東京都美術館 × 東京藝術大学「とびらプロジェクト」が募集していたアート・コミュニケータに応募してみた。
「とびらプロジェクト」とは、東京都美術館東京藝術大学が実施している、一般の人にアートを開こうという試みのひとつで、次代のコミュニティにアートを生かそうみたいな企画だとおもう。
その企画を実施する一般参加の人が「アート・コミュニケータ」こと「とびラー」、任期は最大で3年らしい。
「とびらプロジェクト」は東京都美術館と東京藝術大学が連携して行っているソーシャルデザインプロジェクトです。
人と作品、人と人、人と場所をつなぎ、美術館に集まる多種多様な人々とのコミュニケーションを大切にし、そこから創出される新しい価値を社会に届けることで、アートを介したコミュニティを育んでいきます。
今年も活動の主体となるアート・コミュニケータ(とびラー)を40名募集します。東京都美術館と東京藝術大学と共に、あなたもアート・コミュニケータ(とびラー)として活動に参加してみませんか。「とびラー」の活動は、学芸員や大学の教員、そして第一線で活躍中の専門家を中心としたプロジェクトチームがしっかりとサポートしていきます。
(とびらプロジェクトのウェブより)
第9期の応募〆切は18日(火)まで。駆け込みで応募いたしました。
別件の〆切が重なっていたこともあり、ゆめねこふたり展在店中にアピールシートを仕上げて、お店の後に池袋のキンコーズでプリントアウト。そのまま郵便局の池袋本局まで歩き、窓口前の席でつぶつぶで装飾して、18日(火)23時30分ごろに郵便局員さんに「今日の消印でお願いします」と手渡したのだった。
前から知っていたのだけど、エントリーシートに何を書こうか考えているうちに日数が経ってしまった。
(前からといっても知ったのは最近。8年くらい前からあるらしい。昔から知っている人はラッキーだね。)
最終的に埋めたけど、実際になってみないとわからないよね。なれるかどうかはあたしが決められることではないから、応募できたことに満足することにします。
エントリーシートを書くのも、自身を見つめ直す機会になってよかったです。人生を俯瞰することってあまりないのかもしれない。
こうやってギリギリじゃなくて、スケジュールに余裕のある行動がとれる方はかっこいい。まあ出せたのでよしとしよう。
ではまた
※応募文書に書いたのは以下。自身のための覚え書きとして、つぶつぶタンタンに記録しておきます。
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私がとびラーに応募しようとおもったのは、アートを共通項としてみなと一緒に何かを創ったり、似たことに関心を持つ仲間と刺激しあったりしたいと考えたからです。
私は数年前により、表現活動として絵を描いております。美術教育を受けたことがなく、また美術(図工)は苦手科目でした。
けれどもひょんなことから"つぶつぶ"(この紙面を装飾しているのと同じものです)で絵を描くようになり、絵を描く喜びを知り、昨年は初めて公募展に応募。埼玉県展と二科展デザイン部に入選をいただきました。
絵を描いていておもうのは、自分の絵に共感してもらうのがうれしいと同時に、アートを通して何かを表現する人が増えればいいなということ。私自身が表現活動に救われているので、押し売りするつもりはないけれどアートを身近に感じてほしいと考えています。
私は自分では内向的なつもりなのですが、気づけばイベントを運営することと縁が深い人生を送ってきました。近年は、参加型イベントに惹かれていて、みなで本を交換する会である「読書交換会」を主催しております。
アートについては「もくもくアート会」と題して、社会人が仕事後に集まって、黙々と自身のアート制作をする場を3年ほど運営しています。私自身にとっては大切な場なのですが、あまり共感を得られず、人が集まっていません。白状いたしますと、誰も参加者が来なくて、気持ちが落ち込んでいたときに見つけたのが、「とびラー」の募集でした。
作家活動をしつつも、美術畑の人じゃないからこそ、場を作るのが好きだからこそできる活動があるとずっと思ってきました。また正直なところ、人や場つくりが好きすぎます。
場を運営してきた経験から、自分ひとりの世界観だとどんどん視野や世界が狭くなることを実感しており、仲間とともに場をつくっていく醍醐味を味わいたいです。ぜひとびラーのメンバーとして活動させてください。
◆臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。
◆エネルギーサロン・タンタン
~身体の健康と無意識のパワーへ Have a Beautiful Day~