今年(2019年)の冬は、2月の中頃から穏やかで気温の高い日が多かったため、いつもの年よりも月ほども早く雪が解け、3月中旬には我が家の庭や裏の畑回りに「バッケ(フキノトウ)」が萌え出し、さっそく採ってきて天ぷらや「バッケ味噌」にして春の香りを楽しみました。
しかし、今日3月23日は久しぶりに冬型の気圧配置になって、気温が低く朝からどんより曇り、そのうち白いものがちらついて来たなと思う間もなく、視界が効かなくなるほど激しく雪が降ってきました。
地面や庭木がみるみる白く変わっていきます。中央の「枝垂桜」の下に芽を出した「バッケ」も雪に覆われて姿を隠してしまいました。
冬型の気圧配置といっても3月の天気で、我が家の温度計は2度を示していました。雪は降りながらもどんどん消えていくという状態で、舗装しているところは白くはなりませんでした。
激しい雪降りが止んで日が射してきました。
すると、さっきまで真っ白だった地面はあっという間に地肌を現し、庭木も雪を払い落としてすっきりしたというような姿になりました。「枝垂桜」の根元の「バッケ」も再び顔を出し、日射しを浴びて黄緑に輝いております。庭の石も日射しで温まったのでしょうか、すぐに乾き始めております。
名残りの雪景色でした。
(終わり)
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