祈り展、終了いたしました。どうもありがとうございました。
⇒ 祈りをテーマに作品をつくりました 絵は楽しい 祈り展@銀座Satge-1
ネットやSNSからくる情報が多くて、最近はいやだなという気持ちが強くなっていたのですが、かつての戦争の情報が流れてくるのをみて、久しぶりにネットの恩恵を感じて深く感謝しました。
きっとおぞましい内容なんだろうとおもい、見出しだけで読まない記事もいっぱい。フェイクニュースもあるかもしれません。けれどもご存じのとおりネットには大量の情報があり、拡散されていき、そしてある意味ずっとどこかに残ります。新しい情報が出てきて見つかりにくくなったとしても、情報がネットにあるという状態がつくられたことをうれしくおもう。風化させずに伝えていく一つの方法かもしれません。残っていれば、伝え続けていれば、必要なときに誰かが何とかする可能性が残るのだ。
急に無理をいって参加させていただいた祈り展。参加させていただきよかったです。どうもありがとうございました。
あたしは3枚展示させていただきました。富士山。富士山の下は「祈る植物」。そして右側は「緩やかな祈り」です。会期中にタイトルを考えました。
タイトルを考えると作品がより一層好きになり、なぜ自分がこの作品を描いたのかわかるような気がします。
あたしは、何かの展示に参加させていただいたとき、いつも会期が始まる前と終わる時では、作品の表情が変わっている気がします。展示している会場、ともに空間をつくる作品たち、会期中にお客様とともに流れる空気、すべてが交流で絵がエネルギーを交換している気がするのです。だから展示が終わると自分の作品がより好きになり、また展示させてもらうことが好きです。
今まで展示させてもらって以前より作品が嫌いになったということは一度もありません。
以前よりずっと思っていたことなのですが、今回初めて、最終日にご一緒させていただいている作家さんたちに話してみました。みな聞いてくれてやっぱり同じようにおもっているかもしれません。そうじゃないのかもだけど、でも聞いてくれてどうもありがとうございました。
最近自信がついてきたのか、みなといろいろな話をするようになりました、さおりん最近強気です。
だから、これはみなに話さなかったけれど、あたしは新型コロナウイルスの拡大防止で展覧会の中止が相次いでいたとき、観客はネット観覧でもやってほしいとおもっていました。作品と場は何かをつくるから。またその作品が変われば作者も恩恵を受ける。
これ以上書くと話が行き過ぎだと思われる方もいそうだけど、別にインストールだけして非公開でもよいとさえおもっている。場ってそういうものじゃないかと。
絵っていうのは、作品というのは、アートというのはすごいものなのです。
さて。
みなからも作品についていろいろ言ってもらえるようにもなってきていて、画力が高まってきているのかもしれません。ひそかにうれしい。
どうもありがとうございました。
◆臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。
◆エネルギーサロン・タンタン
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