♭出かけよう!ふらっとシャープに#

★気ままに・・・いろいろなメモメモ(^^♪

☆「しおかぜ」に乗って、伊予へ。。

2022-10-14 | *お四国さん巡り

特急 しおかぜ

図ったように旅行支援が始まるという初日の10月11日。
岡山から特急「しおかぜ」に乗って、今治駅まで。
目指すは「第52番札所:太山寺」へ。。。

今回のお四国さん巡りは、10月11、12日で、
第52番札所「太山寺」から第59番札所「国分寺」までの
お四国さん札所8か寺を巡らせていただく予定で特急「しおかぜ」に乗った。

今治駅からレンタカーで、お四国さん52番札所「太山寺」まで。


お天気か回復しそうかな?
の青空をうかがいながら、一時間ほどの道のり。



助手席でナビに目をやりながらも、
フロントガラスの前は青い海あり、
田んぼの稲穂の黄金色あり、
川沿いのススキがユラユラ揺れる銀色ありの秋景色。
運転はエブリさん任せで、
私一人が伊予の秋景色を声にだして実況する。
運転の邪魔しないように。。(#^^#)

一時間ほどの道のりもアッというまに、目的地へ。。


太山寺 一の門


一の門から本堂までは0.8kmらしい。
まだ新しく1955年に建てられたようだ。
そのまま車で参道をゆく。



仁王門

仁王門を潜った方から写真に撮った。
太山寺町が仁王門の向こうに。。。

仁王門から眼下の町並み風景をみながら進んだ先に駐車場。

車を置き、
「本堂までは250m」の看板を確認して、
坂を登れども結構な坂道が続く。
坂道途中に句碑を見つけて。。

子規の句碑が。


菎蒻につゝじの名あれ太山寺」子規

※太山寺蒟蒻という名物があるが、
子規が太山寺を訪ねたおりは、躑躅の花が見事であったそうだ。
つつじ蒟蒻という名の蒟蒻もあってもよいということらしい。

ほーーと、頷いた。

隣の句碑は、
月の虫や月の照らざる側も虫
徳永山冬子

うーん、ちょっと難しい。。。


ほかにもあった。
道ゆづる 人を拝ミ天 秋遍路 
村上杏史

山頭火の句碑もあるというが、
もりもりあかる雲へあゆむ
駐車場からの坂道では見つけていない。

伊予にある札所は、どこの札所にも句碑があった。

本堂まで250mの坂道。
句碑でちょっと一息をついては、長い坂道を登っていく。
ふぅ~ふぅ~言いながら、
ようやく三の門(四天王門)まで、たどり着いた。



四天王門を潜れば。。



国宝 本堂(合掌)

豊後の炭焼きをしていた真野長者が一夜にして
建てたという縁起のある「一夜建立の御堂」。
が、本堂。
入母屋造り鎌倉時代の建物。
流れるような屋根が美しい。



屋根瓦が年代を感じる。
鬼瓦のカッコ良さ。
国宝と聞けば、分からないなりに屋根瓦や梁を念入りに眺めた。

お参りを終えて、来た坂道を下りる道中に、
見たことがないほどの小粒の柿が目に留まった。


ピンポン玉くらいの柿、
こんなにちっちゃな柿を見た初めての秋。

太山寺の坂道のしんどさで、知り合った小父さんと小さな柿の話で盛り上がり、
太山寺を後に、次の第53番札所円明寺へ。






ご詠歌
太山へのぼれば汗の 
  いでけれど後の世思へば
   何の苦もなし

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