有言実行三姉妹シュシュトリアンの24年越しの追っかけ視聴。1993年8月22日放送の第32話は「山吹家の秘密」です。
DVD も最終第4巻に突入。今回を入れて、残り11話となってしまいました。終わりが近づいてくると、だんだん寂しくなってきますね。せめて普通に4クール、50話前後あってくれたら良かったのになぁ。
「出でよ! 妖怪パンダ男!」
以前シュシュトリアンにやられた怪猫猫姫。その猫姫が妖怪パンダ男を呼び寄せます。パンダほどの人気動物が何故十二支に入っていないのかとパンダ男を焚きつけ、もしシュシュトリアンを倒したら新十二支に入れてやるとそそのかします。
その気になったパンダ男は、中国四千年の秘術・打魂棒を取り出し、シュシュトリアンの打倒を誓います。まあ、見た目はフェースに「なるとマーク」がついているだけの、ただのゴルフクラブなんですけどね。
ここで何故かフライドチキン男が登場。「打魂棒。返り点を打って、魂を打つ棒」などとじゃべり始めたので、諺みたいに打魂棒の解説をするのかと思いきや、「どんな魔力があるのかな?」と、肝心なことは言わずじまい。なんのために出てきたんだろう?
バス停でバスを待つ人たち。しかし、タバコを吸いながらヤンキーすわりをしているガラの悪い若者に、傘でゴルフのスイングをしている会社員、ジュリ扇を振って踊っている女性と、見事にみんなバラバラのパーソナリティを持っています。
そこへ現れたパンダ男。打魂棒で女性のお尻を叩くと、女性の口から魂が抜け出てサラリーマンに入り、追い出されたサラリーマンの魂が若い男性に入り、若い男性の魂が女性へと入ってしまいます。すると、女性がヤンキー座りをして「ざけんじゃねーよ!」と凄めば、サラリーマンはかばんを振り回して踊り、若者はゴルフの素振りを始めたではありませんか。三人の魂がそれぞれ、入れ替わってしまったんですね。
この結果には猫姫も大満足。打魂棒の試運転も終わり、パンダ男はシュシュトリアンを倒しに向かうのでありました。
シュシュトリアンと戦うため、勇んで走っていくパンダ男ですが、途中でゴルフクラブを運んでいた運送屋さんとぶつかり、ゴルフクラブと打魂棒があたりに散らばってしまいます。
「痛ってーな! 気をつけろよ!」
すぐに打魂棒を拾って去ってゆくパンダ男ですが……。まあ、思いっきりベタな展開ではありますが、パンダ男は打魂棒とゴルフクラブとを取り違えて持っていってしまうのでありました。
公園で、カメラを手にして花子を待っている、篠山、加納、荒木の三人組。しかし当の花子は、その様子を物陰から覗いています。「まずいわ。いまさらドライブ中止だなんて言えない」とつぶやき、その場を立ち去ろうとします。ドライブすると言う約束を、すっぽかさないといけなくなってしまったんですかね。
しかし逃げようとする花子を加納が発見。花子を追いかける三人組ですが、向こうからやってくるパンダ男とぶつかってしまいました。
このことをきっかけにして、三人組はパンダ男と口論になり、ついには揉み合いにまで発展します。そして怒ったパンダ男は、打魂棒を振り回し始めるのです。
凶器を振りまわされて逃げ出す三人組ですが、パンダ男は打魂棒で加納のお尻を一撃。これには加納も、「いたいけな少年になにするんだよ!」とクレームをつけます。
そんなクレームよりも、パンダ男は打魂棒が効果を現さないことに戸惑います。荒木にも一撃しますが、やはり魂の交換は起こりません。まあ、さっき普通のゴルフクラブと取り違えてしまいましたしね。
三人組は完全に切れてしまい、パンダ男をボコボコにしてしまいました。……パンダ男も、打魂棒が無いとは言え、いくらなんでも子供相手に簡単にやられすぎじゃない?
一方、打魂棒と取り違えられたゴルフセットは、山吹家へのお届け物でした。英三郎念願の、自前のゴルフセットだったのです。
早速庭に出て、素振りをする英三郎。そこへ花子が帰ってきて、英三郎にドライブに連れて行ってくれるよう頼みます。みんなに約束しちゃったから、と。しかし英三郎は、いつ警視庁から連絡が入るかわからないからそれはできないと拒否。まあ、これは、英三郎のほうが正しいですね。
しかしここでトラブル発生。室内に入ろうとする花子のお尻を、素振りをしていた英三郎が打ってしまいます。しかもちょうど手にしていたのは、7番アイアンかと思いきや、取り違えられた打魂棒だったのです。
「俺だ」
「あたしだ」
お互いの顔を見つめ、驚く二人。花子の魂は英三郎に、英三郎の魂は花子に。二人の人格が入れ替わってしまったのです。
そこへ、警視庁から英三郎に電話がかかってきます。あまりのことに動転する二人ですが、とりあえずみんなにはバレないようにして、ごまかしていくことにしたようです。
ちなみに、入れ替わり物ではよくあるやり方ですが、入れ替わっているときの声は、魂のほうに合わせています。つまり、花子の姿の英三郎は英三郎声でしゃべり、英三郎の姿の花子は花子の声で喋ります。これ、わかりやすくはあるんですけど、個人的にはあまり好きじゃないんですよね。やっぱり声も、肉体のほうに合わせて欲しいんだよなぁ。
なお、ここからしばらく、「英三郎の姿をした花子」のことを「花子」、「花子の姿をした英三郎」のことを「英三郎」と表記します。ちょっと、まぎらわしいですけどね。
英三郎を迎えに、山吹家にパトカーが到着します。そしてちょうど同じタイミングで、花子を探しにきた三人組もやってきます。
三人組に言い訳をしようとする花子ですが、迎えに来た警官にパトカーに押し込められ、どこかへ連れて行かれてしまいました。中身は花子なんだけど、ちゃんと仕事できるんでしょうかね?
一方英三郎は、三人組に約束を破ったことを問い詰められます。「大人には果たすべき義務があるんだ」なんて反論しますが、そんな言葉が三人組に通用するはずもありません。「やっちまえ!」と、三人組からもみくちゃにされてしまいます。対パンダ男でもそうだったけど、今回の三人組、妙にデンジャラスだなぁ。花子とは言え、一応女の子に対してやることじゃないよ。
花子が連れられていったのは、マンションでおきた殺人事件の現場でした。ソファーの上に倒れている被害者に話しかける花子ですが、相手が死んでいることに気付き、卒倒してしまいました。まあ、いくらシュシュトリアンやっているとは言え、普通の小学生にはキツいよねぇ。死因はわからないけど、遺体がほとんど損傷していなかったのは、不幸中の幸いでしたね。
さらにトイレへ行こうとして、ついつい女子トイレへ入ってしまい、大騒ぎに。中にいた女性たちから袋叩きにされてしまいます。でもこれ、最初に見つかった女性はトイレから出ようとしているところだったからまだわかりますけど、他の女性たちが悲鳴を合図にして、待ち構えていたかのように個室から出てくるのはなんなんだろう?
親子そろって袋叩きにされた英三郎と花子は、家でお互いの傷を治療し合っています。そこへ恵がやってきて、花子(見た目が英三郎のほうね)に風呂の準備ができたから入るよう告げます。しかし花も恥らう小学6年生。いくら父親とは言え、男の裸には抵抗があり、風邪を口実に入浴を拒否しようとするのです。
しかしここで、英三郎が悪だくみ。今の姿なら、銭湯の女湯に合法的に入ることができます。家の風呂が沸いているというのに、「銭湯に行ってくる」と宣言し、花子の制止を振り切ってしまいます。
結局、本当に銭湯へ行ったのかどうかは描写が無かったのですが、英三郎は部屋で下着や服を身体に当てて、ファッションショーのようなものを楽しみます。その様子を見ていた雪子と月子にも、「今日の花子の様子、なんか変じゃない?」なんて言われてしまいます。この二人、ようやくの登場ですね。
一方の花子も、ベッドで眠りに付こうとしていたところ、香水を変えてみたという恵に迫られてしまいます。思わず部屋の外に飛び出す花子ですが……。これはキツいよなぁ。入浴するよりキツそうです。
その頃、パンダ男は、疲れ果てて公園のベンチに座り込んでいました。打魂棒を探して町をうろついていたのですが、どうしても見つからないのです。こっちはこっちで、ツラいよなぁ。ほぼ一芸しかない妖怪が、その一芸を失ってしまったわけですからね。
翌朝、ベンチで新聞紙をかぶって眠っていたパンダ男は、楽しそうな声で目を醒まします。見てみると、雪子と月子が、公園でバドミントンをしているではありませんか。
「お父さん、ゴルフ道具買ったのよ、中古だけど」
「本当?」
「昨日、宅配便で着いたんだって」
なんだ、この、ご都合主義っぽい展開と、説明台詞は。強引な展開でもいいんだけど、ちょっと雑すぎませんかねぇ。今回、打魂棒の無いパンダ男があまり話しに絡めないでいるので、ストーリーが進んでいる感があんまり無いんですよね。花子と英三郎が入れ替わっているという、シチュエーションの面白さだけで支えていると言うか……。
ともかく、二人の会話を聞いたパンダ男は、打魂棒がゴルフクラブと入れ替わったということに、ようやく気付いたのです。
その頃、山吹家を花子の担任の先生が訪れていました。用件は、花子の唯一のとりえだった成績が、ぐんぐん急降下してしまっているということです。シュシュトリアンやっているし、篠山、加納、荒木の面倒も見ているし、なかなか大変ですよねぇ。
しかし、恵と一緒に話を聞いていた花子は、先生の言う「唯一のとりえ」というところが引っかかります。素直で優しく、親孝行。おまけに美人で、将来はモデルかタレントに、と、一生懸命自己弁護に励みます。
そんな花子の苦労も知らずに、昼間にも関わらず風呂から上がった英三郎は、黄色いバスローブ姿で、冷蔵庫からビールを出しゴクゴクと飲み出します。今だったら、小学生の飲酒シーンって、なにかしら自主規制されそうですよね。
山吹家の間取りは、キッチン、ダイニング、リビングが一繋がりになっているので、その様子はリビングで家庭訪問をしていた先生にも丸見えです。慌てた花子は、先生に挨拶するよう英三郎に促しますが、無理やり頭を下げさせた視線の先に、先生のスカートの中身が見えてしまいます。
「やった! ピンクのフリル付き」
その英三郎の態度に先生も激怒。「普段から、どういう教育をなさっているのか、よくわかりました!」と、席を立ってしまいます。
しかし帰ろうとした先生の前に現れたのがパンダ男。打魂棒を探しに山吹家までやってきたのです。あのゴルフセットが山吹家宛だって、よくわかったなぁ。宅配屋からの追跡は難しそうだし、雪子と月子が家を漏らしちゃったんですかね?
ゴルフバッグの中で打魂棒を見つけたパンダ男はそれを持っていこうとしますが、せっかく入手したクラブを盗まれるわけにはいかない英三郎はパンダ男を追跡。花子もその英三郎の後を追いかけます。
バドミントンを終えて帰宅する途中の雪子と花子の前を、パンダ男と英三郎、花子が通り過ぎます。
「あれは―」
突然、フライドチキン男が、雪子と月子のスカートに手をかけながら登場します。今回、セクハラ度が妙に高いなぁ。
「あれは中国妖怪パンダ男。何しにこんなところへ」
二人に叩かれながらもフライドチキン男が解説。ともあれ雪子と月子も、花子たちを追いかけます。
公園の中でパンダ男を見失った英三郎と花子。雪子と月子も二人に追いつきます。
「揃ったな、シュシュトリアン」
そこへパンダ男が登場。英三郎と花子の入れ替わりがメインだったので忘れがちですけど、パンダ男の目的はシュシュトリアンを倒すことだったんですよね。
「シュシュトリアン? どこ? どこ?」
ひとり、事情が飲み込めない英三郎。しかしパンダ男は、そんなことはお構いなしです。打魂棒でシュシュトリアンとネズミを入れ替えて、猫姫に食べさせてやるのだと、結構酷い作戦まで語って聞かせるのでありました。
ともかく変身すべく、花子は英三郎の持っていたバルミラクルを取ると、シュシュトリアンに変身しようとします。……って、英三郎、風呂上りの ローブ姿なのに、よくバルミラクルをちゃんと身につけていたなぁ。アクセサリーなんて後回しにしてもおかしくなさそうですけどね。
しかしながら、いつものようにくるんくるんと宙で回転する雪子と月子に対し、英三郎の姿の花子はうまくポーズを決めることができず、変身は失敗してしまいます。
「そうか、お前たちがシュシュトリアンだったのか」
その様子を見ていた英三郎が、ここで突然、すさまじい洞察力と理解力を発揮。どうやら全ての事情を把握してしまったようです。
何か言いたげな花子を「皆まで言うな、お父さんにまかせておけ!」と制すると、バルミラクルを受け取り、自らシュシュトリアンに変身しようとします。いろいろ凄いな、英三郎。
「乙女盛りに命をかけて」
「風に逆らう三姉妹」
「花と散ろうか、咲かせよか」
「「「有言実行三姉妹、シュシュトリアン!」」」
英三郎は見事にシュシュトリアンに変身。多少芝居ががかってはいますが、決めゼリフもしっかりとこなします。
ただ、最後のポーズだけがちょっとおかしい。両手を丸めて目に当て、メガネのようなポーズを取るのですが……。それ、どこから出てきたポーズなの? 木陰から見ていた花子が必死に正しいポーズを伝え、どうにか名乗りを決めることができました。やれやれ。
「古人曰く、『仏造って魂入れず』」
まあ今回の事件は、魂入れずっていうか、魂の入れ違いなんですけどね。まあ、魂が重要だよって言う部分は合っているから、まあいいか。
もちろん、十二支に入れなかった恨みを抱くパンダ男にそんなお説教が通じるはずもなく、戦闘開始です。
今回のエピソードを見る限り、単純な戦闘能力で言えば、パンダ男はそれほど強敵ではないと思います。ただ、何しろ手にしているのが打魂棒。一発でも当たってしまえばそれで終わりなので、なかなか近寄ることができません。
そこへフライドチキン男から、「パンダの好きなもので、気持ちをそらすのです!」とアドバイスが飛びます。そこで紅のバトンを合わせて「シュシュ大車輪」を使用。突然現れた1本のタイヤが、坂をゴロゴロと転がっていきます。それを見たパンダ男は、タイヤに抱きついたり、その上に座って遊び始めます。なんでも、北京動物園にいたときは、これさえあれば一日中ご機嫌だったのだとか。
パンダ男がタイヤに夢中になっている隙に、フライドチキン男が打魂棒を奪取。ついでにパンダ男を一発小突くと、我に返ったパンダ男は、打魂棒を取り返すべくフライドチキン男を追いかけてきます。……って、フライドチキン男がわざわざ小突いたりしなければ、タイヤに夢中になっていたパンダ男をそのまま退治できたような……。
公園内のアスレチックで、フライドチキン男とパンダ男の追いかけっこ。追いつ追われつの激しいデッドヒート、なのですが、この間、シュシュトリアンは何してるの?
フライドチキン男が滑り台を駆け下りたところで、ようやくシュシュトリアンが登場。再びパンダ男とのバトルです。
今度は打魂棒が無いから普通に戦えるのですが、どうも英三郎(in 花子)が弱くて、パンダ男に捕まえられてしまいました。普段の身体と違うということもあるでしょうけど、英三郎だって警察官なんだから、もうちょっとちゃんと戦えても良くない? パンダ男なんて、篠山、加納、荒木にもボコられる程度の強さなのにね。
見かねた花子が背後からパンダ男に飛び掛り、英三郎を救出。そして、「こうして、こうして、こうやるのよ」と、身振り手振りで戦い方を指南します。さらには、花のハンドサインをして、「花乱れ打ち」までやらせようとしますが……。これ、そんな程度で使えるようになる技なの?
案の定、「花乱れ打ち」と叫んでパンチを連打しますが、パンダ男には効かず、雪子と月子の助けを仰いでしまいます。最初のパンチは普通にヒットしていたし、なんで威力が弱くなっちゃうんだろう? 「花乱れ打ち」って、単なる打撃技じゃなくて、お酉様の超能力みたいなものが付与されていたりするんですかね?
しかし最後に、三人で決める「有言実行紅つむじ風」はなんとか成功。パンダ男はいずこかへ消え去ってしまいました。バトンを組むだけなら、英三郎でもしっかりと技を決められるんですね。
パンダ男は退治できたものの、重大な問題が残っています。ひとつは、英三郎と花子が入れ替わったままだということ。そしてもうひとつは、英三郎にシュシュトリアンの秘密がばれてしまったということです。
花子は英三郎に、シュシュトリアンのことを黙っていたことを謝罪します。そして英三郎も、忙しさにかまけて娘たちのことを理解していなかったと反省します。入れ替わったこと、そしてシュシュトリアンとして共に戦ったこと。いびつなやり方ではありましたけど、改めて親子の絆を再確認することができたようですね。
そこへいきなりフライドチキン男が現れ、英三郎の頭を殴って気絶させてしまいます。そしてその間に、打魂棒を使って花子と英三郎の魂を入れ替えてしまいました。これでまず、問題の一つ目は解決ですかね。
しかしもう一つの、シュシュトリアンの正体がばれちゃった件はちょっと面倒かなぁ、と思いきや……、フライドチキン男が目を醒ました英三郎に対していきなりのディープキス。「こうやって、今日の記憶を吸い取ってしまいます」って、えー!? それでいいの?
シュシュトリアンは正体がばれたらローストチキンにされてしまうわけですが、正体がばれてもその後でなんとかごまかせればOKってことなんですかね。まあ、ローストチキンにされるというのもお酉様が勝手に作ったルールっぽいし、運用自体はどうとでも手心を加えられるんでしょうけどね。第8話「謎の2・29事件」でも、ケーキ屋のおじさんに正体がばれているのもスルーされていますしね。
これで一件落着かと思いきや、一転して空に怪しい黒雲が湧き上がり、怪猫・猫姫が姿を現します。
「シュシュトリアンめ。今度会うときこそ、お前たちの最期だと思え!」
シュシュトリアンに宣戦布告すると、高笑いを残して去っていきます。シュシュトリアンも、せっかく敵を倒したのに、ちょっとしょんぼりとしたままエンディングとなるのでありました。
しかし今回、花子の担任の先生の誤解がまったく解かれていないんですけど……。花子、今後の小学校生活、大丈夫かしらん?
それから、今回の入れ替わりって、敵妖怪を倒せば勝手に元に戻るという、特撮によくある手法ではないようなので、物語冒頭で入れ替わった三人は、多分入れ替わったままなんですよね。サラリーマンになってしまった女性が、一番悲惨ですかねぇ。表に出てこない被害者たちに、幸あらんことを。
[次回予告]
「今日のお弁当何かしら?」
「たまご焼きとか入っているとうれしいね」
「お酉様からの指令です!」
「「「フライドチキン男」」」
「ほい」
「「「妖怪・米ツキバッタ!?」」」
「世の中のヤツに、復讐してやる!」
「「「有言実行三姉妹シュシュトリアン」」」
「妖怪・米ツキバッタ!」
「「「お楽しみに」」」
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