かなり冷えこんでまいりましたね。
読んだ本の感想です。
池上彰さんと佐藤優さんのご共著「新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方」を読みました。
先日のオンライン読書交換会で紹介した本でもあります。
⇒ 【読書交換会】学びと癒しと楽しみで
読書交換会を以前一緒にやっていた方が、佐藤優さんのファンでした。その影響で何冊か佐藤さんの本を拝読したことがあり、その影響で昨年は世界史と日本史を学び直しました。
池上さんのお話はいつもわかりやすい。
お二人の対談はどんな感じなんだろうと読んでみたら、交代で知識を語っている感じで、対談集独特のたるみのようなものがなく、内容がギッシリ。
スパイ小説さながらの話が展開されていました。最近頭のなかがお花畑だと自覚したあたしとしては刺激されました。
2014年に出版された書籍なので、トランプ米大統領就任よりも前の話です。けれども古さは感じませんでした。
一度読んでおくと情報に触れたときにキャッチの仕方が違う気がします。
また読みたいです。
この本によると、佐藤さんは毎月の連載〆切が70本とのこと。長い間培ってきた基礎力に裏打ちされているんでしょうね。すばらしいし、圧巻です。
人一人のなかにこうやって知性が詰まっていることに人間の可能性を感じます。すごいなあ、楽しいだろうな、どんな感覚なんだろう。
あたしなりになってしまいますが、見習いたいのだ。
今日も皆様にとって素晴らしい日でありますように。
⇒東京読書交換会ウェブサイト
※今後の予定は2021年4月17日(土)夜・オンライン、5月1日(土)夜・オンラインです。
◆臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。