画材を譲ってもらいました。
画材とは、あたしもよくわからずなんとなく使っているのですが絵を描くために必要な材料、いろいろのこと。絵の具、鉛筆、色鉛筆、筆、刷毛、パレット、キャンバス、紙、メディウムと呼ばれる混ぜ物いろいろ、額縁、定規、炭、ニス、ほか。
今まで何度か譲っていただいたことがあって、絵を描いている方の断捨離だったり、ご遺族の方が捨てることになるからと譲ってくださったりしました。
今回はご遺族の方ではないのですが、遺品なんだろうなというのが推察される状態でした。もうすでにほかの方に譲られた後で、余分にまた出てきたからと残りを譲ってもらいました。それでもかなり量があり、使えるものも、きれいなものもいっぱいでした。
片づけをしている家にお邪魔させていただきました。ありがたいと感謝をしながら、この画材を使われていた方は、どんな気持ちで絵を描かれていたんだろうとおもいを馳せました。若い方じゃないといいな。
油絵を描かれる方だったようです。油絵はひとことでいうと油性です。だから水性と違って水では扱えず、独特に臭いがあります。そして固まるまでに時間がかかる。費用もかかります。
すでに引取りにいらっしゃった方が油絵関係のものをほぼ持って行かれたため、油絵具は使いかけのものが3つあるだけの状態。あたしは油絵をする予定はないので、かえってありがたかったのかもしれません。
これはキャンバスの周りにつける仮の額縁です。こうやって分解された状態のものなのですね。組み立てられるようになっています。知りませんでした。
あたしの場合は絵を描いてきた歴史が浅く自己流なので、知識が追い付いていません。こうやって分けていただいて、おおおおこんなものがあったのかと初めて知ることもあります。
どうやって調べていいのか、何が欠けているのか、わかっていないので、調べることさえできないのだ。
セットで譲ってもらうことにより学ぶとは予想していませんでした。世のなかどこかに流れはあるものですね。
例えば1年くらい前までキャンバスの木枠が分解できることを知りませんでした。初めて分解できたときは感動したなあ。ひょっとしたら持っている仮額縁で分解できるものがあるのかもしれないという気もしてきました。
どうなのかな、分解する予定のない方は接着剤で留めたりもするみたいだし。時間を見つけて試してみたいです。
今おかげさまで画材が増えましたので、ちょっと掃除をしたり片づけをしたりしないと、身動きが取りにくい。まずはお片付けです。
こうやって生きているうちに、あたしはあと何枚の絵を描けるのでしょう。絵に限らずすべてにいえることですよね。体と心と魂の健康を大切に、躍動感のある日々を送って行けるように体の声に耳を澄ましながら養生してまいります。
どうもありがとうございました。
◆臼村さおり twitter @saori_u
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