米軍での制式名は"United States Rifle, 7.62 mm, M14,"
第二次世界大戦・朝鮮戦争で使われたM1ガーランドの改良型として開発され、ベトナム戦争に投入されたが、重い、長い、高温多湿のベトナムではウッドのストックが腐るなどの理由により、より軽量で口径の小さいM16に取って変わられた。しかし、7.62mmということで有効射程が長く、長距離射撃に向くため、海兵隊や特殊部隊を中心に狙撃銃などとしてこれを使い続ける部隊もある。狙撃兵などの特殊兵科、さらには各紛争地で活躍する民間軍事会社(PMC)のオペレーターなど、プロ嗜好の強い銃であることでも有名である。
長いM14の短縮バージョンがSOCOMと呼ばれるセミオートのみの民間型。wikiによれば「元の銃は上記の通り長く取り回しにくいが、7.62mm弾の威力を至近距離で使用するため、銃身を切りつめ取り回しやすくして限定条件下での使用に特化した、特殊用途向けをイメージしてごく最近になって追加されたモデルである。SOCOMと呼ばれる特殊部隊であたかも使用、運用されていることを連想させる名称であり、メーカーの営業戦略上の命名であることを強く感じさせる。」とあり、部隊としてのSOCOM御用達ではない様だ。
写真はバレルを短くして銃口をZMハイダーに換装したモデル。フロントにはRISとバイポッドアダプタを装備してある。
○イのトイガンとしては素直な弾道、セミオート時のトリガーのキレ、命中精度など1・2を争う出来。
これはいい銃です。