雑居空間
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 緊急事態宣言が解除され、山歩きを再開したのはいいものの、7月は長梅雨で雨の日が多く、なかなか山へは行けませんでした。
 そんなわけで街歩きを強化していたのですが、街よりやっぱり山に登りたい。でも、体力が落ちていてあまりハードな山登りもキツイ。そこでその間を取って、都心にある超低山、西郷山から千駄ヶ谷富士、箱根山に登ってきました。



 まずは西郷山。西郷山は、渋谷にある西郷山公園の中にあります。
 西郷隆盛の弟・西郷従道の屋敷がこの辺りにあったことから、西郷山と呼ばれるようになったそうです。



 公園中央部へは、階段を上っていきます。



 階段を登り切ったところにある、公園中央の小高くなっているところが、西郷山の山頂でしょうか。
 西郷山は標高36m。まあ、あんまり



 大きな岩もありました。渋谷かいわいにいる若者にとっては、登りごろの岩かもしれません。



 空気の澄んだ冬には富士山まで見えるそうですが、この日はかなりどんよりしていて、あまり眺望は得られませんでした。
 つーか、手前の木がかなり邪魔なんですが……。



 立葵の花。
 立葵ってそれまであまり名前を聞いたことがなかったのですが、2018年から女流囲碁トーナメントから名称変更された、女流立葵杯でおなじみですね。



 続いて、渋谷から45分ほど歩いて、千駄ヶ谷にある千駄ヶ谷富士へ。



 千駄ヶ谷富士がある鳩森八幡神社の手前には、将棋会館があります。



 鳩森八幡神社の入り口。







 千駄ヶ谷富士は1789年に、富士山に見立てて築造された人口の山です。
 富士登山へはなかなか行けないので、代わりにこの山に登ることでその代替としたわけですね。
 こういった富士塚は各地にあり、この千駄ヶ谷富士は江戸七富士の一つにも数えられています。



 実際の富士山を模しており、短い道中ながら、祠などいろいろな見所が設置されています。



 そんなに高い山ではありませんが、道は細くて険しく、あまり歩きやすくはありません。



 山頂である奥宮に到着。
 来年こそは本物の富士山頂に登れるよう、お祈りしてきました。



 奥宮の隣には、実際の富士山頂にある、釈迦の割れ岩や、金明水も再現されています。







 お隣に将棋会館があるからか、境内には将棋堂もありました。



 最後に新宿にある箱根山へ。
 新宿と言っても繁華街からは結構離れたところにあり、南から進んでいって、新宿駅はもちろん、新大久保駅のさらにもう少し先にあります。



 箱根山は戸山公園の中にあります。





 林の中の小高い丘を登っていきます。
 箱根山は江戸時代に築かれた人工の山ではありますが、一応、23区内の最高峰。そこそこの高度があります。



 箱根山は標高44m。ただ、山頂からは木しか見えません。



 箱根山は申告すれば登頂証明書を発行してもらえます。面倒だからしませんでしたけど。



 一応山登りカテゴリーに入れたものの、やっぱりどちらかと言えば街歩きですね。さすがに数10メートルくらいの登りでは山っぽさを感じることはできません。

 他にも街のすぐ近くにある超低山はいくつかあるのですが、よほどのことがなければ積極的に登りに行こうとはしないと思います。天候や体調などの都合で普通の山に行けないときなどに、ちょこっと歩きに行くことはあるかもしれませんけどね。



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