★舟板塀が懐かしい「五個荘金堂」を歩く。。

滋賀県東近江市五個荘金堂町並み



観音正寺に巡拝の後、近江商人発祥の地といわれる
国の重要伝統的建造物群保存地区の「五個荘金堂の町並み」に立ち寄った。

周りを里山に囲まれて、陣屋や寺院を中心に古代の条里制地割に沿って、
舟板塀で囲まれた近江商人の屋敷、茅葺屋根主屋と納屋を持つ農家などが並ぶ。
屋敷の掘割水路には、綺麗な水が流れ錦鯉が泳ぎ水草も流れに揺れていた。
ひっそりとした瀟洒な佇まいの町。
舟板塀が続く小道を静かにゆったりと歩いた。
子供の頃には、土塀や板塀の家が多かったことを懐かしく思い出した。
歩いている間、人に出会うことはなかった。


タバコが「コバタ」になった看板も。。


近江商人中江準五郎邸




五個荘金堂重要伝統的建造物群保存地区の中心に位置するようにあった弘誓寺。




弘誓寺の見事なほどの黄葉のイチョウの大木。
白い土塀と青い空に映えて、五個荘金堂の町並みを黄金色の秋色風景に。



刈り入れを終えた田んぼの柿の木に雀百羽ほどが群がっていた。
「雀の千声」かと思われるほどの♪チュンチュンチュン♪
チュンジュンチュン♪
を久しぶりに聞いた気がする。
カメラを向けると百羽ほどの雀が一斉に飛びたった。
そして、またまた柿の木に群がった。

ゆったりと金堂の町並みを歩いた後、
「プラザ三方よし」観光センターへ。
「三方よし」は、
「売り手によし、買い手によし、世間によし」の、なるほどな商人の心。
その横隣にあった
産直販売所の食堂で遅めのランチにした。

食堂ランチも、「三方よし」かな？と思えるほど。。
お好きなお漬物小皿をお好きなだけ。
ご飯には、お好きなふりかけをお好きなだけ。
食後には、自家製レモンティやキンカン茶、
コーヒー、紅茶などのお好きな飲み物付きで800円。
リーズナブルで量もよくて、美味しくて、
「三方よし」の心かな(^-^;
のサービスランチだった。


販売所食堂のAランチ