世界史の勉強をやり直している。
このところ、時代の変化を感じているけれど「今までこうだった」「世界はこう考えるはず」という自分の思い込みの枠をはずせない。思い込みのない世界なんてありえないけど、でも、新しい状況をきちんと見る目を持っていたい。
子どもの頃や学生の頃に得てきた枠組みで世界を見続けている気がする。けれどもそれは違うわけであって、またあたしの生きてきた現在の一部は、時代が移りすでに過去の歴史になりつつある。だから世界史の勉強をやり直したいなと。
高校の歴史選択では世界史を選択した。大学の専攻は世界一周の影響もあり、国際関係学科を選択した。だからもともと世界について考えるのは好き。さらにいうならば東日本大震災後はニュース翻訳をしていたり、海外ニュースに注目していたりする。
けれどもだんだんなんというか自分の想定していることと現実のずれが大きくなってしまって、これは一度学び直そうとおもっていた。
わかりやすく書くと、あたしは頭のなかでジョン・レノンの「イマジン」が流れているような人で、世界は平和と平等に向かって少しずつ進んでいると思っていたい人。
でもどうも現実はそうでもないのかなという気がして、だから歴史に立ち戻ろうとおもった。
どうやって学び直そうかと調べて、音声教材を利用することにした。
青木裕司のトークで攻略世界史B v.2 (実況中継CD-ROMブックス) | |
青木 裕司 | |
語学春秋社 |
青木浩司先生は大学受験向け予備校・河合宿の世界史講師。
声も聞き取りやすく、わかりやすい、面白い。vol.1、vol.2があって、あたしはまずはvol.2の近現代編から聞き始めた。
720分は長い気がするかもしれないけど、いざ聞いているとそうでもない。歩いているときや何かをしているときに聞き流している。集中して聞いていないから聞き逃しているところもいっぱいだけど、集中して聞いても聞き逃すから、まあ大した問題ではないのだ。
その代わり回数を繰り返す。ひとまず4回。全部の講義を4周聞いた。2周目、3周目、4周目とだんだんと理解できていた。
聞いてよかった。世界の見方がだいぶ変わったよ。実のところ、ジョン・レノンがベトナム戦争に絡んでいたとは知らなかった。知らなすぎだね、あたし。
近現代はここで一度お休みして、今度はvol.1を聴く予定。この「トークで攻略」シリーズ、いいなあ。世界史に限らず、日本史、生物などほかのも聞くかもしれない。
受験生ではない大人にもお勧めです。よろしければご一緒しましょう。
ではまた
◆臼村さおり twitter @saori_u
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