新年明けましておめでとうございます。と、型通りのあいさつですが、「チコちゃん」に「新年はどうしてめでたいの?」と訊かれたら、どう答えるんでしょうか。歳をとると変なことを考えるようになるようです。また、歳を重ねるごとに1年がますます短くなるような感じがします。これは私だけでなく、多くの皆さんが実感していることかもしれません。
さて、令和元年(2019年)の年の瀬は気温が高めで穏やかな日が続いては、一度降った雪もすっかり消えて、久しぶりに雪のない正月になるのかな、と思っておりました。ところが、大晦日の31日は天気が一変して朝から暴風雨に見舞われ、午後から次第に風はおさまりましたが、どんどん気温が下がって夕方からは雪に変わりました。
翌、令和2年元日、朝起きて見ると10cmほど積もって一面真っ白になっておりました。以前と同じような写真ですが、その様子です。
まだ実をつけた奥の柿の木を含めて、庭木に花が咲いたようになりました。
今の時期、屋根の下は、屋根から滑り落ちた雪がうず高くなっているのが普通ですが、この冬は写真のように真っ平です。雪の多い年は屋根に届きそうになるくらい雪が積みあがり、雪寄せをしたこともあります。
そんな雪でも雪囲いをしなくて済むように、我が家では90cm幅の濡れ縁?を設け、雪抑えにもなる手すりを付けております。このスペースは干し柿を吊るすのにちょうどいい場所になります。もっともそれは後で思ったことですが。
朝は10cmほどの雪でしたが、その後はさらに激しく雪が降り続き、昼頃には30cmほども積もりました。あわててポンプのスイッチを入れ散水するものの、消雪が追い付かないような有様です。
家の出入り口に積もった雪だけで、道路を走る車のタイヤ半分が隠れる状態です。午後に雪寄せを行いました。除雪車で寄せられた重い雪が無いだけ、楽な雪寄せです。
雪が少な過ぎるのも困ります(山の雪は天然の貯水池)が、今年は余り雪が多くないことを願うばかりです。
ところで、年末の好天に恵まれた日、我が家の近くから見える遠くの山が白く輝いておりました。そんな姿を見るとうれしくなります。
「秋田駒ヶ岳」です。左手のピークが「男岳」、外輪山の中の円錐状の盛り上がりが「女岳」です。外輪山が西に傾いているのでその中が全部見えます(麓からは見えません)。こんな山はなかなか無いと思います。秋田側から眺める「駒ヶ岳」は存在感があります。
別の日に別の場所から写したもので、少し引いた写真です。
右手に特徴的な姿をした「岩手山」が見えます。学生時代を「盛岡」で過ごしましたので、特別の愛着があります。
「秋田市」の市街地の東に聳える「太平山」です。
我が家の辺りは「太平山」の南方向に当たるので、晴れた日には、冬の低い日射しを受けて輝く姿が、我が家のキッチンからもよく見えます。
ところで、写真に目を凝らすと、頂上に白いとんがりが見えます。さらに写真を拡大すると、とんがりも含めて建物が三つあるように見えます。頂上には「三吉神社」の奥宮がありますが、白いとんがりに見える一番大きな建物は「参篭所」と思われます。「見える、見える・・・」と密かに喜んでいるのは私だけかもしれません。
「仙北平野」歩きの次の記事は「旧大曲市藤木を往く」を予定しております。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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