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 広島東洋カープの梵英心内野手が、2006年のセントラルリーグ新人王を獲得しました。おめでとうございます。
 正直なところ、新人王はベイスターズの吉村かと思っていたので驚きました。規定打席に到達していたことと、守備・走塁面が評価されたのでしょうか。

 今シーズンの打撃成績は、450打数130安打で打率.289、二塁打20、三塁打8、本塁打8、36打点、62三振、30四死球、12犠打、2犠飛、13盗塁。春先は全然打てずに苦労したのですが、ブラウン監督の我慢強い起用に応え、徐々に数字を伸ばしていきました。
 特筆すべきは三塁打数がリーグトップだということで、足の速さはもちろんですが、次の塁を狙う積極性と判断力に優れていたという証拠ですね。日米野球でも、ワイルドピッチで1塁から一気に3塁まで到達するというシーンがありました。
 守備面でも、ショートというポジションに加えて内野が土の広島市民球場が本拠地だったこともあってエラー数こそ増えてしまいましたが、広い守備範囲と安定した守りを見せてくれました。特にセンター前に抜けそうな当たりをよく好捕していたという印象が残っています。

 とにかく長年の懸案事項だったカープの二遊間に、ようやく本格化した東出と並んで、ぴたっとはまる人材が出てきてくれたのが本当に嬉しいです。来年は1番梵、2番東出という構想のようですが、二人のタイプを考えれば妥当なところでしょうね。
 今年の梵の結果は、新人としては充分合格点を与えられるレベルです。しかし来年以降は更に数字を積み上げて、オールスター、ベストナインクラスの活躍を期待したいところです。梵ならばやってくれるのではないかと信じています。





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