第21番札所 舎心山 常住院 太龍寺
老杉が山門のように見える石段の向こうが太龍寺本堂。
9月14日、太龍寺ロープウェイで川を越え山を越えてアクセスするところから、気分はちょっとハイに!(^-^;
岩の上の求聞持修行大師像(写真右上)
101人乗りのロープウェイには、我々を含めて4人とガイドさんが乗るだけだった。
まったく密でない。(^-^;
ロープウェイからは、岩の上に「求聞持修行大師像」が東向きに坐っているとガイドさんの説明。
歩いて15分ほどで行けますよとも付け加えられたが、
あんなに高いところまでは、登れそうにない(>_<)。
ロープウェイの中から拝した。
海は、紀伊水道・橘湾。紀伊半島がうっすらと見えた。
ロープウェイの山頂駅を出ると、目の前が太龍寺の石段。
太龍寺本堂前
石段下の景色が怖いくらい急石段であるのがわかる。
石段と本堂の距離がそれほどない。
合掌。
広々した境内を「太龍寺案内図」が赤印で示してくれているように巡った。
多宝塔、大師堂、鐘楼門、本坊へ。
多宝塔 : 大師堂
鐘楼門
つくつくぼうし、ミンミンみーん蝉、秋の森の中、太龍寺。
静けさの森の中、太龍寺。
お庭も手入れが行き届き、しばらくベンチで腰かけていたいくらい。
この広い広い境内にお参りしている人は、たぶん我々を入れて4人くらい?
なんとも広々としたゆったりの中、
静かなひととき。
鶴林寺への立て札
石垣も見事。
フクロウが案内役の「鶴林寺へ」の立て札、思わずのぞき込みたくなる。(#^^#)
本坊の天井には、画家:竹村松嶺作の「龍」が描かれていた。
明治時代に火災にあったという本坊(持仏堂)、再建され今は「龍天井」に守られているんだと思う。
いつも思うことだが、こんな奥深い森の中に創建された寺院。
重機などなかった時代、先人の知恵と努力は、すごい。
奥深い森の中にあって、今も寺院は隅々まで手入れが行き届いていた。
拝礼。
※※ご詠歌※※
太龍の常にすむぞやげに岩屋
舎心聞持は守護のためなり
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