●歩いた日:2016年10月5日(水)
●歩いた所
・長 野:柳田、小豆瀬、漆原
・北長野:板屋、中川原、館ノ郷、野口前、道ノ上、道の下、鍛治屋敷
・上鶯野:古舘、石持、新屋敷
●歩いたログ(足跡)(道のり:7.8km)
(以上の地図:国土地理院)
「石持」の一角から鉄道脇の家が立ち並んでいる「新屋敷」の集落の中を巡り歩いた後、鉄道の下を潜って国道に出る。ここから国道を歩いて引返す。
国道を少し進むと、両側に家が軒立ち並んだところに「浮島」と書かれたバス停がある。ずいぶん風流な地名だと思い、「地名への・・」をひもといてみると、「水に浮かんでいるようにみえる島状の地形」で湿地を意味するとある。ただ、地図に「浮島」の地名は見当たらず、この辺は「鍛治屋敷」と記されている。
さらに進んで、国道から鉄道越しに「石持」方面を望む。
📷006:「石持」方面を望む
先ほど鉄道の向こう側の道を左から右に歩いて行ったところ。中央奥が「石持」の集落である。この日はそのほんの一角にしか足を踏み入れていなので、早く集落の中を歩いてみたい。
左端のこんもりした木立のところが肝煎屋敷である。右端の鉄道際にある大きな木立は、「石持」に向かって歩いている時から目に付いていたが、道からだいぶ離れているので寄らないでしまった。田んぼの中にぽつんと残されている木立なので、たぶん神社が建つのであろう。
「イオン中仙店」の前を通り過ぎ、「中仙市民会館」のところに来ると、国道から右手に分かれる道があるのでそちらに向かう。やがて右手に神社が見えてくる。
📷007:「館郷神社」
この道は昔の「角館街道」である。道の左側が「道ノ上」、右側が「道ノ下」のようである。道右手の木立の中に神社が建つ。近づくと境内入口の石柱に「館郷神社」とあり、その横に「菅江真澄の道」の標柱が建つ。
標柱には「館ノ郷神社」と書かれ、「一郷の総鎮守」とあり、石柱の方は「館郷神社」と刻まれており、「ノ」の字が入ったり省略されたりしている。ちなみに、この入口左脇に会館があって(📷007の写真、道奥の白い建物)、こちらは「館郷」となっている。
家が立ち並ぶ昔の「角館街道」をさらに進む。昔の風情を残した家並が続く。道は微妙にカーブした後、「田沢湖線(秋田新幹線)」の踏切近くの商店の多い場所に出る。そこで振り返ってカメラを取り出す。
📷008:「野口前」の旧角館街道
奥から手前に歩いてきたところ。写真の右へ行く道は、商店が連なる中を通ってすぐ「国道105号線」、現在の「角館街道」に出る。
この後、旧街道の踏切は渡らず、真っすぐ進んで「長野駅」の裏側に至る。そこに駅裏の入口があるので、そこから線路を横断しようと思ったが、乗車券をポストのような箱に入れないと駅の構内に入れないようなので通り過ぎる。JAの現在の米倉庫の前をさらに通り過ぎてから踏切りを横断し、また旧街道に出て車を止めてある駅横の駐車場に戻る。
(終わり)
●ブログに掲載したログの累計(累計の道のり:248.2km)
次回からは、快晴の雪景色を眺めながら歩いた「旧大曲市四ツ屋」の記事を掲載する予定です。
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