月の満ち欠けのリズムを生活の羅針盤としています。1か月サイクルの羅針盤、1年サイクルのもの。
今回は1年サイクルの羅針盤を採用して、射手座の満月を考える。
2020年6月6日(土)4時12分、月は射手座で満月を迎えた。およそ半年前には月は射手座で新月を迎えていた。その射手座の新月から6月6日のいて座の満月、そして次のいて座の新月までの1年サイクルの羅針盤です。
射手座の満月を起点として、射手座の新月の頃に創始したことを振り返り、うまくいっていることを祝福・後押し、詰まっているものを軌道修正したり、見つめ直したり、風通しをよくしたりする。
ちなみに前回のいて座の新月は2019年11月27日(水)でした。12月にかけてみなさまはどんなときを過ごしていたでしょうか?
⇒ 射手座の新月は快活に楽観的でいよう 2019年いて座の新月
あたし自身については、楽観的・前向きと言いつつ、このときはけっこう慣れない関係もあり、苦しかったなということを思い出す。
そしてなんといってもこの頃は、まだ猫太陽と猫蓮が生きていたんだなあとおもう。蓮ちゃん20歳だから寿命な部分も否定できないとはいえ、太陽は心臓に持病があったとはいえ、もっと長く一緒にいたかったし、そして失敗したなとおもっている。とはいえそのときにできる行動としてはあたしにとってはベストであり、きっと同じ瞬間を繰り返してもまた同じことをする。
そのときに至る段階で、その選択をとってしまうであろう布石を打ち続けていたわけで、いつから布石を打っていたのだろうと今日は久しぶりに思い起こしていた。昨日、今日は射手座の満月の記事を書こうと決めたから、月の暦を見直すのが一つの答えになるのかもしれない。
猫たちの死とコロナで、あたしの価値観は大きく変わった。揺らいだじゃなくて、積極的に変容させていきたいとおもっています。
だから今、射手座の新月の頃を振り返ると、なんかあまり共感しないのだけど、そのときはそれでベストだったんだとおもうのだ。
射手座の満月は、岡本翔子さんの「ムーンマジック」によると、以下を留意するとよい。
〇ときには自分の直感を疑ってみる
〇性急に結論を導き出さない
〇日常生活を退屈だと決めつけない
〇大風呂敷を広げない
〇約束をちゃんと守る(それが口約束だったとしても)
〇自分が考える正義を人に押しつけない
〇独りよがりのコミュニケーションを改める
(岡本翔子著「ムーン・マジック」 KKベストセラーズ、187ページ)
グサッと刺さります。「自分が考える正義を人に押し付けない」「独りよがりのコミュニケーションを改める」「ときは自分の直感を疑ってみる」「性急に結論を導き出さない」、最近のテーマかなとおもっているところでした。
射手座の新月パワーで楽観的なのはいいけれど、「やりすぎて人間関係に亀裂が入っていませんか?」と問いかける時期。
であると同時に、物事には常に裏があるから楽観的になりきれてない自分にも気づくときでもある。他人にやっていることは自分にもやっています。
自分が考える正義を人に押し付けて苦しくなっているときは、たいていの場合、自分の考える正義で自分を苦しめている。ダメ出しばっかりしていませんか? 本当にそれ正義なの?
独りよがりのコミュニケーションをしているときは、相手に不快なおもいをさせてしまっていると同時に、相手の声が聞こえてないから、相手の優しさや厚意に気づいてないこともあります。ひょっとしたら、周りはあなたがおもっているよりもあなたのことを好きかもしれません。責めていないかもしれません。
上記の意味においても、「ときは自分の直感を疑ってみる」「性急に結論を導き出さない」、やってみるとよいかもなのです。
あたしはけっこう人に嫌われるのが怖かったり、自分の思い込みで自分を苦しくしてしまったりがあるかなとおもっていたところなので、自分自身とのコミュニケーションについても、このいて座の満月期間に考えてみたい。
折りしも、女性性や男性性についての本を読み直して、自分のなかにはいろいろな自分がいると見つめ直していたところだしね。
⇒ 心の自律神経のようなものがある気がする、無意識の存在大きい
自身と出会いなおして、人生は旅だなとおもいます。そしてこれからもよろしくお願いいたします、と自分にあいさつします。
射手座の満月については、次にやってくる新月6月21日(日)頃まで特に意識するつもりです。醍醐味があって味わい深い射手座の満月プロジェクトになるといいな。
みなさまもにとっても、どうぞ意義深い射手座の満月となりますよう。
◆臼村さおり twitter @saori_u
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