Carry me back to Old Virginny

1974~1975年にわたるアメリカ・バージニア州R-MWCへの留学記(手紙)です。

憧れのTexas-1 (Dallas)

1975-06-26 | 全米旅行(Texas)

おはようございます(今朝5時)。

Guess where I am??? In TEXAS!!!!
いよいよ憧れのテキサスにやってまいりました。なぜ憧れなのかわからないけど、チコタンが昔来た所だからか、西部劇でよく聞く名前の州だからなのか、小さい頃から、アメリカといえばテキサス、というイメージが大きくて、この旅行を考えた時も、誰が何と言おうと、テキサスを第一目的地にしたくらいなのです。そのテキサスにいよいよ着きました!

今は(と、いつも手紙の書きだしは同じなのですが)Dallasのバスターミナルの中であります。まだカフェテリアが開かないのです。バス旅行は今のところは本当に快適です。バスも日本のチャチいのと違って、大きいので、椅子のソファーもふかふかだし、ゆったりしているし、座る位置もとっても高いので、上から町を見下ろしている感じでいい気分です。夜は見知らぬ街の灯を通り過ぎて突っ走るのは最高にロマンチックです。昨夜はfull moonでした。


時は移って、今8時にやっとなりました。Dallasの駅にはとても大きなカフェテリアがあるので、そこに入ってコーヒー一杯で2時間もヒサミとおしゃべりしながら費やしました。ヒサミと、日本に帰ったらどうする?なんて将来の話をべらべらしゃべって、ケタケタ笑い転げて、まるで日本の喫茶店で友人としゃべっているみたいです。一息ついて、「あ~、やっぱり私たちTexasに居るのね~、日本じゃないのね、まだ」なんて言ったりしています。人間なんて、どこにいても同じですね。

今彼女はDallasの友人の家に電話しに行きました。窓の外にはDallasの街並みが見えます。ここはクーラーが効きすぎて寒いくらいだけど、外は暑いのでしょう。今日は、お迎えが来たら、家に行って、napでもとり、一息ついたらshoppingにでも行き、お土産を買い込んで、それからケネディの暗殺された場所(これくらいしか、Dallasのことを知らないので)でも見に行こうか、と思っています。

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DallasではTeresaという子(ヒサミの友達)の家に泊りました。彼女の家に着いたら、急いでシャワー室に飛んで行って、3日分の垢を流し、さっぱりしてから彼女の運転でDallas市内見物に行きました。その途中でBuskin Robinsという有名なアイスクリーム屋に2度も立ち寄って、クリームコーンを食べました。これはヒサミの大好物で、彼女はBRのコーンには目がないのです。25¢しかかからないからいいようなものの、こっちまで付き合わされて太っちゃう。

J.F.Kennedyの暗殺された場所も見ました。バス停のすぐ近くの道路なのよ。もっとビル街かと思ったら、割と広い場所で、赤煉瓦の建物の4階の窓からオズワルドが撃ったそうです。しかし、ポールをすぐ過ぎた所で撃たれたそうですが、そうすると、ビルの位置から考えて、ケネディの額の真中を弾が抜けるはずはないので、どうもすべてミステリアスなままなのだそうです。Dallasはケネディ暗殺の場所というのが有名なくらいで、街の真ん中にケネディの碑が立っていました。

Teresaの家には、Teresaのお姉さんの子どもAmyという1歳ちょっとの可愛い赤ちゃんがいて、家中に笑いをふりまいていました。私とヒサミは、帰ってきてからもう眠くてたまらないので、夕食までnapをとって、二晩分の睡眠を取り戻しました。

夜は、Teresaのお姉さんLindaの友人夫婦と、その赤ちゃんが来たので、彼らと一緒に車に乗り、夜のDallasを見に行きました。サーカスもやっていて、Parking lotに道化師の身なりをした人が3人くらいたっていたので、赤ちゃんは泣き出すし、みんなで大笑いしました。