ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧仙北町高梨を往くー3(その4)

2017年06月07日 | 旧仙北町を往く

●歩いた日:20161228日(水)

●歩いた所:沼田・川前・水里・田茂木・金堀・米打橋

●歩いたログ(道のり:7.2km

(以上の地図:国土地理院)

 「丸子川」に架かる「丸高橋」の手前から引返し、また先ほどまで歩いてきた道の先をたどる。少し進んでカメラを取り出す。

📷009:「米打橋」の道

 この辺で道が大きくカーブしており、墓地を挟んで県道と接するばかりになっている。S23年の航空写真(後で掲げる)を見ると、かつて「丸子川」がここで大きく蛇行しており、当時は川原沿いの道であったことがわかる。

 ケヤキと思われる道端の大木が見事である。二階建ての小屋と比べると、その高さが実感できる。この木は、いつの時代からこの道を通る人を見下ろしているのだろうか。

 さらに進むと、左手奥に大きな建物があるので近づいてみると、農業集落排水の処理施設である。そこはかつての川原と思われる。

 やがて、広い道に突き当たって古い道は完全に途切れる。北に進んで、いったん「北川目橋」を渡って引返す。JAのカントリーエレベーターの近くで県道に出る。帰りは県道を行くこととする。

 県道を少し進んで、西にカメラを向ける。

📷010:「高梨」の県道

 あわせてS23年の航空写真(国土地理院)もご覧いただきたい。

 真っすぐに延びる県道はすでに整備されているが、「丸子川」が大きく蛇行していたところで微妙に曲がっている。

 また、県道両側の田んぼもきれいに区画整理されており、区画整理にあわせて真っすぐに道を通したものと思われる。

 なお、下に亀甲型をした「池田氏」の屋敷が見える。

 県道をしばらく西に進む。

 途中、ある家の前の道路脇に、毛布にくるまれ顔だけ出しておとなしく座っている柴犬がいる。人が通ると弱々しく吠える。小荷物を配達に来た若い兄さんが思わず目を向ける。私も見入ってしまった。

 市役所支所近くの十字路から先は、先ほど歩いたので、ここで左に折れ、田んぼ中の道をまっすぐ車に向かう。

(終わり)

●ブログに掲載したログ(足跡)の累計(累計の道のり:150.2km)

  次回から、昨年の今頃に歩いた「旧大曲市四ツ屋・旧仙北町横堀を往く」を掲載する予定ですが、原稿にだいぶ手を加える必要がありますので、少し間隔が空くかもしれません。よろしくお願いいたします。


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