イーグルス先発の岩隈の攻略には成功したものの、2番手以降の投手に押さえ込まれて追加点を上げられず。終盤じわじわと追い上げられて随分冷や汗をかきましたが。どうにか1点差で振り切ることができました。前半の流れだったらもっと楽勝できていないとおかしいのですが、ともあれこれで5連勝ですよ。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計
| カープ
| 0
| 0
| 2
| 3
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 5
| イーグルス
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 2
| 1
| 1
| 0
| 4
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先発の大竹は6回97球を投げて、7安打2四球2奪三振で2失点。初回に内野安打と打撃妨害という不運な形で無死1、2塁というピンチを招いたのですが、内野フライと併殺で無失点。野手の好守もあって、ランナーを出しながらも落ち着いて自分の投球をするという、いつもの大竹でしたね。しかし6回表、2死無走者から山崎にホームランを浴びて、ついに連続無失点が43イニングで途絶えてしまいました。打たれたのはけして悪い球じゃなかったんですけどね。大竹にとっても今季初被弾ということで、記録が途絶えるときというのはこんなものなんでしょうか。
ただ、その後さらに続けて2点目を取られたというのはちょっと余計でしたね。ランナーを出しても落ち着いて投げられたのが大竹の良かった点だったのですから、点を取られても落ち着いて後続を抑えて欲しかったところです。でもまあ、連続無失点が途絶えた直後ですから、気持ちが切れてしまうのも仕方がないかもしれませんけどね。
連続無失点中は特殊な精神状態だったかもしれませんが、記録が途絶えたことで、次回以降の登板で真価を問われることになります。今日もとりあえず勝ち星はつきましたので、次回からの登板でも、これまでどおりの安定した投球を見せてもらいたいですね。
大竹の後を受けた横山とシュルツですが、7回8回に1失点ずつと、今日はちょっとピリッとしませんでしたね。7回表の相手の走塁ミスが無ければ、一気に逆転されていてもおかしくはありませんでした。梅津も含めて、開幕から磐石だった中継ぎ陣ですが、少しずつ打たれるケースも出てきましたね。最近は永川が安定していますし、林も頑張っていますが、流石にみんながみんな一年間ずっと好調を維持することはできないでしょうから、誰かが調子を落としたら誰かが調子を上げてフォローするような形が取れれば良いんですけどね。
打線は8安打5四球で5得点。制球に苦しむ岩隈をKOしたところまでは良かったのですが、5回以降、2番手の井坂を打ちあぐんだことが、試合をもつれさせる原因となってしまいました。
目立ったのは1番の梵。3回に先制のタイムリーを放てば、4回には駄目押しのように見えた2点タイムリー2ベースで、2安打3打点の活躍でした。打率はまだまだ物足りない数字ですが、1番に入ってから四球もよく選んでいますし、しぶといバッティングができるようになってきました。
それから地味に効いたのが、4回裏の石井の押し出し四球。無死満塁から点を取れないまま2死まで追い込まれてしまっただけに大きいプレーでした。それが梵のタイムリーにも繋がりましたね。
明日は中止になった昨日の試合の予備日です。昨日の先発が予定されていた斉藤が先発でしょうか。今日は勝てたものの、終盤無駄にグダグダしてしまいました。斉藤にはその悪い流れをなんとか断ち切ってもらいたいですね。
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