春のお彼岸が明けました。
先祖に思いを馳せるこの期間、1日じゃなくて7日あるのがうれしいです。
お彼岸は春分・秋分を中日としてそれぞれ前後3日間ずつ。合計7日間、春と秋にあります。今年の春のお彼岸は3月17日(水)~昨日3月23日(火)でした。
と書きつつ、お墓に足を運ぶことにはどうもあまり興味がないのですが、それでも厳かな気持ちでこのお彼岸を過ごしました。もっとも祖父母のお墓が歩いて10分かからないところにあります。これを書いたことをきっかけとして、必ずまいります。
このブログはあたしにとって大切らしくここに書いたことはそのとおりやっているので、ありがたい場です。コメント欄を閉じてしまっておりますが、そうはいっても読んでくだる方がいるからこそ書けるわけであり、読んでくださりいつも感謝しています。どうもありがとうございます。
父のお墓は同じ埼玉県内ですが遠方です。そして父が暮らしていたこともある場所ですが、父と一緒に暮らしていた土地ではありません。だからなんかあまり愛着がないのかもしれません。
齢を重ねるにつれて見方が変わってきているのでそのうちお墓に足を運ぶようになるのかもしれません。
場というのものは、人の想いがつくります。お彼岸を大切にしている人が多ければ多いほど、お彼岸は濃くその姿を現出させます。
お彼岸になると渋滞が発生します。つまりはそれだけ多くの人がお彼岸を大切にしているということであって、お彼岸のエネルギー、場は確実に存在しますね。
あたしにとっては、お彼岸は猫のことを考えるときでもあります。1年前に亡くなった愛猫太陽、そして愛猫蓮のことを考えていました。1年前の春のお彼岸の頃は、太陽は亡くなって、まだ蓮ちゃんは生きてくれているときだったので、主に太陽のことを考えていました。ごめんよ、蓮ちゃん。蓮ちゃんも大好きです。
お彼岸は生者と死者の世界が混沌とします、境界があいまいになります。
そしてこのお彼岸で初めて、あーそうなんだなーとおもったことがあります。
今ここを生きて、この世界、この現実に立脚しているほうが、死者とともに生きられるのです。
太陽を亡くなったことを嘆き悲しみたい気持ちでいっぱいではあるのですが、生きていた昔を自分が生きるのではなく、いまを生きたほうが太陽と一緒にいられる。
あーそうなんだなーとおもいました。
あたしだけかもしれませんが、そうおもいました。
みなさまにとって素晴らしい春のお彼岸でありましたように。
◆臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。
◆エネルギーサロン・タンタン
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