拘り方とバランス…

ここ異国の Oxfordで 考えることは…
やっぱり 「仕事のことばかり…」
刺激と吸収は、再認識に繋がり……
フィードバック出来る 仕事場が恋しい。
ぐそぐそ状態だったが、反骨精神だけを武器に
手探り…やり繰りで 好きで始めたこの仕事だから
新たな意識で、「らしい…」ことに挑戦したい。

僕自身の根底にある「拘りへの執着と執念」と
「拘りの響きにとらわれない感覚」は、
一見相反する様にも取られてしまうが、とても大事な
バランスで ここが一番の【拘り】かもしれない。

60～70年代の ニューシネマ時代に 流行り廃れた
CHOPPER も21世紀の今蘇り B級バックヤード仕様やら
RARE物付けた勝ちカスタム…「綿密に造りに作り込んだ
これでもか！作品車両」にハイエンド チョッパー…etc
これらも全て 鮮度を失い葬り去られるかもしれない…

想い馳せるその昔 アウトローの象徴的な愛馬 CHOPPERは、
現代ではある意味 最弱な乗り物。 庶民的なクルマでさえ高性能で
幅寄せされ 逃げられても追いつけず…泣き寝入り（苦笑）
残念ながらと言うかイイ感じで ファッション化したのかもしれない。
そんなイメージを払拭させたくプロデュースしたのが、
近未来的CHOPPER 【BATTLE CYCLONE】だった。
所謂 《ヤバい無国籍なヤツ！》 正常進化でリアルなアプローチを
試みたかった。

何にせよ 「概念の縛りに捉われず」 好奇心と想像力を活かし
意欲的にトライし続けること、それが、TASTE らしさだから…
このUK経験を 【KATACHI】にします。

LONDONのど真ん中で【New. Battle Cyclone】をぶっ放したいネ！！
Tomorrowにライドさせて……（ワタクシより似合うから…苦笑）

AKIRA