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プロ野球ワールドスタジアム

 カープがあまりにも勝てないので、鬱憤を晴らすために、PCエンジンの「プロ野球ワールドスタジアム」をプレイしました。





 このゲームは1988年5月の発売なので、基本的には1987年度のデータに基づいているのですが、一部88年の新戦力も反映されています。この頃はまだ、一部の長い名前の選手以外は、実名を使っていますね。
 出場試合の少ない選手の場合、ホームラン数を130試合に換算して増やしてあったりするため、実際の成績よりもはるかに使える選手もいたりします。

 使用するチームはもちろん、カープの分身であるカーズ。カーズを駆使して、勝って勝って勝ちまくりますよ。



 最初の対戦相手は、おなじみナムコスターズ。
 相手の守備はザルなので、ゴロを転がせばそれなりの確率でヒットになります。ボテボテのゴロが内野手の間を抜け、さらにはフェンスにまで到達してランニングホームランになるというケースもしばしばあったりします。
 序盤はポップフライばかり打ち上げて苦労しましたが、次第にライナー性の当りが出るようになってきました。ぱっくに一発を浴びるものの、余裕のコールド勝ちで、まずは白星発進です。





 次はタイタンズ。85年データの初代ファミスタほどじゃないにしても、“まゆみ”、“ばあす”、“かけふ”、“おかだ”と揃った上位打線は強力です。
 タイタンズの先発“きいお”の落ちたり落ちなかったりするフォークにてこずり、空振り三振だの、見逃し三振だのの山を築いてしまいます。それでも、割合素直な球を投げてくれる2番手“なかだ”を攻略して、7回コールドを収めました。





 3戦目はホイールズ。このチームにも先日、実世界のカープがお世話になってるんだよなぁ。
 ホイールズは足はあるけど、打線がちょっと弱いですね。でも、油断していたら“ゆたか”に一発を喰らってしまいましたよ。
 左打者の多いカーズは右の本格派である“えんど”にてこずり(普通の野球では右対右、左対左は投手有利ですが、個人的にファミスタ系のゲームでは、外へ逃げる変化球よりも内に食い込んでくる変化球の方が対処が難しいので、打者からみて右対右、左対左の方が与し易いのです)、後続の投手はそれなりに打ったものの、コールド勝ちにはなりませんでした。ちぇ。





 そしていよいよ、今回のメインターゲットであるスパローズ戦。
 後に主力となる5番“ひろさわ”は.266の18本、7番“いけやま”は.252の12本と、まだ本格的に覚醒する前です。打率.290で24本の4番“すきうら”はともかく、中軸は若干迫力不足ですね。ただ、1番“あらい”、6番“やえかし”、8番“すみ”も2桁本塁打をマークしており、なかなか侮れない打線となっています。
 そして3番に座るのが、謎の強打者“かずし”です。



 この人、一体誰なんでしょうね。それっぽい名前の人もいますが、成績が違いすぎますしね。

 代打ですが、スパローズには個人的に大好きな選手“でしん”もいますよ。



 こんな選手が代打だなんてもったいない! “かずし”なんか引っ込めて、“でしん”を使おうよ!

 スパローズ先発の“いとう”、2番手“おばな”の前に、7回まで1安打5三振で1得点。その間に“すきうら”の2本塁打などで4点を奪われ、劣勢に立たされてしまいます。うわー、現実で負けて、なおかつゲームまで負けてどうすんだー!
 しかし8回にスパローズ3番手の“やの”を攻めて同点に。その後4番手“たかの”を攻めあぐねて延長戦に突入しますが、12回表の2死3塁という場面で、“しようた”のピッチャーゴロを“たかの”がエラーしてようやく勝ち越しに成功。最後は抑えの切り札“つだ”が締め、激闘に終止符が打たれました。



 いや、本当に無駄に激闘を繰り広げてしまいました。つーか、三振が多すぎですね。



 スパローズは倒したので、残りチームは適当に流します。

 5戦目はフーズフーズ。
 初代ファミスタでは強力打線を誇っていましたが、このゲームではちょっとパンチ力に欠けますね。
 フーズフーズは投手が全員右なので苦労するかとも思いましたが、序盤で攻略に成功して5回コールド勝ちです。



 次はドラサンズ。そういえば、このチームにも、現実世界での借りがあるんだよなぁ。
 それなりに打ち込むも、“おおの”が中盤ドラサンズ打線に捕まってしまい、コールドはならず。ちぇ。



 続いてレールウェイズ。かつてはインチキくさい程の猛打を誇っていたチームですが、打力が落ちて、走力が増し、若干バランス型のチームになっていますね。正直、怖さは減りましたけど、それでも強豪チームであることに変わりはありません。
 ただ、投手力がちょっと弱めだったので、中盤で一気に得点して6回コールド。“きたへふ”は三振を奪いに行くピッチングで、強力レールウェイズ打線を零封することに成功しました。 



 お次はガイアンツ。強いのは強いですけど、数字だけみると、それほど突出しているわけでもありません。
 先発のくわたは球は早いしフォークは落ちるしで、かなりの好投手。しかし何故か1回からつるべ打ちして、大量得点を奪うことができました。理由はフォークが落ちすぎるために、簡単にボール球だと判別できるため、カウント有利になるケースが多かったからです。だからフォークの落ちが悪くなり、ボールにならずストライクになることが多かった2回以降の方が、得点できなくなっていたりします。
 中盤“おおの”が打たれ、コールド目前の8回には“かわはた”が打たれたりもしましたが、大勢には影響なし。最後は“つだ”が締めて大勝です。



 そしていよいよ、通常球団のラスボス・ライオネルズとの対戦です。
 序盤から快調に得点を重ね、一時は6点のリードを奪います。しかしカーズの先発“きたへふ”は三振狙いのピッチングを続けたために球数がかさみ、中盤からスタミナ切れを起こしてしまいました。そのために甘い球が多くなり、中盤から終盤にかけて一発攻勢でライオネルズが猛追。そしてとうとう9回裏に、“あきやま”の逆転サヨナラ2ランを喰らってしまい、敗れてしまいました。
 うーん、最後に“つだ”を温存したのが失敗だったか。



 あんまり本気でプレイするつもりもなかったのですが、せっかくここまで勝ってきたのですから、もう少し続けてみることにします。
 パスワードを入力して、改めてライオネルズと対戦。前回ほど得点できませんでしたが、“きたへふ”が慎重な投球で、初回から順調に0を並べていきます。9回裏には“つだ”が“あきやま”、“きよはら”から連打を浴びて1点を失いますが、ライオネルズの反撃もそこまで。接戦を制して、さっきの雪辱を晴らしました。





 通常チームとの対戦を終え、いよいよ伝説のOBチームの登場ですよ。



 OBチームの先発は“えなつよ”。カーズの先発は“おおの”。師弟同士の投げ合いで試合開始です。
 速球、フォークに、変化球まで一球品の“えなつよ”の前に、カーズ打線は沈黙。得点どころかヒットもまともに打つことができません。それに対してOBチームは、どこを切っても強打者ばかり。基本的にバットに当たらせないような投球をしなくてはいけないのですが、それをやるには投手3人ではスタミナ的に辛いものがあります。
 結局、カーズOBの“こうじ”に5打数5安打4本塁打という大暴れを許してしまい、大量失点。終盤OBチーム2番手の“むらまや”を攻めてなんとか一矢を報いますが、焼け石に水。あえなく敗戦となってしまいました。
 あー、強すぎだよー。



 しっかりと集中して、特にピッチング面でミスの無いようにすれば勝てるとは思うのですが、いい加減疲れてきたので今日はここまで。もし今日もカープが負けるようなことがあれば、そのときはワースタの続きをプレイして、最後までやり抜くことにします。





コメント ( 3 )
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コメント
 
 
 
ファミスタはいいですね (fami)
2009-07-29 21:07:40
ファミスタはおもしろいですね^^

今ファミスタモバイル09で遊んでます
 
 
 
史上最強の野球ゲーム (ことゆき)
2010-04-14 17:54:00
ワースタはアーケード・PCエンジン版の両方とも超面白い。勿論ファミスタも面白いです!
 
 
 
運がよかったのか (ことゆき)
2010-04-16 19:52:19
実は昔(今から11年前)PCエンジン版のこのゲームでカーズを使い、対オールドリームズ戦ではなんと17対0(それも2回コールド勝ちで)で勝った事がありました。いやぁ今このページを見て思い出しました。
 
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