光悦寺の光悦垣
五個荘金堂の町に立ち寄った後、
京都の秋の紅葉散歩をしたくて、京都鷹峯に泊まることにした。
翌朝の散歩は、紙屋川沿いにぐるっと光悦寺まで。。。
元和元年(1615年)、徳川家康から9万坪ともいわれる鷹ヶ峰の地を与えられた本阿弥光悦は、
一時は55軒もの屋敷が並ぶ芸術村を作ったそうだ。
光悦垣は、割竹を菱形に組み、天端を割竹で巻いて玉縁として、
頂部からゆるやかな曲線を描く美しい垣。
光悦が好んだことに由来する竹垣。
紙屋川沿いにある吟松寺を通り過ぎたあたりを、
鋭角に曲がると、想定外の急坂が。。。(^-^;
ギョギョ(#^^#)
11月19日は、季節外れの暖かな朝、
気温は、すでに20℃ほどあった。
ふうふう言いつつ、汗かきかき、
立ち止まりつつ急坂を登った。
やっと坂道を登りきり、ヨロヨロと少し歩いた住宅街の一角。
紅葉真っ盛りの美しい光悦寺参道の前にたどり着いた。
光悦寺参道
あぁやれやれと参道をカメラに撮ろうとすると。。。
ガードマンさんから、撮影は控えてくださいとの注意が。。
なんでも足元が危ないので、門を越えてから撮影してくださいとのことだった。??
朝日があたり、キラキラ光る紅葉。
なんとも美しい紅葉!
鷹峯三山
本阿弥庵の縁側に腰を下ろして、しばらく鷹峰をゆっくりと眺めた。
美しい鷹峯。
初めて鷹峯三山も知った。(#^^#)
鷹峯三山は、東から鷹峯(たかがみね)、鷲峯(わしがみね)、天峯(てんがみね)。
源光庵
源光庵は、庫裡等の修復工事のため令和3年10月末頃まで拝観中止中だった。
ぐるっと源光庵の外回りの紅葉を楽しんで、
ホテルまでの一時間ほどの紅葉散歩。
源光庵の方から光悦寺へ回る散歩だと、なだらかな道なのだが。。。
紙屋川沿いからぐるっと回れば、すごい急坂がある。
冬場に坂道が凍れば、足元に注意が必要かも知れない。
光悦寺を訪ねるのは、ほぼ半世紀ぶり。
竹垣とモミジの参道は覚えていたが、ほとんどの景観を忘れていた。
若い頃と違って、縁側に腰を下ろし鷹峯三山をただぼぅ~と眺めている。
青色、黄色、赤いモミジの混ざった紅葉。
朝日にあたってキラキラ光る紅葉。
年を重ねるごと紅葉っていいなぁ~。
美しい紅葉散歩、ぜいたく散歩になった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます