雑居空間
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 12月からほぼ毎週末どこかしらの山に登ってきたのですが、1月18日(土)は雪が降ったのでお休み。1週休むとそれだけでなんか身体がなまったような感じがしますね。
 うずうずしながら次の週、埼玉県の長瀞町にある宝登山に登ってきました。



 池袋から東武東上線で寄居へ。そこから秩父線で上長瀞まで移動します。
 ちょっと驚いたのは、寄居駅まで行くと、乗客の9割方が登山者だったということです。先週は悪天候で、この日はよく晴れていたので、みんなこぞってやってきたんでしょうね。
 あと、秩父線はICカードが使えないので、切符購入のために列ができていたというのも逆に新鮮でした。

 宝登山は人気のある山なので、長瀞周辺で降りる人が多かったです。長瀞アルプスから宝登山へ行くために野上駅で降りる人が半分、宝登神社から宝登山へ登るために長瀞駅で降りる人が半分といったところでしょうか。
 私は宝登山へ行く前に、近くにある権田山へ行くつもりだったので、長瀞の次の上長瀞駅で降りました。なお、上長瀞駅で降りたのは、私一人だけでした。



 で、権田山へ向かったのですが、いきなり道を間違えてしまいます。笹原の中に道が伸びているように見えたので進んでいったら、次第に笹薮がひどくなり、道がなくなってしまいました。まあ、道に見えたけど道じゃなかったわけですね。
 素直に引き返せばよかったのですが、そのまま進み、急斜面を降りて(水量がほとんどなかったので)川を渡り、斜面をよじ登って無理やり本来行きたかったルートまでたどり着きました。まあ、こういうのが良くないのはわかっているんですけど、後戻りするのも面倒だから、行けそうならついつい進んじゃうんですよねぇ。要反省。



 で、道に出たのはいいのですが、その道は権田山のピークには続いていないので、また道なき道をよじ登ってピークへ向かいます。
 一応、道がピークに続いていないのは最初から分かっていたことで、これ自体は予定の行動です。



 なんとか権田山の山頂に到着。



 権田山は標高232m。標高は大したことありませんでしたが、何しろ道のないところばかり歩いてきたので結構大変でした。



 しかも、山頂からは人里までちゃんとした道が続いていました。



 ここ歩いてきたら楽だったのにー!
 権田山に登ろうという人はあまり多くないかと思いますが、もし登るのなら参考にしてください。



 さて、改めて宝登山を目指します。





 まずは登山口にある宝登神社にお参りしていきます。





 途中の道はとてもよく整備されているうえ、ほぼ一定の斜度が続いているので、めちゃくちゃ歩きやすいです。歩いているのも登山装備ではない人が多く、小さな子供だったり、かなり高齢な方だったりも普通に歩いています。



 道中、長瀞の街を一望することができます。



 およそ40分ほどで、山頂付近のロープウェイの駅まで到着。ちょっと早いけど、ここで昼食休憩をとることにします。



 ロープウェイの駅から宝登山山頂は目と鼻の先です。宝登山山頂は観光地として整備されており、見所がたくさんあります。







 まずは何といっても蝋梅園ですね。私が行ったときは、花が咲いているのはまだ半分くらいでしたが、きれいな花が咲いていました。今時分でしたら、もっと見ごろになっているんじゃないでしょうか。



 蝋梅園を抜けると山頂です。
 標高は497.1m。正直、数字よりも登るのは楽でしたね。やっぱり道が良かったからかなぁ。

 宝登山山頂からは、かなりの眺望を楽しむことができます。







 一応山の説明図はあったのですが、若干雲がかかっていることもあり、ちょっとよくわかりにくいですね。





 ひとつだけわかったのは、雲の中にぼんやりと浮かぶ武甲山です。



 また、宝登山には小動物公園もあります。



 中に入ってはいませんが、サル、ヒツジ、シカなどがウリのようです。





 入り口にはクマさんと、サルの顔出し看板が。



 下りは長瀞アルプスを降りていきます。



 山頂から長瀞アルプス側へ降りていくと、急な階段が待ち構えています。私は下りだから良かったですけど、ここを登ってくるのはかなり大変そうですね。



 毒キノコには注意しましょう。

 一度車道に出るのですが、野上峠からまた尾根沿いの山道を進みます。



 基本下りだったこともあって、このルートはずっと快適に歩くことができました。
 これ、もし宝登山に登るなら、神社からではなく、長瀞アルプスからの方が良かったなぁ。最後の階段はキツそうですけど。もし次来ることがあれば、こっちからにしよう。



 途中、長瀞アルプスを外れて、天狗山と御嶽山(坊山)という二つの山へ寄り道します。





 五分ほどで天狗山に到着。
 天狗山は標高342m。ちょっとした広場になっていましたが、山頂標識は特にありませんでした。









 そこからさらに5分くらいで、御嶽山(坊山)に到着。
 坊山は標高353m。山頂には御嶽神社がありました。山の上にあるにしてはなかなか立派ですね。

 ここから里まで下りていく道もあったのですが、長瀞アルプスを最後まで歩きとおすため、また元のルートに戻ります。



 途中に謎の塔が建てられていました。

 で、後は長瀞アルプスを降りきるだけだったので油断してぼんやり歩いてしまったのか、いつの間にか長瀞アルプスから外れて途中で人里に降りるルートに入っていました。どうやら御嶽神社からそのまま降りてくるルートと合流してしまったようです。
 うーん、途中で分岐なんてあったかなぁ?



 山を降りたあたりで、コメリ長瀞店を発見しました。





 新潟出身者としては、他県でコメリを発見すると、ついついテンションが上がってしまうのです。
 残念ながら、店内ではコメリの歌は流れていませんでした。……って、今調べたら、コメリのwebサイトでコメリの歌が聴けるじゃないですか。

コメリ店内BGMをダウンロード!

 ♪コ コ コ コケッコ~ 結構ですねコメリ~

 ハード&グリーンバージョンっていうのは初めて聴きましたけど。って、この長瀞店もハード&グリーンだったのか。どういう違いかはよくわかりません。



 せっかくなので、不急の買い物だったのですが、デザインナイフを購入しました。



 そのまま長瀞駅まで移動。国指定の天然記念物でもある、長瀞渓谷の岩畳へ行ってきました。



 ここは長瀞駅前からすぐのところにあり、長瀞を流れる荒川の西側に広がる、岩肌がむき出しとなっている河岸段丘です。













 初めはちょっと覗いて長瀞駅から帰るつもりだったのですが、この岩畳の上はずっと歩いて行くことができます。せっかくなので端から端まで歩いて行って、上長瀞から帰宅しました。



 山登り的には比較的易しい方でしたけど、観光的に楽しめるポイントも多かったですね。
 道中、長瀞町郷土資料館や、長瀞総合博物館、県立自然の博物館などもあって、時間が許せばそういった施設にも寄ったりしたかったです。山登りメインにしちゃうとどうしても早め早めに行動しなくてはならないので、なかなか予定に組み込みにくいんですよね。疲れたから早く帰りたいということもありますし。
 今後、山だけではなく、それ以外の遊びも含めた予定を立てられるだけの余裕が欲しいところです。





 帰る途中、西武秩父駅前で、目の前にどんと現れた武甲山は大迫力でした。
 今はまだ難易度が高そうなのですが、武甲山もいずれ挑戦したい山の一つです。


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