昨日2020年11月6日(金)ごろまで秋の土用でした。
夏の土用が有名ではありますが、土用は実際には年4回ある。立春・立夏・立秋・立冬の前日までのそれぞれ18日間。そして立春・立夏・立秋・立冬の前日はそれぞれ節分と呼ばれます。節分は立春前の節分が有名ですね。
ハロウィンが日本でもお祝いされるようになり、立春前の節分に恵方巻が人気になり、ひょっとしたらそのうちもっと一般的にそれぞれの土用・節分が意識されるようになるのかもなあ。
秋の土用は立冬の前日までの18日間なので、スタートは10月20日(火)ころでした。
春夏秋冬すべての土用に共通しているのは、あまり新しいことを始めたり、積極的に動いたりするときではないということ。
「土」用という字のごとく、さまざまなものを土に還していくとき。
秋の土用については、なかでも積極的に水を抜き、乾燥させていくという作用が強いようです。そして冬に水を新しくする。
水を抜いて乾燥させることによって体積が小さくなるね。そして腐りにくく保存にも適した状態かもしれない。
でも水の話は今回の土用では、今のあたし自身はそこまで知覚できませんでした。どっぷり土用に浸る余裕がなかった。数年前の自分は意識していたみたい。
みなさまにとってどんな秋の土用でしたか?
あたしはですね、思いっきり新しいこと始めましたし、積極的に動きました。
なんといっても、土用の間にアート個展が始まりました。
⇒ 【表現活動】臼村さおり個展、開催いたします
個展についてはとにかく事故防止を一番に考え、安全に配慮しました。フレームも、大丈夫だろうけれどでもより事故が起こる可能性が低いものを手に入れたり、作品も剥離事故が起こらないことをいつも以上に意識し、うんそれはいつもそうするべきだろうからよかったのだとおもう。
すべてにおいて、土用であることをしかと肝に銘じ 呼吸を深く穏やかに、無理せず安全に、余裕を持ち、助けてくれる人たちに感謝し、周りやみなの幸せを祈りながら、丁寧にを心がけていました。
おかげさまで本日の土用明けを迎え、少しほっとしました。
そうはいってもちょこちょこ「あれ?」とおもうことがあり、今日も自分が直接かかわったわけではないけれど一緒にやっていたことで事故の報告があったりしました。カバーできるだけの自分でありたい。
でもってついさきほどですね、知らない男性に難癖をつけられました。怖いし悲しいのだ。
たぶんあたしが体格のよい男性だったらこういう態度には出なかったんだろうけれど、悲しい。事件でも事故でもないけどその場で100番に電話した。そうしたらそのまま去っていきました。近くに派出所があるのを知っていたのですぐ来てくれるのがわかったのでしょう。たぶん去るだろうなとおもったし、本当に事件の方の電話がつながりにくくなったら悪いかなともおもったけれど、それなりにこういうのも事件だとおもいます。
だから女性で何か嫌な思いをしたら、100番してほしいというのがあたしの気持ちです。
そうすればそういう男性はきっと次回からそういうことしなくなるとおもうし、そういうのが当たり前の世の中になってほしい。そして100番の担当官に「大丈夫ですか?」と言ってもらえるだけど、自分の心の傷が治癒しやすくなる気がします。
以前だったらそのまま悲しくて後で一人で泣いたかもだけど、1か月ほど前に「#ActiveBystander=行動する傍観者」の動画をみて、とても癒されたし、啓発されたのだ。
(ENG SUB)#ActiveBystander=行動する傍観者
⇒ 日常で起きる性暴力に対してできること。あなたは『行動する傍観者』になれますか?(動画)HaFFPOST 2020年10月12日
傍観者じゃなくて当事者だけどなんというかそれ以上に、そうだよね、これって怒っていいところだよね、傷ついていいところだよねと思わせていただいていたので。
と書きつつ、土用のデトックス的なことがあまりなかったので、あとで何かが起こるよりは、今回の傷で帳尻を合わせられたほうがよくて、傷つくことがあってよかったとおもっている。
暦オタクなあたしがおります。
それにこれはあたし側からみた勝手な解釈かもしれないし、でも女性は傷ついたと表明してもよいともおもっているよ。おもっているよ。我慢しないで。
もし同じようなことに遭遇された方がいたら、そして迷える状況であったなら、どうぞ勇気を出していただくきっかけにもしもなったらうれしいです。
ではまた
◆臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。
◆エネルギーサロン・タンタン
~身体の健康と無意識のパワーへ Have a Beautiful Day~