特急 しおかぜ
図ったように旅行支援が始まるという初日の10月11日。
岡山から特急「しおかぜ」に乗って、今治駅まで。
目指すは「第52番札所:太山寺」へ。。。
今回のお四国さん巡りは、10月11、12日で、
第52番札所「太山寺」から第59番札所「国分寺」までの
お四国さん札所8か寺を巡らせていただく予定で特急「しおかぜ」に乗った。
今治駅からレンタカーで、お四国さん52番札所「太山寺」まで。
お天気か回復しそうかな?
の青空をうかがいながら、一時間ほどの道のり。
助手席でナビに目をやりながらも、
フロントガラスの前は青い海あり、
田んぼの稲穂の黄金色あり、
川沿いのススキがユラユラ揺れる銀色ありの秋景色。
運転はエブリさん任せで、
私一人が伊予の秋景色を声にだして実況する。
運転の邪魔しないように。。(#^^#)
一時間ほどの道のりもアッというまに、目的地へ。。
太山寺 一の門
一の門から本堂までは0.8kmらしい。
まだ新しく1955年に建てられたようだ。
そのまま車で参道をゆく。
仁王門
仁王門を潜った方から写真に撮った。
太山寺町が仁王門の向こうに。。。
仁王門から眼下の町並み風景をみながら進んだ先に駐車場。
車を置き、
「本堂までは250m」の看板を確認して、
坂を登れども結構な坂道が続く。
坂道途中に句碑を見つけて。。
子規の句碑が。
「菎蒻につゝじの名あれ太山寺」子規
※太山寺蒟蒻という名物があるが、
子規が太山寺を訪ねたおりは、躑躅の花が見事であったそうだ。
つつじ蒟蒻という名の蒟蒻もあってもよいということらしい。
ほーーと、頷いた。
隣の句碑は、
月の虫や月の照らざる側も虫
徳永山冬子
うーん、ちょっと難しい。。。
ほかにもあった。
「道ゆづる 人を拝ミ天 秋遍路 」
村上杏史
山頭火の句碑もあるというが、
「もりもりあかる雲へあゆむ」
駐車場からの坂道では見つけていない。
伊予にある札所は、どこの札所にも句碑があった。
本堂まで250mの坂道。
句碑でちょっと一息をついては、長い坂道を登っていく。
ふぅ~ふぅ~言いながら、
ようやく三の門(四天王門)まで、たどり着いた。
四天王門を潜れば。。
国宝 本堂(合掌)
豊後の炭焼きをしていた真野長者が一夜にして
建てたという縁起のある「一夜建立の御堂」。
が、本堂。
入母屋造り鎌倉時代の建物。
流れるような屋根が美しい。
屋根瓦が年代を感じる。
鬼瓦のカッコ良さ。
国宝と聞けば、分からないなりに屋根瓦や梁を念入りに眺めた。
お参りを終えて、来た坂道を下りる道中に、
見たことがないほどの小粒の柿が目に留まった。
ピンポン玉くらいの柿、
こんなにちっちゃな柿を見た初めての秋。
太山寺の坂道のしんどさで、知り合った小父さんと小さな柿の話で盛り上がり、
太山寺を後に、次の第53番札所円明寺へ。
ご詠歌
太山へのぼれば汗の
いでけれど後の世思へば
何の苦もなし
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