まだまだ続いた無失点

　今日も大竹が7回無失点の好投を見せ、連続無失点が38イニングまで伸びました。凄い投手だということは前からわかっていたことですが、その安定感を維持し続けられるのには、技術的・体力的なもの以上に、精神的な成長が大きいのではないでしょうか。

チーム	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
ライオンズ	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
カープ	0	1	2	0	0	0	0	0	x	3

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　先発の大竹は7回97球を投げて、5安打3四球4奪三振で無失点。。5回までは毎回ランナーを背負い、特に1、3、4回は先頭打者の出塁を許すなど、必ずしも完璧なできというわけではありませんでしたが、とにかくランナーを出しても慌てず騒がず、きっちりとマイペースで投げていました。
　味方が点を取った次のイニングの防御率が悪かったり、エラー後に崩れることが多かったり、とかく勝負弱かったかつての大竹の姿はすでにありません。今年も最初の3試合まではそんな感じだったのですが、今はどんな場面でもしっかりと自分の投球ができており、精神面での成長が著しいですね。この無失点がどこまで続くのか、注目したいです。
　大竹の後は、シュルツ、永川といういつも通りの勝ち試合の継投での完封リレー。永川も開幕直後は不安定でしたが、いつの間にか安定感を増してきて、防御率も2点台まで落ちました。大竹の好調には、後ろが安定していることも影響しているかもしれませんね。

　打線は5安打4四死球で3得点。相手が岸だったこともあって大量点には至りませんでしたが、早めの得点で大竹を楽にしてやることができましたね。石原の先制タイムリーも栗原の2ランも2アウトから飛び出したもので、良い流れを作ることができました。
　で、今日は5安打3得点でしたが、交流戦に入ってから、一時期よりもだいぶ打線がマシになってきましたね。特に大きいのは、嶋の状態が上がってきたことでしょうか。22日のホークス戦あたりから、いい感じでボールを捕えられているような気がします。
　残る懸念はサードとライトですね。サードはマクレーンが入っていますが、たまに打つことはあっても、コンスタントな活躍はあまり期待できそうになりません。とは言え、石井にしろ喜田剛にしろ小窪にしろ一長一短。たまに出る一発に期待して、マクレーンを下位で使えるようになれば良いんですけどね。
　ライトは3番に定着していた天谷の怪我が痛いです。末長、廣瀬あたりが入っていますが、攻撃面ではどうしても見劣りしてしまいますね。このポジションはとりあえず守備重視で我慢して、調子によって使い分けることになりそうです。っていうか、鞘師下げるの早すぎない？

　ライオンズに連勝して、これで交流戦は3勝3敗。借金5の返済にはまだ時間がかかりそうですが、少しずつ上昇していってもらいたいと思います。
　次は一日おいて、水木と、マリーンズとの2連戦です。先発は前田健太とルイスでしょうか。両投手とも前回の登板では序盤KOを喰らっていますので、どこまで踏ん張れるかが鍵ですね。マリーンズは交流戦ではあまり得点できていませんので、本領を発揮できれば勝ち目は充分あるんじゃないかと思います。