第20番札所 霊鷲山 宝珠院 鶴林寺(かくりんじ)
鶴林寺は、鶴林寺山(標高516.1m)の山頂近くにあり、あの太龍寺ロープウェイからも三重塔の屋根が輝いているのが見えた。
ガイドさんが、一生懸命に鶴林寺山頂近くを指して教えてくれていた。
ああ、昨日お参りさせてもらった鶴林寺の三重塔だと、よく分かった。(#^^#)
今年2月に第19番札所立江寺にお参りさせてもらって以降、
コロナ感染情報が伝えられるようになって「お四国さん巡り」を思案していた。
が。先日来、
GOTOキャンペーンが始まっていることもあり、
今回は、徳島県の第20番札所から第22番札所へお参りさせてもらうことにした。
9月13日(日)の天気予報では、これから徳島地方は晴れてくるとの予報。
それではと、思い立ったが吉日。
朝9時過ぎに一泊の予定で家を出発。
ホテルは空き室がまだ残っていた。
日曜日出発は、湾岸高速の車も少なく阪神高速「京橋」乗り継ぎまで1時間ほどだった。
明石大橋、鳴門大橋をわたり、徳島で高速を降りた。
お昼ごろには小松島に着いた。
お昼は、もちろんお約束の「うどん」(#^^#)。
で、軽く済ませ鶴林寺へGO。
第20番札所鶴林寺は鶴林寺山の山頂近くにある。
「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」といわれる阿波の三難所の一つだと、遍路ガイド本の案内に書かれている。
ほんとうに車でも難所感たっぷりの山道。(^-^;
山の麓で、「鶴林寺まで4km」の案内看板をみつけてからは、
車二台が行きかうのも無理かも知れないと思われるような箇所も。。
右に折れ、左に折れとくねくね蛇行の坂道が続いた。
駐車場の横にあった「立江寺へ」の案内板を見つけた。
第19番札所立江寺からの歩き遍路道は、まさに「遍路ころがし」と言われる難所だ!
光が差し込む仁王門
車での登り道。くねくね山道を登ってきた。
ようやく鶴林寺駐車場に到着したとの安ど感でふぅ~。(^-^;
との気持ちが吹き飛ぶ仁王門の佇まい。
きちっと姿勢を正し、仁王門をくぐった。
くぐる時に仁王門内部を拝見すると、仁王様ではなく鶴の木彫りが。。。
鶴の阿吽像もあったのか?
手入れの行き届いた境内。
老杉の巨木や青々とした美しい苔庭。
に感心しながら進んでいくと、
目前に美しい石段が本堂まで続く。
一段、一段、厄坂ごとのお賽銭を置き、置き、登った。
空海が修行中に、雄雌2羽の鶴が、代わる代わる舞い降り「黄金の地蔵像」を守っていたことに感動して鶴林寺を創建したと伝えられている。
その雄雌2羽の鶴が本堂の両脇に立つ。
本堂右側に三重塔が建つ。
合掌。
※※ご詠歌※※
しげりつる鶴の林を
しるべにて 大師ぞいます
地蔵帝釈
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