終わった後、お墓の前でミニ儀式みたいのをやってくれました。その霊園の常連である父の弟夫婦は、暗記していたお坊さんもお墓まで来てくれたお坊さんも始めてだったらしく、喜んでいました。
(これはびっくりではないのですが、一番法事を重んじる方たちなので、よかったというか、喜んでもらえて、わたしもうれしいと思えたこと。疑り深い私は、その話を聞いたとき、「経本を忘れたんじゃないか…」とおもったのは、秘密です。)

ですので、お坊さんがいいひとだっただけに、なんか、よけい、すごい時代になったというか。いつも不遜な私がいうのもどうかとおもいますが、お坊さんの権威が落ちたことについて、考えさせられてしまいました。

私が経験したのは、ほんの一例に過ぎず、全体像がどうなっているのか、わかりません。けれども、ひとつの印象としてここに記します。私が齢を経て、それこそ還暦を過ぎること、世の中がどうなっているのかとても興味深いです。

以上、13回忌の思い出でした。

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