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☆第57回「京の冬の旅」初公開の上徳寺へ。。。

2023-03-04 | *ふらっとおでかけ
塩竈山上徳寺


子授け安産の寺」「安産腹帯授与」の表札。
阿茶の局の墓所」の石碑。

2月28日、市比賣神社へお参りの後、
上徳寺の特別公開を拝観した。



「京のよつぎさん」として知られる上徳寺は、
2代将軍・秀忠を育てた側室である阿茶局(あちゃのつぼね)の創建。


世継地蔵大菩薩の提灯が飾られた山門をくぐった。


本堂

青空に映えて大屋根の瓦が美しい。
永観堂の祖師堂を明治時代に移築したそうだ。

山門を入ってすぐ右側に



堀内雲鼓句碑
「日のめぐみ うれしからずや夏木立」 
雲鼓は江戸中期の俳人で“笠づけ”冠句の創始者俳人の1人。
堀内雲鼓の墓所も上徳寺にある。

本堂内の本尊は阿弥陀如来像で、仏師・快慶の作。
2022年に重要文化財に指定。


特別公開のおりには、たいてい写真撮影禁止の場合が多いが、
本堂や客殿におられたガイドの方が写真OKですよ~と何度も案内されていた。
(意外だったので、嬉しい



本堂内の彩色された柱や金色の照明灯りに、おおぉぉと声が出そうだった。
地味な色合いばかりを想像していたので、豪奢な本堂にこちらも意外


右から家康、阿茶の局、秀忠の像

客殿へ進んだ。

玄関におかれていた木彫り衝立


書院造りの広間に、
円山派の「桜の間」「紅葉の間」の襖絵。


床の間に、今回のお目当てだった円山応挙作の掛け軸。


ガイドの方は、「応挙がいつ頃描いた?」のかは、定かでないと言っておられた。

最後に「京の通称寺」のひとつ、
「京のよつぎさん」の世継地蔵堂の中へ入らせていただいた。



石造のお地蔵様を横から拝顔できる。

拝観を終えて、河原町五条からバスで出町へ出て京阪電車で帰ることにした。




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2 コメント

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Unknown (Kaze)
2023-03-06 10:28:18
おはようございます(^^)/
寺院の内部の撮影を禁止されている場合が多いのに
嬉しいですね

阿茶局について調べたいなと思っていました。
まだ街歩きは自粛中ですが
いつか訪ねたいと思います
返信する
Unknown (カイ)
2023-03-06 15:07:18
Kazeさん~こんにちは~

今日はいいお天気ですねぇ~
啓蟄、ですね。(#^.^#)

>撮影を禁止されている場合が多いのに
特別公開の寺院は、たいてい××ですよね。
案内の方が、何度も写真撮っていただいて大丈夫ですよ~と言ってられましたよ~

阿茶局のお墓もあります。
築山殿も家康に愛されたと思いますが、
家康にもっとも愛された女性だとか?
kazeさんの自粛がとれましたら、また京さんぽでお訪ねくださ~い。
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